進歩と破局は背中合わせ
これまでの人類の歴史の進歩と呼ばれてきた物事は、成功と言う名の一方通行ではありませんでした。成功よりも圧倒的に多い失敗を経て、数多くの試行の中に数少ない成功の道を発見し、その成功の道を辿ってきました。つまり、試行錯誤[try&error]の上に成り立ってきました。・・ここで注意しなければならない事は、成功だと思われて来た道も、実はその先で失敗だったと気付く可能性も大いにあると言う事です。
失敗をしない秘訣は何か・・・と言えば、それは何もしない事でしょう・・・つまり何事にも挑戦しない事です。現在的価値観では、何事にも挑戦しない事は、往々にして敗北を意味します。曰く「失敗を恐れていたら何も出来ない・・・。」
でも人間の活動が大きくグローバルになってきた現在、これまでのような、「自由な」・・・別な言葉で言えば、「安易で軽率な」、試行錯誤は・・・非常に危険と言うべきでしょう。一歩間違えば、文明崩壊を招きますし、人類の絶滅さえ引き起こす可能性も否定出来ません。だからこそ、これからの社会は、新たな技術の開発や試行に関しては極めて慎重にするべきでしょう。危険な可能性がある新たな物事の導入は、安全性が保障されるまで(・・誰が保障するかの問題点もありますが・・)見送るべきなのです。見切り発車よりも「失敗を恐れて実行しない」ほうが、社会にとって危険回避になる場合が圧倒的に多いでしょう。
失敗を恐れずに見切り発車した最悪の例が、原子力発電でしょう。原発一基だけでも大事故を起こせば、一国が滅ぶほどの被害を及ぼします。危険性の回避や放射性廃棄物の処理の方法もしっかり確立する前に見切り発車した原発は、軽率な開発&試行の代表です。人類はそこまで愚かな存在だったのです。それは歴史が証明する事になるでしょう。原発は封印すべき悪魔の技術だったのです。
現在も先を争うように様々な分野で技術開発競争が繰り広げられていますが、この現状は極めて危険な状態と言うべきでしょう。何故なら、新たな技術は、成功よりも圧倒的に失敗のほうが多いからです。人類の存亡を代償に技術開発合戦を繰り広げるなんて、愚の骨頂と言うべきでしょう。一見、日々進歩を重ねているように見える現代社会は、一歩間違えば文明崩壊の危機を孕んだ綱渡りをしているのです。その証拠に、環境問題は回復どころか、毎年毎年深刻度が増しています。・・そんな綱渡りをしてまで新たな技術が必要でしょうか・・?
新しい技術の導入が必要ないとは申しませんが、これからの社会では技術開発や新たな技術やシステムの導入には、石橋を叩いて渡るような慎重さが必要でしょう。人間社会の破局の可能性を孕んだせっかちな新技術の導入は、慎むべきです・・・法でしっかり規制するべきでしょう。これからの時代は、技術の進歩を急ぐ事は非常に危険です。「環境対策の為にも、早急な技術の開発が必要である」・・・とよく言われるところですが、それは経済発展の為の口実でしかない・・・と感じるのは私だけではないでしょう。・・環境対策の為には新たな技術は必要ないのです。止める事が一番の対策なのです。
余談ですが、地球が温暖化している事が事実として、地球温暖化に対してはどう対処すべきか・・?・・・と問われれば、二酸化炭素に限らず、温暖化に関係すると思われる行為を全て控えるべき・・と答えましょう。ヒートアイランドを防ぐために、地面をコンクリートで固めるのはやめるとか、物をなるべく燃やさないとか、自家用車を使わないとか・・・勿論石油の使用をしない・・・これが正しい地球温暖化に対する対策でしょう。
二酸化炭素の地下貯留だとか、代替エネルギーシステムだとか、原発だとか・・・新しい技術の導入だけを考えて経済活動を野放しにしても逆効果でしかありません。・・そう、現代の二酸化炭素温暖化対策は、逆効果であり、別な環境問題、社会問題を発生させる危険を孕んだ世紀の愚策と言えましょう。
失敗をしない秘訣は何か・・・と言えば、それは何もしない事でしょう・・・つまり何事にも挑戦しない事です。現在的価値観では、何事にも挑戦しない事は、往々にして敗北を意味します。曰く「失敗を恐れていたら何も出来ない・・・。」
でも人間の活動が大きくグローバルになってきた現在、これまでのような、「自由な」・・・別な言葉で言えば、「安易で軽率な」、試行錯誤は・・・非常に危険と言うべきでしょう。一歩間違えば、文明崩壊を招きますし、人類の絶滅さえ引き起こす可能性も否定出来ません。だからこそ、これからの社会は、新たな技術の開発や試行に関しては極めて慎重にするべきでしょう。危険な可能性がある新たな物事の導入は、安全性が保障されるまで(・・誰が保障するかの問題点もありますが・・)見送るべきなのです。見切り発車よりも「失敗を恐れて実行しない」ほうが、社会にとって危険回避になる場合が圧倒的に多いでしょう。
失敗を恐れずに見切り発車した最悪の例が、原子力発電でしょう。原発一基だけでも大事故を起こせば、一国が滅ぶほどの被害を及ぼします。危険性の回避や放射性廃棄物の処理の方法もしっかり確立する前に見切り発車した原発は、軽率な開発&試行の代表です。人類はそこまで愚かな存在だったのです。それは歴史が証明する事になるでしょう。原発は封印すべき悪魔の技術だったのです。
現在も先を争うように様々な分野で技術開発競争が繰り広げられていますが、この現状は極めて危険な状態と言うべきでしょう。何故なら、新たな技術は、成功よりも圧倒的に失敗のほうが多いからです。人類の存亡を代償に技術開発合戦を繰り広げるなんて、愚の骨頂と言うべきでしょう。一見、日々進歩を重ねているように見える現代社会は、一歩間違えば文明崩壊の危機を孕んだ綱渡りをしているのです。その証拠に、環境問題は回復どころか、毎年毎年深刻度が増しています。・・そんな綱渡りをしてまで新たな技術が必要でしょうか・・?
新しい技術の導入が必要ないとは申しませんが、これからの社会では技術開発や新たな技術やシステムの導入には、石橋を叩いて渡るような慎重さが必要でしょう。人間社会の破局の可能性を孕んだせっかちな新技術の導入は、慎むべきです・・・法でしっかり規制するべきでしょう。これからの時代は、技術の進歩を急ぐ事は非常に危険です。「環境対策の為にも、早急な技術の開発が必要である」・・・とよく言われるところですが、それは経済発展の為の口実でしかない・・・と感じるのは私だけではないでしょう。・・環境対策の為には新たな技術は必要ないのです。止める事が一番の対策なのです。
余談ですが、地球が温暖化している事が事実として、地球温暖化に対してはどう対処すべきか・・?・・・と問われれば、二酸化炭素に限らず、温暖化に関係すると思われる行為を全て控えるべき・・と答えましょう。ヒートアイランドを防ぐために、地面をコンクリートで固めるのはやめるとか、物をなるべく燃やさないとか、自家用車を使わないとか・・・勿論石油の使用をしない・・・これが正しい地球温暖化に対する対策でしょう。
二酸化炭素の地下貯留だとか、代替エネルギーシステムだとか、原発だとか・・・新しい技術の導入だけを考えて経済活動を野放しにしても逆効果でしかありません。・・そう、現代の二酸化炭素温暖化対策は、逆効果であり、別な環境問題、社会問題を発生させる危険を孕んだ世紀の愚策と言えましょう。
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