2026-02-09

anond:20260206195233

その考えは半分は正しい。そして半分間違ってる。

まず正しい部分。どの調査方法でも完全に正しい情報を得ることはできない。

観察者効果といって、観察した時点で、観測データ事実の間にはズレが生じる。電話調査なら電話を取らない人の情報は欠落するし、極論したら電話を持ってない人の声は拾えない。ここまでは正しい。

次に正しくない部分。調査方法電話調査と固定すれば、ズレは毎回同じ程度になる。

例えば前回の総選挙電話調査によって事前推定した議席数推定値)と、選挙の後の確定した議席数(真値)を引き算すればズレが計算できる。このズレは毎回同程度になる。

から前回の総選挙計算したズレをつかって、今回の電話調査での推定値を補正することで、より正確な推定値が得られるようになる。この仕組みがあるから電話調査による予測はかなり正確で信頼できる。

もう少し正しい用語説明する。まず、ズレは科学的には「誤差」と言う。

誤差には2つの側面があって、「正確度(=真値のとズレのばらつき)」と、「精密度、精度(=電話調査の結果のばらつき)」がある。

電話調査とか出口調査報道は注意してみると、調査方法調査人数、回答率、年齢、性別、などが細かく説明されている

これらの情報で正確度や精度がどの程度か、統計的評価できるようになっている。

これらの用語を使って、冒頭と同じ事をもう一度説明する。

まず正しい部分。電話調査は正確度は低い。なぜなら観察者効果により調査結果にはバイアスが含まれている。(バイアスの例:電話に出ない人の投票行動データに反映されない)

次に正しくない部分。電話調査による議席数予測はかなり信頼できる。なぜなら

  1. 電話調査の「精度」は高い
  2. ズレは一定の値(バイアス)としてかなり正確に見積もることができる
  3. 電話調査の結果に、電話調査バイアスを加えると、真値に近い議席数計算できる
記事への反応 -
  • 俺にもかかってきたんだけど、変な知らない電話番号だったから取らなかった。 調べたら、選挙の世論調査。 かけ直したら、答えられなかった。 あくまで電話を受けた時しか答えられ...

    • その考えは半分は正しい。そして半分間違ってる。 まず正しい部分。どの調査方法でも完全に正しい情報を得ることはできない。 観察者効果といって、観察した時点で、観測データと...

    • 願望、願望 事実を受け入れなさい

    • うらやましいなぁ 営業マンのワイは名刺に携帯番号が書いてあるから、知らない番号だろうと電話に必ず出ないといけないんだよなぁ

    • それ、野党が優勢だったときのネトウヨの言い訳だぞ やめとけ

    • 政権支持率みたいなパーセントの数字を出す世論調査は数字のままでしかないけれど、選挙予測の電話調査は、回答者の偏りも意識した上で補正して予測しているはずだぞ。 たとえば「...

    • 選挙リテラシーのある人ならこのタイミングでIP電話の番号からかかってきたら気づくやろ。 なんも知らんのやね。

    • 俺ほどの選挙マニアになると各メディアで公開している世論調査用の電話番号はメモしておくぞ

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