メールや USB メモリなどを利用して、データの受け渡しをする場合もあることでしょう。
特に、USB メモリは大容量でも安価ですので、気軽にデータを扱うことができて便利です。
メールや USB メモリなどでデータの受け渡しは便利なだけに、最低限のセキュリティは確認しておきたいところ。
「この間、あんたからもらったデータにコンピュータウィルスが入ってたよ!!」などと文句を言われないように、ウィルスチェックくらいは行っておくべきでしょう。
Linux では、感染するウィルスが非常に少ないため、ウィルスチェックは不要とも言えますが、データの受け渡しを行うとなれば、データを渡す相手が Windows マシンの可能性もありますので、話は別です。
データを渡す相手が Windows マシンであれば、Linux 上では無害であっても、Windows 上では大きな被害をもたらす可能性があります。
データを渡したり、受け取ったりする時には、必ずウィルスチェックは行うようにしておきましょう。
さて、ちょっとしたウィルスチェックであれば、コマンドで行うよりも GUI が楽ですね。
「nautilus-clamscan」は Gnome 標準のファイルマネージャである「Nautilus」にウィルスチェックのコンテキストメニューを追加してくれる拡張機能です。
「Nautilus」でのちょっとしたウィルスチェック作業には非常に重宝してくれますww
使い方も簡単ですので、「nautilus-clamscan」を使ってみましょう。
特に、USB メモリは大容量でも安価ですので、気軽にデータを扱うことができて便利です。
メールや USB メモリなどでデータの受け渡しは便利なだけに、最低限のセキュリティは確認しておきたいところ。
「この間、あんたからもらったデータにコンピュータウィルスが入ってたよ!!」などと文句を言われないように、ウィルスチェックくらいは行っておくべきでしょう。
Linux では、感染するウィルスが非常に少ないため、ウィルスチェックは不要とも言えますが、データの受け渡しを行うとなれば、データを渡す相手が Windows マシンの可能性もありますので、話は別です。
データを渡す相手が Windows マシンであれば、Linux 上では無害であっても、Windows 上では大きな被害をもたらす可能性があります。
データを渡したり、受け取ったりする時には、必ずウィルスチェックは行うようにしておきましょう。
さて、ちょっとしたウィルスチェックであれば、コマンドで行うよりも GUI が楽ですね。
「nautilus-clamscan」は Gnome 標準のファイルマネージャである「Nautilus」にウィルスチェックのコンテキストメニューを追加してくれる拡張機能です。
「Nautilus」でのちょっとしたウィルスチェック作業には非常に重宝してくれますww
使い方も簡単ですので、「nautilus-clamscan」を使ってみましょう。
【インストール】
「nautilus-clamscan」はパッケージ化されているので、「APT」でインストールします。
これでインストールは完了です。
「nautilus-clamscan」を有効にするには、Gnome などの統合デスクトップを再起動する必要があるので、ログインしている場合は一旦ログアウトして、再度ログインします。
【使い方(スキャン)】
使い方は簡単です。
「Nautilus」でスキャンしたいファイルやディレクトリを選択し、右クリックで表示されるコンテキストメニューから「Scan for viruses...」を選択するだけです。

「Scan for viruses...」を選択すれば、スキャンが実行され、スキャンの状態、結果が表示されます。

右クリックで表示されるメニューから、「Scan for viruses...」を選択するだけなので、特に難しい操作は不要です。
【パターンデータの更新】
たまに新聞やニュースなどで、「新種のコンピュータウィルスである、○○が猛威を振るっている」などを見たり聞いたりすることでしょう。
非常に迷惑な話ですが、コンピュータウィルスは常に新しいものが出てきております。
ウィルススキャンの基本はパターンデータ(ウィルス特有のデータパターンなど)を元にウィルスであるかを判別するので、パターンデータが古いと最新のウィルスを検知できない場合があります。
ですので、パターンデータは最新にしておく必要があります。
「nautilus-clamscan」は、インストール時に「clamav-freshclam」というパターンデータの自動アップデートを行うサービス(プログラム)をデーモン起動してくれますので、パターンデータは自動で最新状態をキープしてくれます。
ですので、パターンデータの更新は手動で何かを行う必要がありません。
通常は不要ですが、手動でパターンデータの更新を行いたい場合、
「$ sudo freshclam」
を実行すれば、その時点でパターンデータの更新を行ってくれます。
パターンデータの保存先の権限のため、「freshclam」は管理者権限(sudo)で実行する必要があります。
また、パターンデータの更新は「/var/log/clamav/freshclam.log」に保存されますので、たまにパターンデータの更新状況を確認しておくといいでしょう。
(「/var/log/clamav/freshclam.log」は、「clamav-freshclam」の自動更新、「freshclam」の手動更新ともにログ保存されます)
ちなみに、パターンデータは「/var/lib/clamav」というディレクトリに保存されています。
ウィルススキャンが行われなくなる可能性があるので、「/var/lib/clamav」は手を出さないのが無難です。
【ClamAV の GUI フロントエンド】
「nautilus-clamscan」は「ClamAV」というアンチウイルスソフト(ウィルススキャンのエンジン)を利用して、ウィルススキャンを行っています。
