ロケールとは、システムやプログラムを実行する言語的および文化的な環境のことです。Oracleソフトウェアのロケール動作を指定する最も簡単な方法は、NLS_LANG環境パラメータを設定することです。このパラメータによって、クライアント・アプリケーションとデータベース・サーバーで使用される言語と地域が設定されます。また、クライアントのキャラクタ・セット(クライアント・プログラムによって入力または表示されるデータのキャラクタ・セット)も設定されます。
UNIXプラットフォーム上では、NLS_LANGは環境変数として設定されます。Windowsプラットフォームでは、NLS_LANGはレジストリ内で設定されます。
グローバリゼーション・サポート環境の設定
レジストリの概要
Oracle Database for Windowsでは、構成情報はツリー構造に編成されたリポジトリ(レジストリ)に格納されます。ツリー構造は、レジストリのキーおよびそのキーのパラメータ値から構成されます。レジストリ エディタで、レジストリ・キーとパラメータ値を表示して変更できます。(中略)
レジストリ・パラメータ
この項では、次のキーのOracle Database for Windowsレジストリ・パラメータについて説明します。Oracle Enterprise Managerなどのその他の製品には、この章では説明されない追加のキーおよびパラメータがあります。パラメータおよびレジストリの構成
- \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE\KEY_HOME_NAME
- \HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ORACLE
- \HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services