補足
$ pg_dump --version
pg_dump (PostgreSQL) 11.9
- pg_dump の help
- デフォルトではダンプはデータベースの符号化方式で作成される。
$ pg_dump --help
pg_dumpはデータベースをテキストファイルまたはその他の書式でダンプします。
使用方法:
pg_dump [OPTION]... [DBNAME]
一般的なオプション;
-f, --file=FILENAME 出力ファイルまたはディレクトリの名前
-F, --format=c|d|t|p 出力ファイルの書式(custom, directory, tar,
plain text(デフォルト))
-j, --jobs=NUM ダンプ時に指定した数の並列ジョブを使用
-v, --verbose 冗長モード
-V, --version バージョン情報を表示し、終了します
-Z, --compress=0-9 圧縮形式における圧縮レベル
--lock-wait-timeout=TIMEOUT テーブルロックをTIMEOUTだけ待ったあとに失敗
--nosync 変更のディスクへの安全な書き出しを待機しません
-?, --help このヘルプを表示し、終了します
出力内容を制御するオプション:
-a, --data-only データのみをダンプし、スキーマをダンプしません
-b, --blobs ラージオブジェクトと共にダンプします
-B, --no-blobs ラージオブジェクトをダンプしません
-c, --clean 再作成前にデータベースオブジェクトを整理(削除)
-C, --create ダンプにデータベース生成用コマンドを含めます
-E, --encoding=ENCODING 指定の符号化方式でデータをダンプ
-n, --schema=SCHEMA 指名したスキーマ(複数可)のみをダンプ
-N, --exclude-schema=SCHEMA 指名されたスキーマ(複数可)をダンプしません
-o, --oids ダンプにOIDを含めます
-O, --no-owner プレインテキスト形式で、オブジェクト所有権の
復元を飛ばします
-s, --schema-only スキーマのみをダンプし、データはダンプしません
-S, --superuser=NAME プレインテキスト形式で使用するスーパーユーザ名
-t, --table=TABLE 指定したテーブル(複数可)のみをダンプ
-T, --exclude-table=TABLE 指定したテーブル(複数可)をダンプしません
-x, --no-privileges 権限(grant/revoke)をダンプしません
--binary-upgrade アップグレードユーティリティでのみ使用します
--column-inserts 列名指定のINSERTコマンドとしてデータをダンプ
--disable-dollar-quoting ドル記号による引用を無効にして、SQL標準の引用を
使います
--disable-triggers データのみのリストアをする際、トリガを無効にし
ます
--enable-row-security 行セキュリティを有効にします (ユーザがアクセス
許可を持つ内容のみダンプします)
--exclude-table-data=TABLE 指定したテーブル(複数可)のデータをダンプしません
--if-exists オブジェクトの削除の際に IF EXISTS を使います
--inserts COPYではなくINSERTコマンドとしてデータをダンプ
します
--load-via-partition-root パーティションをルートテーブル経由でロードします
--no-comments コメントをダンプしません
--no-publications パブリケーションをダンプしません
--no-security-labels セキュリティラベルの割り当てをダンプしません
--no-subscriptions サブスクリプションをダンプしません
--no-synchronized-snapshots 並列ジョブにおいて同期化スナップショットを使用し
ません
--no-tablespaces テーブルスペースの割り当てをダンプしません
--no-unlogged-table-data UNLOGGEDテーブルのデータをダンプしません
--quote-all-identifiers キーワードかどうかにかかわらずすべての識別子を
引用符で囲います
--section=SECTION 指定したセクション(pre-data, data, post-data)を
ダンプします
--serializable-deferrable 異常なくダンプを実行できるまで待機します
--snapshot=SNAPSHOT 指定したスナップショットを使ってダンプを行います
--strict-names テーブルやスキーマの追加指定パターンが最低1つの
実体にマッチすることを必須とします
--use-set-session-authorization
所有権の設定の際に、ALTER OWNER コマンドではなく
SET SESSION AUTHORIZATION コマンドを使用します
接続オプション:
-d, --dbname=DBNAME ダンプするデータベース
-h, --host=HOSTNAME データベースサーバのホストまたはソケットディレクトリ
