(算数が得意とは限らない一般の)小学生に対する教育の話に限定したうえで、小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説算数編(PDF)のp.154には下記のように書かれており、ようは1.0と1を同じものであると認識できるようになることが大切とあるとしている。
また,小数や分数を数直線上に表す過程や,0.2+0.8や 2/10 + 8/10という計算を行う過程で,1.0という表記や 10/10という表記をすることがある。小学校では,有効数字の概念はまだ学習していないので,結果としての表記は1と簡潔・明瞭に表現に表現できるようにすることが大切である。一方,1− 0.2 や1−2/10 を計算する過程では,1を1.0とみたり 10/10とみたりできるようにすることも大切である。
このように,数の概念としての1には,表記として1,1.0, 10/10などがあることを理解できるようにし,表記としては必要に応じて使うことができるようにし,表記としては必要に応じて使うことができるようにすることが大切である。
とすると、教育現場でこれを「1.0を1に書き換えなくてはならない」というルールにして、そのルールから逸脱すると減点するというのは指導要領から外れているのではないか(1.0と1は異なるものという理解になってしまう/「1と簡潔・明瞭に表現に表現できるようにする」と、「表現しなくてはならない」とは違う)。さらにいうと無意味なルールを増やすことでかえって算数を苦手とする児童を増やすことになるのではないか。
掛け算の順序ルールも同じようなことになっているように思うのだが、小学生の教育現場で「同じものだからどちらでもよい」という考え方は混乱を招くので忌避すべきとかの考え方があるのだろうか?(そうなら本当に混乱を招くのか、謎ルールで何らかの教育効果があるのか検証して欲しい)。
義務教育は誇張・比喩抜きの境界知能にも教えるからしゃーない