ablog

不器用で落着きのない技術者のメモ

OSユーザ・グループとOracleのシステム権限

Oracle をインストール時に聞かれる「権限付きオペレーティング・システム・グループ」について調べてみた。Oracle のシステム権限と OS グループをマッピングしているみたい。例えば、「データベース管理者グループ」にOSグループ「dba」を指定すると、「dba」グループに所属するOSユーザはSYSDBA権限を持つ。

  • データベース管理者グループ:SYSDBA権限
  • データベース・オペレータグループ:SYSOPER権限
  • ASM管理者グループ:SYSASM権限

インスタンスの起動・停止はできるがデータベースの作成・削除はできない OS ユーザ「oracleoper」を作りたい場合は、「データベース・オペレータグループ」に所属させれば良い。oinstall ユーザはインストール用グループ。Oracle ファイルの所有者で、インストールやパッチ適用の際にのみ使う。
あれ?oracleoperユーザでインスタンスを起動したら、Oracle の実行ユーザは oracleoper になるのか?

[参考]
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/products/oracle11g/index.html
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle11g/111/doc_dvd/server.111/E05760-02/dba.htm#439703