今日卓ないなったの忘れてた

なのでやっていく

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　 　 　 　 　 　 　 ｛　ｎ |　　|＿ノ　　|⌒|　 　 　 |　　 | ｎ　｝　◆　ついに「危険生物化」を取った　◆
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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　/　 ∨　　　 |　　　　◆　この◎危険生物化はプラグイン版なので「即死耐性」とかがついてます　◆
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆　詳しくはNote版のルールブックで　◆


◇ク・リトル・リトル（種別：バイオニンジャ）
カラテ：１２　★★
ニューロン：９　★
ワザマエ：６
ジツ：０

体力：１２＋１１
精神力：９-５（バイオサイバネ埋め込みペナルティ）
脚力：６
万札：８
名声：１７

攻撃：１２　射撃：４　　機先：９　　電脳：９
回避：１２　精密：４　　側転：４　　発動：９　※即応ダイス２、緊急回避ダイス０

スキル
◎叩き伏せ
◎獣化/黒い復讐心
◎滅多斬り
◎バイオニンジャ化　●脆弱性：火炎（精神力１）
◎危険生物化

●連続攻撃２、●時間差、●マルチターゲット

サイバネ
▲▲▲▲▲▲戦闘用バイオサイバネLV3 （頭・腕）
△△ゴリラアーム
▲▲▲▲戦闘用バイオトルソーLv2

記憶スロット
◎狂気：捕食衝動
◎狂気：謎めいた儀式
◎狂気：禁断の崇拝
◎狂気：偏愛
◎狂気：多重神格
◎交渉：超然

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　　　　　　　　 　 ＿ノ|　　　　　　　 　 //| : : l:／ |:. : : :/､＿:|ニﾆ|
　　　　 　 　 　 　 ): :/　　　　　　　　 //: |: :ｰ|==､|从_/＿∨:|ニﾆ|
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　　　　　　　　　　　 　└厂 / : : :/.: : /r―― r┘TT /: : / ―┐ |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　|Λ　:|ﾆ＼　 ├―:/: : /／ﾆﾆニ|. 　 ＼　　　　　◆　ニンジャソウルの闇なんてなかった（解消）　◆
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿__/＼|ﾆ二＼_|▽/| : : |ﾆﾆﾆﾆニ|　　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＿／￣￣￣￣＞Ｃ）/.＼ﾄ|ﾆﾆ|／´￣￣| 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ／￣|￣|　　　　|二二二/　　 　 　 |　　　　　＼◆　減った体力を補う為にカラテを若干上昇　◆
　　　　　　 　 　 　 　 　 ／＿／　 　 .|二|. .　　　|二二-/　　 　 ＿_,|　　 　　 　 |
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 { ＼＿＿|二|: :: :: :. .|二二-|＿＿／二＼＿＿ 　　｜
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {二二二 |二|: :: :: :: :|二二-|／二二二二| 　 　 ｀＼|　◆　あとはトロ粉末をキメる　鼻から　◆
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼二二 |二|　: :: :: :|二二-|二二二二二|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ|二|　　: :: :|二二Λ二二二二／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞|二|　　　　|二二二＼￣￣厂
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=二二/　 　 　 |二二二二.＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 -=二二二/　　　　　 ＼二二二二 ＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 -=二二二二/　　　 　 　 　 ＼二二二二 ＼
　　　　　　　　　　　 ／二二二二二/　 　 　 　 　 　 　 ＼二二二二=-
　　　　　 　 　 　 ／ 二二二二二 /　 　 　 |　　　 　 　 　 ＼二二二二二=-
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◇アザーサイド　（旧：マリー＝イオチ）（種別：ニンジャ）
カラテ：３⇒５
ニューロン：７⇒８　★
ワザマエ：７
ジツ：５　★

