Fate/Zero　第8話　「魔術師殺し」　感想: アニメ感想【カニ】: あくあぐらす～Aqua Glass～

Fate/Zero　第8話　「魔術師殺し」　感想 2011-11-20

全て切嗣の掌の上。
対ケイネス戦に関してどこまで作戦通りだったのでしょうね。

今回のアインツベルン城の戦いまでもが彼の想定内だったのでしょうかね。
もしそうだとすればという前提の下思い返してみると、成程。
切嗣は恐ろしいですね。

切嗣にとってセイバーがランサーに呪いの傷を付けられたその時から作戦は始まっていた。
最初の奇襲攻撃でのビル倒壊。
切嗣にとってこれでケイネスが死のうが逃れようがどちらでも良かったのでしょうね。
いや。恐らくあれで倒せるとは思っていなかったのかな。そう考えた方がスッキリしますし。

兎も角あの作戦の本当の意図は、ケイネスに
「魔術を使わないで、現代科学の力を持って聖杯戦争に参戦している」
と思わせる事。
そして、ケイネスを
「魔術師の争いに魔術を愚弄する輩が参戦している」
という理由で激怒させる事だった。
ただその一点のみだったのではないでしょうか。

こうしてケイネスはその怒りに任せて、まんまと自分一人で切嗣の前に現れた。
自分の手で魔術を愚弄する切嗣を殺すために。
ここまで全て切嗣の思い描いた通りだったのでしょうかね。

さてさて。
切嗣が魔術師殺しの異名を取るその最大の理由が、今回描かれていたのでしょうか。
えと、何でしたっけ？

「きげんだん」でしたっけ？

フリーザ様の尻尾を切ったクリリンの技ですか？（気円斬）

ごめんなさい。
原作未読故に漢字が分からないのですが、「起源弾」なのかな？
この説明も実は一度ではよく分かりませんでしたが…。

んと。
切嗣の体内？には、「魔術が干渉すると、魔術回路がズタズタに切断、後にバラバラに結合される」という
「起源」があるという事らしいですが…。

魔術師の体内には、その魔術を使役する為の”回路”があるようですね。
『NARUTO』で言うところの「チャクラの通り道=経絡系」と同じようなものとすればいいのかな。
生後組み込んだものなのか、魔術師の家系には生まれつき組み込まれているのか。
はたまた全ての人間に元々備わっているのか。
その辺は分からないですけれど、兎も角体内に「魔法陣」のようなものがあるのでしょうね。

その”陣”を切断して、適当に繋ぎあわせる。
それを可能とする「起源」なるものを切嗣は持っていると。

成程。
もしこの解釈が正しいのであれば、ひとたまりもないですよね。
分かりやすく考えるとすると、心臓の動脈と静脈がバラバラに切断されて、適当に繋がったと
考えれば良いのかな。
酸素のサイクルと二酸化炭素のサイクルが適当になって、間違いなく人は死にますよね。

まさしく「魔術師殺し」と呼ばれるに相応しい隠し玉を持っていたのですね。

唯一つ分からないのが、この発動条件。
弾丸を撃ち込まれた時点で、「起源」が相手の体内で構築され
後に弾丸に対して魔術を干渉させると発動するという条件。

物語を見た感じですと、この説明通りかと思います。
ケイネスは魔術を以て２発目の弾丸を避けた為に、瀕死の重傷を負ったように見えました。

ここがちょっと分からないw
これだと必ず２発以上弾丸が必要という事ですよね。

寧ろ、１発目の弾丸で「起源の構築」がされ、その後魔術を行使した瞬間に「発動」するのが
自然な気がするのですけれど…。
なんか解釈が間違っているのかなぁ。

もしも、私の解釈が正しいのならば、切嗣が弾丸を使える戦いは、
６６の半分以下という事になりそうですね。
まぁ、それでも十分すぎる程多いような気がしますが。

なんか切嗣だけで偉い行数使ってしましました(汗
もっと色々と触れたかったのですが。ま、いっか。
ではでは、今回はこの辺で。

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著者：カニ | コメント:(4) | トラックバック:(62)

