雑草の言葉

展望

2010/09/05
都市/文明 14
真空の宇宙空間での天体の動きのような、単純で理想状態の未来予測は、見事なくらい良く当たりますが、一般には未来予測なんて当たる筈が御座いません。複雑系カオスの地球上での現象の予測は非常に難しく、なかなか当たるものではないでしょう。しかしながら、現代社会は破局に 向かっていることは明らかです。そして、現在の環境対策は逆効果の愚かなものばかりですし、現代の人類社会が進んでいる方向は、経済成長、人口増加・・・と言うとんでもない方向です。これは明らかに持続可能な筈が御座いませんから、必ず破局は訪れるでしょう。現在のシステムが長く続く筈は御座いません。後世から見れば、一世紀前後の、打ち上げ花火のようなとんでもなくはかないお祭り騒ぎであったと思うのではないでしょうか?そして、地球の環境も資源も無駄に浪費して喰い荒して、とんでもない負の遺産を残した酷い時代だったと評価される事でしょう。・・・評価する人間がどの位残っているかはわかりませんが・・。
 今回はその破局がどのように訪れ、世界はどのような方向に進んでいくかをアバウトに展望してみます。当然、定量的なことはあてになりませんから、定性的なことを中心に描いてみます。

 先ず、残念ながら成長主義に冒された指導者の下、世界の環境はこれからもどんどん悪くなって行くでしょう。勘違いしていけないのは、現在の環境対策は、大局的に功を奏しているとは言えないと言う事です。大掛かりなものほど、環境対策としては逆効果で、ますます環境を悪化させています。その代表が二酸化炭素削減に的を絞った温暖化対策です。・・・この件に関しては今までに何度も言及していますし、また改めて書く予定ですので、今回は詳しい内容は書きませんが、兎も角、間違った愚かな環境対策によって、地球環境はこれからも暫くは悪化の一途を辿るでしょう。・・悲しい現実です。
 現代社会には自然の摂理に対する正当な感覚を持っている人が少なく、金融業を典型例に、社会のシステムも成長経済を元に動かすと言う愚行を続けてきたので、これを止めるのには大きな困難が伴うでしょう。しかし一方、理性で考えれば限りない成長を続けた結果の帰結は破局である事は明らかですので、この破局に突き進む洗脳「成長主義」を疑う人々も(指数関数的に)増えています。今はほんの一握りでも、いつか脱成長派が主流になるでしょう。(・・今世紀中にはなると考えています・・・)。そしてそこからが、やっとまともな環境対策、社会改革が始まり、持続可能な社会へ移行するのです。・・・しかし悲しいかな、その方向へ進むのが遅過ぎるでしょうから、その前に非常に大きな犠牲を払う事になりましょう。
 現代社会には、早急に解決しなければならない深刻な問題が放置されて山積しています。食料不足、ゴミ・廃棄物問題、生物の種の絶滅、森林の減少、大気・水質汚染・・・これらの問題が複合して人間社会をどっと襲ってきています。それらを原因として、戦争になる可能性も高いでしょう。

これらの問題を解決するには
〔人類の環境負荷の総量〕=〔人口〕×〔1人当たりの環境負荷〕
を現在よりも桁違いに・・・現在の十分の一以下のレベルまで・・・早急に落とさなければならないでしょう。しかし現在、そんな根本対策はまだまだ実施されず、現在の対策は殆ど対症療法的で場当たり的な愚策です。人類社会は破局に向かって加速度さえ増しています。

 だから成長を目指している狂った現代社会は、制御不可な経済と人口のダウンが、大きな事故などをきっかけに突然大波のように押し寄せてくるでしょう。
 天災よりは寧ろ人災と呼ぶべき非常に大きな事故が何度か起こった後に突然始まるでしょう。・・・油田の流出、原発事故、・・・そして戦争突入・・。そのきっかけも十分に悲惨ですが、その後の破局、崩壊も、これまでに人類が経験した事が無いくらい悲惨なものになりそうです。
そんな経験を通して、やっと人類は成長主義の愚かさを思い知って脱成長路線に方向転換をするでしょう。


