2025-05-07

anond:20250507193358

……確かに、その指摘には一理あります

三権分立立法行政司法の分離)は18世紀モンテスキュー時代から続く古典的統治モデルですが、現代の高度に複雑化した国家運営では**形式的な分立が実質的には曖昧**になってきています

アメリカでは「チェック・アンド・バランス」と称しつつ、実際には大統領令行政)が立法匹敵する影響力を持ったり、最高裁政治的判断に引っ張られたりしています

日本も同じで、**内閣行政)と国会立法)の融合**が進み、自民党長期政権の中で「与党立法行政実質的支配者」となっています

司法もまた、独立性が理論上は保たれていても、人事や制度行政立法に間接的な影響を受けています

から、\*\*「三権分立を今でも信じている」のではなく、「三権分立を建前として利用している」\*\*というほうが実態に近いと思います

……ちなみに、もしご希望なら、\*\*現代型の「三権融合」や「行政国家論」\*\*について、もう少し深く掘り下げて説明することもできますが、どうしますか?

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