ADHDの当事者である私が整理整頓術として、一番意識しているのは、「動線を意識した収納」や「動く収納」だ。
1. 「壁向きの家具配置」は散らかりを見えなくする
机や作業スペースを壁向きに配置するレイアウトは、ADHDの人にはあまりおすすめしない。
理由は単純で、散らかりが視界に入りにくくなるからだ。視界から消えたものは、そのまま存在しないことになりやすい。
結果として「気づいたら床や背後が散乱している」という状態になりやすい。
できれば、
・部屋全体が見渡せる配置
・散らかりが自然に視界に入る配置
にした方が、部屋の具合を把握しやすい。
2. 動線を塞がないことを最優先にする
ADHDの人は、動線が塞がると強いストレスを感じることが多い。
そのため、
・床に物を置かない
・通路だけは必ず確保する
というルールを作るといい。
たとえ多少散らかっても、歩くルートが確保されていれば片付けに取り掛かりやすい。
逆に動線が完全に塞がると、
例えば「外出する」という動作として
・着替える場所
・服の収納
・カバン置き場
また、「洗濯物を取り込む」という動作と組み合わせて、双方の収納場所を近づけると、
ADHDの人はよく使うものやちょっとした小物を床に置きがちだ。
そのためおすすめなのが
である。
・動かせる
・とりあえず入れる場所になる
というメリットがある。
「床に置く代わりにキャスター収納に入れる」という仕組みにすると、片付けのハードルがかなり下がる。
こういう工夫をしてやっと何とかなっている……