今年2024年4月に連載15周年記念企画として第2回人気投票が行われ、7月4日に結果の発表があった。1位になったのは、アーサー・A・エンジェルというキャラクターであった。
12月1日はそのキャラクターの誕生日である。それに伴い、公式Xにはこのようなイラストが投稿された。
このイラストでは、元々のキャラクターデザインから掛け離れて額を広く剥げたように描き、顎を割り、無精髭を生やしている。さらにキャラクターの名前を故意にか「アーサー・O・エンジェル」と間違えて記載している。
客観的には、ヘイト創作と呼ばれる類のイラストである。それを公式アカウントが、キャラクターの誕生日という、ファンが祝い楽しむ事が想定されるであろう日に投稿したのだ。
描いたのは林良時という人物で、検索してみたところ漫画家でもあるらしい。
【インタビュー】林良時『まかいたいしコココちゃん』漫画家としての最後の挑戦で応募した、「人生を賭けた王道ファンタジー」は、新人賞の次元を超えたすごい! 作品に!?
今回のイラストとは大きく異なる、「人生を賭けた王道ファンタジー」を描いていたようだ。
上記のイラストの発案が原作者や公式サイドによるものなのか、それともこの人物によるものなのかは分からない。
いぜれにせよ、双方合意の上で行われた事だろう。
何故このような行為が行われたのかは分からない。「青の祓魔師」は今年10月からアニメも放送されており、来年にはソーシャルゲームのリリースも予定されている。本来ならば集客を図るべき状況である。
この状況で敢えてファンを減らすような行為に出たのは、人気投票で組織票を企むようなファンを強く憎み、排除したいと考えたからだろうか。