「ClamAV」には、「ClamTk」という GUI フロントエンドがあり、Ubuntu 10.04 でパッケージ化されてます。「ClamTk」にはスケジュール機能もありますので、一緒にインストールしておけば、自動スキャンも GUI で設定できます。
「ClamTk」は以下にてインストールします。
これでインストールは完了です。
インストール時にメニュー登録されるので、Gnome の場合、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「ウィルススキャナ」で起動します。
現時点、Ubuntu 10.04 でパッケージ化されている「ClamTk」のバージョンは 4.25 です。
「ClamTk Virus Scanner」(http://clamtk.sourceforge.net/debian.html)では、4.28 というバージョンがリリースされています。
このため、「ClamTk」では、GUI が最新のバージョンでないと表示されてしまいます。
どうしても最新バージョンを利用するということであれば、「ClamTk Virus Scanner」(http://clamtk.sourceforge.net/debian.html)からパッケージをダウンロードしてインストールする必要があります。
(4.28 のインストールなどは自己責任でお願いします)
「nautilus-clamscan」はちょっとしたファイルやディレクトリのスキャン用、「ClamTk」は定期的なスキャン用と使い分けてもいいかもしれません。
ただし、スキャンエンジンは「ClamAV」です。
「AVG」や「Avira」などでは問題なく検知できるウィルスが、「ClamAV」では検知できなかったという事例を聞くことがあります。
直近で有名なものであれば、Firefox のアドオンにウィルスがあったという事例。
「ClamAV」を利用していたために、ウィルスが検知できなかったということだったかと。
個人的に、「ClamAV」は最新のウィルスに関しての対応が怪しいので、利用は微妙なところ。。。
まあ、最新のウィルスにめぐり合うことは、確率的に非常に稀なので、普通に使う分には気にすることはないのでしょうけど。。。
「nautilus-clamscan」はパッケージ化されているので、「APT」でインストールします。
$ sudo apt-get update
~ 略 ~
$ sudo apt-get install nautilus-clamscan
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
clamav clamav-base clamav-freshclam libclamav6 libtommath0 python-clamav python-nautilus
提案パッケージ:
clamav-docs libclamunrar6
以下のパッケージが新たにインストールされます:
clamav clamav-base clamav-freshclam libclamav6 libtommath0 nautilus-clamscan python-clamav python-nautilus
アップグレード: 0 個、新規インストール: 8 個、削除: 0 個、保留: 3 個。
4,734kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 11.2MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? y
取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libtommath0 0.39-3ubuntu1 [54.9kB]
取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-updates/main libclamav6 0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1 [3,705kB]
取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-updates/main clamav-base 0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1 [291kB]
取得:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-updates/main clamav-freshclam 0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1 [302kB]
取得:5 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid-updates/main clamav 0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1 [321kB]
取得:6 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/universe python-clamav 0.4.1-1.1ubuntu1 [16.7kB]
取得:7 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/universe python-nautilus 0.6.1-1 [22.8kB]
取得:8 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/universe nautilus-clamscan 0.2.2-2ubuntu1 [20.7kB]
4,734kB を 13s で取得しました (361kB/s)
パッケージを事前設定しています ...