・・・・・・以上がこれからの社会の展望です。定量的な事は当てにならないと書きましたが、21世紀の展望・・と言わせて頂きます。そして、これはオプティミスティミストの面もある私の大げさではない展望です。世界中で脱成長派が十分に増え、一刻も早く脱成長の方向へ進み、破局、崩壊のレベルが少しでも小さく済む事を望みます。


今回描いた展望のそれぞれの部分のより詳しい内容や根拠について、これから数回にわたって描いて行こうと思います。
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Comments 14

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guyver1092

経済成長はおいしかった

 高度経済成長は、とても甘くておいしかったので、ほとんどの人がこの成功体験(ただし近視眼的)にとらわれ、経済成長と聞くと理性をなくしてしまうのでしょうね。有限の中で無限に経済成長できないというと、だから再開発するのだとの反論もありますが、例えば都市の再開発は財産である建物をすべて壊して、無理やり作った空間に都市をまた作るということで、タコの自分の足を食べるに等しい行為と考えます。そういえば、雇用についても再開発していますね。正規雇用をやめて派遣を雇う賃金切り下げ政策を。

2010/09/05 (Sun) 21:40

雑草Z

依存性のある麻薬の味付け

 とても甘くておいしかったので、どんどん食べて、幸せ・・・と思っているうちにぶくぶく太って糖尿病になってしまいました。成分を調べると、金融業と言う、依存性の強い麻薬が含まれていたので、食べずにはおれなかったのでしょう。指導者達は、この太った体を維持する為にもっと喰え、もっと喰え・・・と、さらに太らせ続けています。そんな事したら死んでしまうしかないでしょうに・・・。まともな対策は食事を控える事しかないでしょう。勿論その為には、麻薬成分の金融業は廃業してもらうしかありません。


  *************  ****  *********

 都市の再開発や雇用の再開発の例えは的を得た絶妙な表現ですね。ついでに自動車、電気製品等の再開発が、エコ替え、エコポイント補助金・・・ですね。どの再開発も資源の消費を早める「浪費」ですね。エコロジーの筈が御座いません。『科学の時代』が聴いて呆れます。

2010/09/05 (Sun) 23:33

地下水

Re:依存性のある麻薬の味付け

>『科学の時代』が聴いて呆れます。
 科学というのは本来、対象を尊重してよく調べる事です。対象が生命や農業、さらに生態系ともなると、なおさらです。
 経済は経世済民でした。近頃、脱経済成長と言われます。スモール・イズ・ビューティフルとも言われます。オムロンの音波歯ブラシを使い始めてから、歯医者に行かなくても良くなりました。こう言う、小さくてあまりエネルギーも使わない有難いものが、社会組織すら変えて行くのではないでしょうか。福祉、幸福度、環境、農、健康の社会が来ると言われています。

2010/09/07 (Tue) 20:10

雑草Z

本来の『科学』、『経済』

 『科学技術』と言う言葉をはじめとして、本来の科学の姿が忘れられている面が多過ぎるようです。それは目先の経済性を追及しているからでしょう。・・・その目先の経済性も、長い目で見れば負の面のほうが圧倒的に大きいですね。
地下水さんのおっしゃるように原点に帰って
>科学というのは本来、対象を尊重してよく調べる事です。
が必要な時代です。現代は似非科学が蔓延り過ぎです。

>経済は経世済民

そうだったのですね!?・・『経済』と言う言葉にはいいイメージを持っていませんでしたが、本来は理想的な意味があったのですね。その本来の意味からは、経済をGDPで計るのはおかしいですね。その増加率を経済成長などと言って目標にすると言う愚行をするから社会、環境が壊れてくるのです。

