2025-12-28

表面上はどれだけクールで穏やかを取り繕っても、人は心の中の葛藤を取り除けるものではないということを今シーズンオスカーピアストリが証明した

オスカーピアストリは、驚異的な自制心を持つ若者で、自身言動制御することに恐ろしい才能を持つ。

その佇まいは、激しい競争の中に身を晒すスポーツ選手とは思えず、まるで霞が関高級官僚のようにいつも冷静で沈着であり、注意深く迂闊な言動はしない。

彼の言動は、シーズン中に明らかにチーム内での判断の誤りにより、不公平なオーダーが発せられた際でも、よく制御されていた。

しかし、表面上の制御可能だったとしても、内面の荒れ狂う葛藤制御しきれるものでないことは、彼のシーズン後半の不調がよく表している。

結果としてだが、チームはオスカーピアストリよりもランド・ノリスに有利になるような指令をオスカーピアストリに度々繰り返してしまった。

そのことは、彼の内面に深い動揺を与えたのは間違いない。

いったい、彼が何に対して、どのように感じていたのかは、彼自身から発せられることはない。

彼は、彼自身言動を常に制御するからだ。

私は、個人的には2025年、真のワールドチャンピオンオスカーピアストリだったと思う。

チームが(結果として)ランド・ノリスを優先したことにより、オスカーピアストリはタイトルを逃しただけだ。

「もし」「もし」「もし」「もし」「もし」「もし」、

そのひとつひとつの積み上げがオスカーピアストリに動揺を与え、彼は完全に調子を崩してしまった。

どこか、ひとつの「もし」が無かっただけで、彼は今年のチャンピオンになっていたし、その栄冠を受け取る資格が、むしろランド・ノリスよりもより多くあったように、

私は思う。

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