未選択パッケージ libtommath0 を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 128246 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../libtommath0_0.39-3ubuntu1_i386.deb から) libtommath0 を展開しています...
未選択パッケージ libclamav6 を選択しています。
(.../libclamav6_0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1_i386.deb から) libclamav6 を展開しています...
未選択パッケージ clamav-base を選択しています。
(.../clamav-base_0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1_all.deb から) clamav-base を展開しています...
未選択パッケージ clamav-freshclam を選択しています。
(.../clamav-freshclam_0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1_i386.deb から) clamav-freshclam を展開しています...
未選択パッケージ clamav を選択しています。
(.../clamav_0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1_i386.deb から) clamav を展開しています...
未選択パッケージ python-clamav を選択しています。
(.../python-clamav_0.4.1-1.1ubuntu1_i386.deb から) python-clamav を展開しています...
未選択パッケージ python-nautilus を選択しています。
(.../python-nautilus_0.6.1-1_i386.deb から) python-nautilus を展開しています...
未選択パッケージ nautilus-clamscan を選択しています。
(.../nautilus-clamscan_0.2.2-2ubuntu1_all.deb から) nautilus-clamscan を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
ureadahead のトリガを処理しています ...
libtommath0 (0.39-3ubuntu1) を設定しています ...
libclamav6 (0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1) を設定しています ...
clamav-base (0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1) を設定しています ...
clamav-freshclam (0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1) を設定しています ...
* Starting ClamAV virus database updater freshclam [ OK ]
clamav (0.96.1+dfsg-0ubuntu0.10.04.1) を設定しています ...
python-clamav (0.4.1-1.1ubuntu1) を設定しています ...
python-nautilus (0.6.1-1) を設定しています ...
nautilus-clamscan (0.2.2-2ubuntu1) を設定しています ...
libc-bin のトリガを処理しています ...
ldconfig deferred processing now taking place
python-support のトリガを処理しています ...
python-central のトリガを処理しています ...
これでインストールは完了です。
「nautilus-clamscan」を有効にするには、Gnome などの統合デスクトップを再起動する必要があるので、ログインしている場合は一旦ログアウトして、再度ログインします。
【使い方(スキャン)】
使い方は簡単です。
「Nautilus」でスキャンしたいファイルやディレクトリを選択し、右クリックで表示されるコンテキストメニューから「Scan for viruses...」を選択するだけです。

「Scan for viruses...」を選択すれば、スキャンが実行され、スキャンの状態、結果が表示されます。

右クリックで表示されるメニューから、「Scan for viruses...」を選択するだけなので、特に難しい操作は不要です。
【パターンデータの更新】
たまに新聞やニュースなどで、「新種のコンピュータウィルスである、○○が猛威を振るっている」などを見たり聞いたりすることでしょう。
非常に迷惑な話ですが、コンピュータウィルスは常に新しいものが出てきております。
ウィルススキャンの基本はパターンデータ(ウィルス特有のデータパターンなど)を元にウィルスであるかを判別するので、パターンデータが古いと最新のウィルスを検知できない場合があります。
ですので、パターンデータは最新にしておく必要があります。
「nautilus-clamscan」は、インストール時に「clamav-freshclam」というパターンデータの自動アップデートを行うサービス(プログラム)をデーモン起動してくれますので、パターンデータは自動で最新状態をキープしてくれます。
ですので、パターンデータの更新は手動で何かを行う必要がありません。
通常は不要ですが、手動でパターンデータの更新を行いたい場合、
「$ sudo freshclam」
を実行すれば、その時点でパターンデータの更新を行ってくれます。
パターンデータの保存先の権限のため、「freshclam」は管理者権限(sudo)で実行する必要があります。
「freshclam」の実行例
$ sudo freshclam
ClamAV update process started at xxx Mon dd hh:mm:ss yyyy