2010/09/08 (Wed) 06:54

kk0638

現在の地球の人口は多すぎると思います。日本だけで見ても1億2千万人もいますが、日本と同程度の面積をもつヨーロッパの国などは、数千万人程度です。地球全体で見ると、もはや地球が養いきれないレベルになるのではないでしょうか。その背景として、成長路線があると思います。人口が減少すると労働力が減り、経済成長を妨げるからです。しかし成長路線は、貧富の格差を広げ、環境破壊を加速し、国家間での資源の奪い合いを招いてきました。成長路線は必ずしも人類を幸福にするとは限らないし、資本主義もまた、人類にとって有益かどうかは疑問があるところです。かつて中国が一人っ子政策を実施して国連に表彰されたことがありますが、いまや地球全体で脱成長路線、人口抑制を行うべきではないでしょうか。また、原子力の問題も改めて考える必要があると思います。かつて5大国だけが持っていた核が、今や所有が公然の秘密である国も含めれば、倍以上です。核兵器の数は減っても、所有する国がこれだけ増えれば、近い将来、核兵器が使用される日が来るでしょう。平和利用を訴えても、発電用に濃縮した時点で兵器と変わらないし、原子力自体の有害性も無視できません。科学の原点は物をよく調べる事だそうですが、日本は唯一の被爆国で、核の恐ろしさは十分わかっているはずなのに、それでも原子力を使ってしまっています。これは原子力の事をよく調べていないからなのか、それとも危険を承知で使うしかない現代社会の性なのか、後者だとすれば何故そんな事になってしまったのか、改めて考えなければならないと思います。

2010/09/09 (Thu) 09:49

地下水

Re:

 様々な未来予測がされていますが、一例では2075年に90億人余りに達し、飢餓や汚染や資源の枯渇等で減少を始めるそうです。日本も今世紀中に5000万人以下になるそうです。そうなると予測されるのであれば、今から徐々にブレーキを踏んで、経済の路線を変えて行くのが予測を無駄にせず、幾らか事態を緩和する知恵と言うものですね。
>科学の原点は...
 生きた対象を尊重して調べることが大切なわけですが、ここでは実際に被爆して生き残った方の苦労話をよく聞く事ですね。世界では既に何千発もの核爆弾の実験がされており、日本よりさらに多くの被爆者がおられますので、世界的なコンセンサスも持てるのではないでしょうか?。比較的被害が少ないとされてきた地下核実験地の下流域の地下水も実際は広く汚染されており、植物、生物、食物も心配です。
 原子力は既に30年間燃料棒を交換しなくても良い物が開発されています。ビル・ゲイツと東芝は百年交換不要な物を開発すると、大きな投資をするそうですね。未来予測年表でも、2100年には原子力が世界の発電の6割を超えています、めざす理想と異なりますね?
 余談ですが、未来技術年表から少し明るい?展望を。2018年、LED照明が広く普及する。2023年、新エネやコージェネの工場が普及する。2030年、日本における一人当たりのエネルギー消費量が現在より半減する。

2010/09/09 (Thu) 23:30

雑草Z

やってはいけない事を平気でする人間

    kk0638さん

 国ごとの人口の許容範囲は最大で、食料自給できる範囲でしょうね。それも、持続可能な農業、即ち有機無農薬農業などのレベルでも自給自足出来る範囲内でしょうね。それを考慮すれば、人口は一桁多いと思います。

おっしゃるように、人口を増やして経済を成長させると言う方法は、非常に愚かとしか言いようがありませんね。ネズミ講と同じ考え方です。こんな事を本気で言っている政治家や財界人には早く引退して頂かなければ取り返しのつかない事になるでしょう。

>成長路線は必ずしも人類を幸福にするとは限らないし、資本主義もまた、人類にとって有益かどうかは疑問

そうですね。本文にも書いたように成長路線や資本主義は、数百年の打ち上げ花火のような破壊行為でしょう。

>いまや地球全体で脱成長路線、人口抑制を行うべきではないでしょうか。

全くその通りです。ここのサイトの主題です。

原子力に関してもおっしゃる通りです。そして捕捉させて頂くと、平和利用だけでも、物理的に処理不可能な放射能がどんどん出て溜まる一方です。非常に深刻な問題です。これも、数十年の発電の為に、以降、半永久的に管理しなければならないと言う世紀の愚行をしています。
 世の中酷い出鱈目が通るものです。人間はこんなに愚かな存在なのでしょうか?

