10年ぶり、高島 コダン(前編)
恵翔丸も出船しないので、5人で高島を貸し切ることになりました。
私たちはコダン、別の2人組がワレを希望したので10年ぶりとなる
コダン渡礁が現実となった。
2人ではもったいないくらい。
U田君が正面のベスポジに、私はスズメ側のワンドに陣取った。
1投目、そういえば10年前もここでヒラマサを2本釣ったっけ・・・
感慨に耽っていると、ウキがありません。
慌てて合わせると何か来ています、
幸先よく上がってきたのは30cm級のイサキでした。
予報に反して、天気は快晴のベタ凪ぎ。
山では蝉まで鳴いています。
日が昇ると、餌さ取りも元気いっぱいで海面を飛び跳ねます。
ここからは、餌さ取りとの持久戦に持ち込まれます。
潮がイケマ方向に流れ出したので、釣座を正面右側に変えます。
ここで粘るも、カワハギ1匹のみ。
そして、潮止まりをむかえ又ワンドに戻ります。
刺し餌はすぐに無くなるが、辛抱して手返します。
イサキ1匹で、このままドラマも無く終わってしまうのか・・・
10:30頃、ウキが沈んだ。
一呼吸置いて合わせます。
あんまり手応えが無いが、又イサキか・・・
と、いきなり走り出した。
違う違う!(多分ヒラだ)
慎重に寄せていきます。
海中で光る白い魚体、間違いないヒラだ。
U田君の玉網助で、フィニッシュと思った瞬間。
竿が跳ね上がった。
エ~っ、針ハズレか?
いや違う、ハリスが切れている。
しかも天秤のすぐ下あたりだ。
キズでも入っていたのか、残念!
動揺したまま、仕掛けを作り直します。
つづく・・・