人が住むほど、森が“澄んで”いく。屋久島で自然の営みに気づいた菌築家・小野司さんが宿泊施設「Sumu Yakushima」を通じて育む、土中の菌と人のつながり

人が住むほど、森が“澄んで”いく。屋久島で自然の営みに気づいた菌築家・小野司さんが宿泊施設「Sumu Yakushima」を通じて育む、土中の菌と人のつながり

人が住むほど、森が“澄んで”いく。屋久島で自然の営みに気づいた菌築家・小野司さんが宿泊施設「Sumu Ya...概要を表示 人が住むほど、森が“澄んで”いく。屋久島で自然の営みに気づいた菌築家・小野司さんが宿泊施設「Sumu Yakushima」を通じて育む、土中の菌と人のつながり 2024.12.20 Regenerative Design Regenerative Design MizunoAtsumi MizunoAtsumi 「キンチクカ」と初めて聞いたとき、とっさに漢字に変換できませんでした。 正解は「菌築家」。現在は、屋久島を拠点に世界各地で土中の生態系に存在する”菌のつながり”をいかした建築設計に取り組む、小野司（おの・つかさ）さんの肩書きです。 都市部において、ヒートアイランド現象を防ぐために屋上や建物の壁面を活用して植物を育てる緑化の取り組みは、珍しいものではなくなりつつあります。けれどもそれは、建物が自然の一部として存在し、循環の中に組み込まれることを目指す“菌築”とは、大きく違います。 小