2010/09/09 (Thu) 23:44

雑草Z

脱成長の展望

    地下水さん

>日本も今世紀中に5000万人以下

これは望む望まざるに関らずそうならざるを得ないでしょうね。それなのにいまだに少子化対策と称して人口を減らさない努力をしようとする政府の愚策・・・やればやるほど人口縮小時の悲劇が増大するでしょうね。少子化対策は世紀の愚策です。

>既に30年間燃料棒を交換しなくても良い物が開発されて
>百年交換不要な物を開発


こんな事、放射性廃棄物の根本解決策には全くなりませんね。かえって問題を深刻にさえするでしょう。


>2100年には原子力が世界の発電の6割を超えています

この予測は大きく外れるでしょう。それまで大事故が起きない可能性は低いでしょうし、放射性廃棄物の最終処分場がなくて、原発は頓挫するでしょう。

>日本における一人当たりのエネルギー消費量が現在より半減する。

これまで省エネ商品が色々出ても、パーキンソンの法則よろしく、結局総消費量は増える一方でした。そうならない為には、技術革新だけではなく、脱成長路線のコンセンサスが必要でしょう。そして、エネルギー消費量は全体としては、桁違いに縮小しなければならないでしょう。

>今から徐々にブレーキを踏んで、経済の路線を変えて行くのが予測を無駄にせず、幾らか事態を緩和する知恵と言うものですね。

おっしゃるようにブレーキは踏んで行く必要がありますが、最近、一気に踏み込んで急速に脱成長しなければならないと考えるようになりました。
【降り方を考える】2010-8-13 
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-521.html
に書いた通りです。 

 

 

2010/09/10 (Fri) 00:19

地下水

Re:脱成長の展望

>かえって問題を深刻にさえするでしょう。
 余談ですが、「ハッカーズ」を読んで見ると、契約をたてにとって独り占めしていくビル・ゲイツの手口が許せないのです。無数のフリーウェアやGNUの開発者とは基本的なスタンスの違いがあります。彼は、無数の無料の好意者に平等に分けるべきです。彼の様な利己的な金のもうじゃが投資する原発に、漠然とした危険性を感じます。
>これまで省エネ商品が色々出ても...結局総消費量は増える一方でした。
 これが事実ですね。廃車工場もエゴ替えで、まだ乗れるのにスクラップが増えて忙しくて、肝心のリサイクルの為の部品回収をする時間が無くて、そのまま捨てている状況が起きているそうですね。
>最近、一気に踏み込んで急速に脱成長しなければならないと考えるようになりました。
 最近、米国でも家庭菜園が桁違いに急増していますね。私もまた白菜の金将二号を250個育苗床に植えました、余った苗は近所にあげます。白菜は虫が中心の芽を食べて駄目になり、葉にも虫が付き易いので難しいですぅ、また失敗すると思いますがやってみます。大根の方が楽でおすすめですね。食べた桃の種も植えてみました。
 以前、レスター・ブラウンが戦時の速さで、風力発電を普及させ、2020年までに環境社会へ移行する必要があると述べていました。方向や使用資源は異なっているかもしれませんが、急速に2020年までに環境社会へ移行する必要があると言うのは、農業政治学者である彼の試算した、かなり正当な状況予測であろうと思うのですが?
 

2010/09/10 (Fri) 22:07

雑草Z

Re:Re:脱成長の展望

    地下水さん

>契約をたてにとって独り占めしていくビル・ゲイツ

ビル・ゲイツについてはよく知りませんが、彼は技術者と言うよりも、アメリカ流の「契約」主義の冷徹な起業家であり、現在は金に貪欲な実業家、投資家でしょうね。

>無数の無料の好意者に平等に分けるべき

心情的にその通りなのでしょうが、最初から人のアイディアを盗んで起業していたビル・ゲイツには通じないでしょうね。彼はいつでも人のアイディアを法律を盾に上手く盗んでいますね。このような強引で多くの犠牲の上に成り立つ酷いやり方がアメリカン・ドリームの現実の姿ではないでしょうか。

>廃車工場もエゴ替えで、まだ乗れるのにスクラップが増えて忙しくて、肝心のリサイクルの為の部品回収をする時間が無くて、そのまま捨てている状況

おっしゃる通り、自動車の補助金減税は、税金を使って自動車産業を潤し、自動車のスクラップを増やし、環境をますます悪化させただけです。「エコ替え」が聞いて呆れます。


>白菜の金将二号

よろしければこの品種を選んだ理由を教えて頂けますか?

