次は、
九龍城砦を目指す。
伝説のスラム街だ。一度入ったら出てこれなったとか、東洋の魔窟とか、とにかく中二病が悪化しそうな場所である。教科書がジャンプの自分にとってこの場所は抗しがたい魅力を放っている。
まぁ、普通にただの公園ですよね。
観光客、一人もいねぇ!マイナー観光地......
九龍寨城の跡地が少しだけ残っている。
これだけじゃわからんよなぁ。
スラムの断面図が凄いことになっている。
窓なしの部屋、乗っけるように作った部屋、どこから入るのかわからない部屋、確かに入ったら出てこられないと納得させられる。20年前には、まだここに存在していたことが信じられない。
今は地域住民の憩いの場であり、太極拳や、散歩している人がいて、昼寝でもしたくなる気持ちのいい場所である。
公園の周りは、他の香港の地域に比べると地味というか、中国本土のようだ。
香港は、都市が海と山の間に限定的に存在しているので、緑が多く、むしろ東京や大阪よりきれいな街だと感じた。
香港はまた時間をとって観光したいなぁ。
市内の自転車店でパンク修理のゴムパッチを入手。
さすが香港、品揃えも半端ではない。どこでも英語が普通に通じるので買い物が楽だ。
日本人が経営しているとは思えん.....滞在時間9時間で中国に戻る。
今、考えるともっといても良かったな。
香港側のイミグレを抜けて中国側に出ると一気に雰囲気が変わる。喧騒と混沌が支配する人民の国に帰ってきた。深圳駅側は両替商が少なくレートも悪いので事前に香港ドルは使い切るか、銀行に行ったほうがいいかも知れない。
香港はお上品すぎる。
香港市内では清掃員が通行人の邪魔にならないように区画を区切って掃除していたが、深圳駅の清掃員にとって通行人は清掃対象であるらしく、駅の出口はプールになっていた。
深圳で一泊して武漢の武昌駅に向かう。
帰りの運行予定、14:30発~翌10:00着、19時間半とか正気か?絶対にシベリア鉄道とか無理だわ。
腰がちぎれる。同じようなことをされる方は座布団を携帯することを強くお勧めします。
フラフラになった。
今回の行程
行き:武漢漢口駅→深圳駅→イミグレ→香港・羅湖駅→紅磡駅
帰り:香港・紅磡駅→羅湖駅→イミグレ→深圳駅→確か深圳北駅→武漢武昌駅
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中国も整備・開発されているかんじが伝わってきますね。入院という波があったようですが、道中ではトラブルはないようなで。西へ行くごとに何となくローカリティ溢れる感じになっていくんでしょうかね。しかし、「東洋の魔窟」と銘打たれた土地がみたところかなり平穏なので拍子抜け...いや失礼。危険であるよりは何よりでしょう。「魔窟」...いい言葉ですな。
確かに都市部はかなり整備されてますね。しかし、障害のある方が通りの真ん中で物乞いをしていたり、文化の違いだと言い切るには難しいことも見かけます。
これから山脈、砂漠といよいよ快適な温帯地域を離れて奥地に切り込みます。
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