-p, --port=PORT データベースサーバのポート番号
-U, --username=NAME 指定のデータベースユーザで接続
-w, --no-password パスワード入力を要求しません
-W, --password パスワードプロンプトを強制 (自動的に行われます)
--role=ROLENAME ダンプの前に SET ROLE を行います
データベース名が指定されなかった場合、環境変数PGDATABASEが使用されます
不具合は<[email protected]>まで報告してください。
$ pg_restore --help
pg_restoreはpg_dumpで作成したアーカイブからPostgreSQLデータベースをリストアします。
使用方法:
pg_restore [OPTION]... [FILE]
一般的なオプション;
-d, --dbname=NAME 接続するデータベース名
-f, --file=FILENAME output file name (- for stdout)
-F, --format=c|d|t バックアップファイルの書式
(自動的に設定されるはずです)
-l, --list アーカイブのTOCの要約を表示
-v, --verbose 冗長モード
-V, --version バージョン情報を表示し、終了します
-?, --help このヘルプを表示し、終了します
リストア制御のオプション:
-a, --data-only データのみをリストア。スキーマをリストアしません
-c, --clean 再作成前にデータベースオブジェクトを整理(削除)
-C, --create 対象のデータベースを作成
-e, --exit-on-error エラー時に終了。デフォルトは継続
-I, --index=NAME 指名したインデックスをリストア
-j, --jobs=NUM リストア時に指定した数の並列ジョブを使用
-L, --use-list=FILENAME このファイルの内容に従ってSELECTや出力のソートを
行います
-n, --schema=NAME 指定したスキーマのオブジェクトのみをリストア
-n, --schema=NAME 指定したスキーマのオブジェクトのみをリストア
-O, --no-owner オブジェクトの所有権の復元を省略
-P, --function=NAME(args) 指名された関数をリストア
-s, --schema-only スキーマのみをリストア。データをリストアしません
-S, --superuser=NAME トリガを無効にする際に使用するスーパーユーザの名前
-t, --table=NAME 指名したリレーション(テーブル、ビューなど)をリス
トア
-T, --trigger=NAME 指定したトリガをリストア
-x, --no-privileges アクセス権限(grant/revoke)の復元を省略
-1, --single-transaction 単一のトランザクションとしてリストア
--disable-triggers データのみのリストアをする際、トリガを無効にし
ます
--enable-row-security 行セキュリティを有効にします
--if-exists オブジェクトの削除の際に IF EXISTS を使います
--no-comments コメントをリストアしません
--no-data-for-failed-tables 作成できなかったテーブルのデータはリストア
しません
--no-publications パブリケーションをリストアしません
--no-security-labels セキュリティラベルをリストアしません
--no-subscriptions サブスクリプションをリストアしません
--no-tablespaces テーブル空間の割り当てをリストアしません
--section=SECTION 指定したセクション (pre-data, data, post-data)
をリストア
--strict-names テーブルやスキーマの追加指定パターンが最低1つの
実体にマッチすることを必須とします
--use-set-session-authorization
所有権の設定の際に、ALTER OWNER コマンドではなく
SET SESSION AUTHORIZATION コマンドを使用します
接続オプション:
-h, --host=HOSTNAME データベースサーバのホストまたはソケットディレクトリ
-p, --port=PORT データベースサーバのポート番号
-U, --username=NAME 指定のデータベースユーザで接続
-w, --no-password パスワード入力を要求しません
-W, --password パスワードプロンプトを強制 (自動的に行われます)
--role=ROLENAME リストアに先立って SET ROLE します
The options -I, -n, -N, -P, -t, -T, and --section can be combined and specified
multiple times to select multiple objects.
入力ファイル名が指定されない場合、標準入力が使用されます。
不具合は<[email protected]>まで報告してください。