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ノンフィクション作家・魚住昭氏が極秘資料をひもとき、講談社創業家・野間家が歩んできた激動の日々と... ノンフィクション作家・魚住昭氏が極秘資料をひもとき、講談社創業家・野間家が歩んできた激動の日々と、日本出版界の知られざる歴史を描き出す大河連載「大衆は神である」。 戦時中、出版・報道への統制を強めた軍部との「連絡役」をつとめた講談社社員の赤裸々な証言から、知られざる軍部の出版統制の実態が浮かび上がってくる。 第七章 紙の戦争──毒饅頭(2) 驚くほどあからさまに 萱原宏一と同期(昭和2年入社)の竹中保一が事実上の“鈴木庫三番”に指名されるのは、萱原が鈴木宅に頭を下げに行った直後のことだった。竹中はこの章の冒頭に書いたように、社史から抹消された「顧問料」の証言者である。しかし、彼は自分の証言が最終稿で削られたことを知らないまま、社史校了直前の昭和34年9月4日に亡くなった。享年57。 履歴を見ると、「『キング』『現代』編集部勤務。『海軍』編集長。特に戦時中、困難な軍官方面の連絡交渉に当った。