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※ネタバレ厳禁でお願いします。

No title

>>弾丸を撃ち込まれた時点で、「起源」が相手の体内で構
築され後に弾丸に対して魔術を干渉させると発動すると
いう条件。

後に弾丸に対して魔術を干渉させる必要はありませんよ。
作中でも語られたように、あの弾丸には切嗣の肋骨を砕いた物が入っており、弾丸自身に起源が込められています。

>>ケイネスは魔術を持って、２発目の弾丸を避けた為に、
瀕死の重傷を負ったように見えました。
ここがちょっと分からないw
これだと必ず２発以上弾丸が必要という事ですよね

一発で充分ですよ。起源を相手の体に構築するのでは無く、起源そのものを打ち込むわけですから。
起源弾の発動条件は相手が魔術を持ってその弾丸を
受け止めてしまうことです。そして、その効力は相手の
魔術に込められている魔力に比例する、つまりケイネスが魔術回路を強力に動作させていればいるほどダメージを与えることができます。

それと実は、一発目の弾は起源弾では無くただの銃弾なんです。（まぁw個人の物理的防備で、防ぐことがほぼ不可能に近いゲテモノコンテンダーを使っているので「ただの」と言うと語弊がありますが）それを不意をついて撃つことによって、比較的威力の弱いマシンガンを防ぐことに最適化していた水銀をぶち破り、その程度の防御じゃ楽勝なんだぜってことをあえて伝えて挑発しています。
勿論、そのことによってケイネスが強力な魔術を使ってくることが狙いです。

ぶっちゃけ初見殺しですねw物理、魔術で防ぐことが出来無いので、避けるぐらいの手しか無い。まさに魔術師殺し。
補足すると、今まで切嗣は66発中37発?の起源弾を使って狙った魔術師を確実に仕留めています。

名無しさん: 2011-11-20
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>名無しさん

こんばんは！
コメントありがとうございます！

成程！！！
明瞭なご説明ありがとうございます！
そうかぁ。
なんかおかしいと思ったのは、

> それと実は、一発目の弾は起源弾では無くただの銃弾なんです。

これでした。
まんまと私は騙されていた訳ですねwww
一発目も当然起源弾だと思っていましたので、「何故二発必要だったのか」が
腑に落ちなかったのです。

いや～これでスッキリしましたw

> 補足すると、今まで切嗣は66発中37発?の起源弾を使って狙った魔術師を確実に仕留めています。

そうですね。
確かに。
この聖杯戦争以前でも使用していたと考えるのが尤もですね。
既に半分は使用してしまっていると。
残りの弾数が今後重要となってくるのでしょうか。
なってくるとよりハラハラしたものになりそうで、是非そうなって欲しいですw

それでは。
コメントありがとうございました。

カニ: 2011-11-20
WEBサイト: URL

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No title

> 魔術師の体内には、その魔術を使役する為の”回路”があるようですね。
> 『NARUTO』で言うところの「チャクラの通り道=経絡系」と同じようなものとすればいいのかな。

概ねそんな感じかと。あと、この“魔術回路”は代々受け継いでいく事ができるので、代を重ねた魔術師の家系が優れている……一話でケイネス先生が講義していましたね。
ちなみに起源弾による魔術回路のショートは神経にも少なくない影響を及ぼします……。

通公認: 2011-11-20
WEBサイト: URL

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>通公認さん

通公認さん、こんばんは。
コメントありがとうございます！

> > 魔術師の体内には、その魔術を使役する為の”回路”があるようですね。
> > 『NARUTO』で言うところの「チャクラの通り道=経絡系」と同じようなものとすればいいのかな。
>
> 概ねそんな感じかと。あと、この“魔術回路”は代々受け継いでいく事ができるので、代を重ねた魔術師の家系が優れている……一話でケイネス先生が講義していましたね。

なんと！ケイネス自ら教示されていたとはぁ。
1話は他の部分が難解すぎて私の頭がショートしてましたので記憶がががが…。
今度確認してみます～。

ただ”魔術回路”の見解は、概ね合っていたようでホッと一安心ですw
ありがとうございました。

> ちなみに起源弾による魔術回路のショートは神経にも少なくない影響を及ぼします……。

人としても終わるみたいなセリフがありましたが、肉体的な損傷よりも寧ろ
こっちを指しているのでしょうかね。
例え致命傷を避けられたとしても、神経やられちゃうと再起不能になっちゃいますからね。

それでは。
コメントありがとうございました！

カニ: 2011-11-20
WEBサイト: URL

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