main.cvd is up to date (version: xx, sigs: xxxxxx, f-level: xx, builder: sven)
daily.cvd is up to date (version: xxxxx, sigs: xxxxxx, f-level: xx, builder: ccordes)
bytecode.cvd is up to date (version: xx, sigs: xx, f-level: xx, builder: edwin)
また、パターンデータの更新は「/var/log/clamav/freshclam.log」に保存されますので、たまにパターンデータの更新状況を確認しておくといいでしょう。
(「/var/log/clamav/freshclam.log」は、「clamav-freshclam」の自動更新、「freshclam」の手動更新ともにログ保存されます)
ちなみに、パターンデータは「/var/lib/clamav」というディレクトリに保存されています。
ウィルススキャンが行われなくなる可能性があるので、「/var/lib/clamav」は手を出さないのが無難です。
【ClamAV の GUI フロントエンド】
「nautilus-clamscan」は「ClamAV」というアンチウイルスソフト(ウィルススキャンのエンジン)を利用して、ウィルススキャンを行っています。
「ClamAV」には、「ClamTk」という GUI フロントエンドがあり、Ubuntu 10.04 でパッケージ化されてます。「ClamTk」にはスケジュール機能もありますので、一緒にインストールしておけば、自動スキャンも GUI で設定できます。
「ClamTk」は以下にてインストールします。
$ sudo apt-get install clamtk
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
libbit-vector-perl libcarp-clan-perl libdate-calc-perl libdigest-hmac-perl libdigest-sha1-perl libfile-find-rule-perl libnet-dns-perl
libnet-ip-perl libnumber-compare-perl libtext-glob-perl
提案パッケージ:
cabextract
以下のパッケージが新たにインストールされます:
clamtk libbit-vector-perl libcarp-clan-perl libdate-calc-perl libdigest-hmac-perl libdigest-sha1-perl libfile-find-rule-perl
libnet-dns-perl libnet-ip-perl libnumber-compare-perl libtext-glob-perl
アップグレード: 0 個、新規インストール: 11 個、削除: 0 個、保留: 3 個。
1,053kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 4,116kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]? y
取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libtext-glob-perl 0.08-2 [8,840B]
取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libnumber-compare-perl 0.01-6 [7,036B]
取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libfile-find-rule-perl 0.32-1 [31.1kB]
取得:4 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libcarp-clan-perl 6.02-1 [13.2kB]
取得:5 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libbit-vector-perl 7.1-1 [173kB]
取得:6 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/universe libdate-calc-perl 6.0-1 [276kB]
取得:7 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libdigest-sha1-perl 2.12-1build1 [26.2kB]
取得:8 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libdigest-hmac-perl 1.01-7 [10.6kB]
取得:9 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libnet-ip-perl 1.25-2 [30.3kB]
取得:10 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/main libnet-dns-perl 0.65-1build1 [278kB]
取得:11 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ lucid/universe clamtk 4.25-1 [199kB]
1,053kB を 4s で取得しました (235kB/s)
未選択パッケージ libtext-glob-perl を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 128375 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../libtext-glob-perl_0.08-2_all.deb から) libtext-glob-perl を展開しています...
未選択パッケージ libnumber-compare-perl を選択しています。
(.../libnumber-compare-perl_0.01-6_all.deb から) libnumber-compare-perl を展開しています...