>食べた桃の種も植えてみました。

苗ではなくて、実際食べた果物の種を植えて木になって実がなるのって、いいですね。当方もやってみようと思っています。

>2020年までに環境社会へ移行する必要がある

風力発電が有効かどうかは疑問の余地がありますが、実際早急に現在の社会のシステムは止めなければ文明崩壊は時間の問題ですね。先ずは経済効果を優先しない脱成長社会への移行が必要でしょう。

2010/09/12 (Sun) 13:32

地下水

Re:Re:Re:脱成長の展望

>白菜の金将二号 ...教えて頂けますか?
 今年は暑かったので中手が良いと聞いたので、美味しくて、病気に強く、勢の強い、大臣おすすめと言うことで、決めました。でも虫に食われるのが本当の問題で農薬を使ってしまいます。コヒーがらや、唐辛子の液が農薬代わりになると言う話もありますが、まだ定かでないです。コーヒーがらは、ナメクジ退治には効きました。やはり大根の方が無農薬でできるので楽でおすすめです。
 余談ですが「種はゴミじゃない」のブログも発想に賛同できて良いです、見て下さい。

2010/09/19 (Sun) 22:52

雑草Z

家庭菜園

    地下水さん

 お返事有難う御座います。ここのお返事は下さらないのかな?・・と思っていたところでした。

>虫に食われるのが本当の問題で農薬を使ってしまいます。

お役に立つかどうかはわかりませんが、

『自然農薬で防ぐ病気と害虫』 古賀綱行 著 農文協

と言う本は参考になるかも知れません。
最近読んで、
「四季折々に咲く花には、その土地でその頃出やすい病害虫を寄せつけぬ成分があるようです。」等と言う事が書いてあって目から鱗の面白い本でした。

その本に書いてあった 酢 とか 草木灰 とか くん炭 を試しています。

>「種はゴミじゃない」

って当然だな・・・と思いつつ、そのサイトを訪問してみたら、確かに面白そうな興味深いサイトですね。種蒔き等にも参考にさせて頂きます。いいサイトご紹介有難う御座いました。

2010/09/20 (Mon) 00:38

地下水

Re:家庭菜園

>「四季折々に咲く花には、その土地でその頃出やすい病害虫を寄せつけぬ成分があるようです。」等と言う事が書いてあって目から鱗の面白い本でした。
 グリーンティさんのレビューから...
 ニンニク・唐辛子は有名ですが、その他ワカメや米ぬか、にんじん、ビワの葉、コーヒーetc..色々出てきます。
 特に、醸造酢を水で薄めた液は「手軽な万能薬」として重宝します。(週1回これを散布したら、アブラムシやヨトウムシがほとんど出ません。植物自体も元気になるみたい?)
 春はツクシやチューリップ、夏は朝顔やスギナ、秋は菊やコスモス、冬はヨモギやドクダミ等、≪身近にある季節の草花≫を使った方法も興味深く、...

 ほー、へぇー、四季の草花も実は味方であるとは、まさに雑草の言葉!私も目から鱗ですぅ(^o^/

2010/09/21 (Tue) 22:47

雑草Z

自然農薬

    地下水さん

 私も『自然農薬で防ぐ病気と害虫』に書いてあった米酢を水で薄めて霧吹きに入れて、大根や蕪の葉にかけていますが、効果はてき面なように感じます。
 小蕪は梅雨の頃からプランターに蒔いては葉が穴だらけになって全滅していました。(・・暑さのせいかもしれませんが・・)それが双葉の頃から毎週酢をかけたら、丸い蕪がなるまでに育ちました。葉もきれいです。

 一つ疑問に感じている事は、蕪や二十日大根を連作する前に、土に少々石灰を入れて酸性を中和するのですが、霧吹きで葉に酢をかけているうちに、勿論土にも落ちる訳で、土が酸性化しないのでしょうか?

2010/09/21 (Tue) 23:34
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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