未選択パッケージ libfile-find-rule-perl を選択しています。
(.../libfile-find-rule-perl_0.32-1_all.deb から) libfile-find-rule-perl を展開しています...
未選択パッケージ libcarp-clan-perl を選択しています。
(.../libcarp-clan-perl_6.02-1_all.deb から) libcarp-clan-perl を展開しています...
未選択パッケージ libbit-vector-perl を選択しています。
(.../libbit-vector-perl_7.1-1_i386.deb から) libbit-vector-perl を展開しています...
未選択パッケージ libdate-calc-perl を選択しています。
(.../libdate-calc-perl_6.0-1_i386.deb から) libdate-calc-perl を展開しています...
未選択パッケージ libdigest-sha1-perl を選択しています。
(.../libdigest-sha1-perl_2.12-1build1_i386.deb から) libdigest-sha1-perl を展開しています...
未選択パッケージ libdigest-hmac-perl を選択しています。
(.../libdigest-hmac-perl_1.01-7_all.deb から) libdigest-hmac-perl を展開しています...
未選択パッケージ libnet-ip-perl を選択しています。
(.../libnet-ip-perl_1.25-2_all.deb から) libnet-ip-perl を展開しています...
未選択パッケージ libnet-dns-perl を選択しています。
(.../libnet-dns-perl_0.65-1build1_i386.deb から) libnet-dns-perl を展開しています...
未選択パッケージ clamtk を選択しています。
(.../archives/clamtk_4.25-1_all.deb から) clamtk を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
desktop-file-utils のトリガを処理しています ...
python-gmenu のトリガを処理しています ...
Rebuilding /usr/share/applications/desktop.ja_JP.utf8.cache...
python-support のトリガを処理しています ...
libtext-glob-perl (0.08-2) を設定しています ...
libnumber-compare-perl (0.01-6) を設定しています ...
libfile-find-rule-perl (0.32-1) を設定しています ...
libcarp-clan-perl (6.02-1) を設定しています ...
libbit-vector-perl (7.1-1) を設定しています ...
libdate-calc-perl (6.0-1) を設定しています ...
libdigest-sha1-perl (2.12-1build1) を設定しています ...
libdigest-hmac-perl (1.01-7) を設定しています ...
libnet-ip-perl (1.25-2) を設定しています ...
libnet-dns-perl (0.65-1build1) を設定しています ...
clamtk (4.25-1) を設定しています ...
これでインストールは完了です。
インストール時にメニュー登録されるので、Gnome の場合、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「ウィルススキャナ」で起動します。
現時点、Ubuntu 10.04 でパッケージ化されている「ClamTk」のバージョンは 4.25 です。
「ClamTk Virus Scanner」(http://clamtk.sourceforge.net/debian.html)では、4.28 というバージョンがリリースされています。
このため、「ClamTk」では、GUI が最新のバージョンでないと表示されてしまいます。
どうしても最新バージョンを利用するということであれば、「ClamTk Virus Scanner」(http://clamtk.sourceforge.net/debian.html)からパッケージをダウンロードしてインストールする必要があります。
(4.28 のインストールなどは自己責任でお願いします)
「nautilus-clamscan」はちょっとしたファイルやディレクトリのスキャン用、「ClamTk」は定期的なスキャン用と使い分けてもいいかもしれません。
ただし、スキャンエンジンは「ClamAV」です。
「AVG」や「Avira」などでは問題なく検知できるウィルスが、「ClamAV」では検知できなかったという事例を聞くことがあります。
直近で有名なものであれば、Firefox のアドオンにウィルスがあったという事例。
「ClamAV」を利用していたために、ウィルスが検知できなかったということだったかと。
個人的に、「ClamAV」は最新のウィルスに関しての対応が怪しいので、利用は微妙なところ。。。
まあ、最新のウィルスにめぐり合うことは、確率的に非常に稀なので、普通に使う分には気にすることはないのでしょうけど。。。