体力：６＋１
精神力：１３
脚力：４
万札：０
名声：１２

攻撃：５　　　 射撃：８＋１　　機先：８　電脳：８
回避：８＋１　精密：７＋１　　側転：７　発動：１２　※即応ダイス５、緊急回避ダイス３

スキル
●時間差、●マルチターゲット、●連射２

★◎カウンター・イビルアイ
◎魅了
◎◎グレーター級ソウルの力


ジツスロット
☆カナシバリ・ジツ　Lv3
★コブラ・ゲン・ジツ
★★イビルアイ

装備
フェイスガード 【万札：1】
テック・ガントレット 【万札：５】
伝統的ニンジャ装束 【万札：１０】
レッグガード 【万札：２】

回復アイテム
【万札：3】：トロ粉末：

サイバネ
▲スマート・バイオサイバネLv0　：　【万札：10】
△獣人化バイオサイバネ

記憶スロット
◎狂気：異常性癖
◎知識：オカルト
◎交渉：共感
◎知識：ストリートの流儀

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二}ﾑs｡.,　　　　　 ニ｡_　　　　　　　　　　　　　　　　=_　　　　 ,ｨ㌻　　　　　　　　 　 　 　 ,i{ニニ=-　　　　,ｲ
二二二｣}≧｡.,　　　ﾐﾑ},　　　　　　　　　　　　　　　　ニニﾏ,　}i　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ｢　　　　 　　 ,ｲ"
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　　　 　 ﾑﾆ'　　 　 　 　 　 　 　 =　　　　　　　　　　_-　　_-ｲ:::::::'　　　_　lニ　-_　ﾐﾆi　 -_　　＼二二}i｡=　_　 =
　　　　ﾉ二'　　　　　　　　　　_　-　　　　　　　　 _-　　 _-ｲ::::::::::'　　　 _　 二　 -_　ﾏ}i,　　- _ 　 ＼二三≧｡- = _
｡s≦二ニ'　　　　　　　　　　 =　　　 _　_　　 　　 = 　_-ｲ:::::::／}i｡　　　_　 二　　 -_ ﾏ}i　　　　-_　　＼二二三＼_―
二＞ ´　　　　 　 　 　 _　-　　　_ -　　‐≧s｡　_- _-　弋:／　 `}hi　 　_　 二　　　-　ﾏi　　　　　-_　/二二二二二}h
　　　　　　　　　　_　-　　　 _ -　　　　　　_-　`-=　　　　　　 　ﾑ!　　 =　 二≧s｡　-_　　　　　　　 /二二二二二/
　　　　　_　 - _-　　　　_ -　　　　　　 _ -　　　　　　　　　　　 ﾑ!'　　 =　　`-=二二≧｡　-_　　　 /二二二二二/
　　_　-　　　　　　　_ -　　　　 ＿＿-　　　　　　　　　　　　　ﾑ! 　　 =　　　　　　`寸二二i　-　_/二二二二二/
_-　　　　　　　　-　　　　　 _-　　　　　　　　　　　_　｡s≦二二'　　　ﾆ　　　　　　　　V二二,　 ./二二二二二二､
　　　　　　　　　　　＿＿ ‐　　　　　　　　　　ｲ二ニ-　´　　　　　　 ニ　　　　　 　 　 V二二,　寸二二二二二二}i｡.
　　　◆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　アザーサイドが再び目覚めた時、

　　　　　　　　彼女は造花が立ち並び、触手が敷き詰められた空間で寝転んでいた。

　　　◆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆

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　　　　　　　　＿　 Ｚ/: : :／: : : : : : : ＼ :Ζ^　 | : |
　　　　　　　　＼ >┐┐/: : : : : : : : : : : |:. :.Ｚ_,/: :｜
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.　　　 　 　 　 　 ｜: |Ｔ付ﾄ|: : : : | :|＼: :|.: : : :|: : : :|　　　　　……よかった。
　　　　　　 　 　 八 :乂 Vリ从: :ﾉィ符x､|.: : : :|: : :.〈
.　　　　　　　 　 　 |＼|;;:.　　　　　乂ソﾉ|.: : : :| : /|:|
.　　　　　　　 　 　 |: 込、 ´,_　 　:;;(＼Л : : : |:..:| |:|　　　　　ご無事だったのですね、主よ……
.　　　　　　　 　 　 |: : : | ＼ ┘＿,,ノノ丿: : :./.: :| |:|
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　　　　　　　　　　八: : :|　 |＼_|　｛　|: : :／⌒Ｖ..:/
　　　　 　 　 　 　　[ ＼|＼|__/ ￣＼|: : |二二 |Λ
　　 　 　 　 　 　 　 |＼|　（(/二二二V/ ニニ |:..::|　　　　　　　◆――――――――――――――――◆
　　 　 　 　 　 　 　 |二|／ |二二二二|＼＿_ノ〉 :|
　　 　 　 　 　 　 　 |二| 　 |二二二二|＼＿／ : :|　　　　　　　　　それは主の腕であり、我が家である。
　　　　　　 　 　 ／/二| 　 |二二二二二／=-ミ:八
　　　 　 　 　 ／二|ﾆﾆ＼　＼二二二／二二二 ＼　　　　　　　　 アザーサイドは疑うことなくそう捉えた。
.　　 　 　 　 /ニニ ＼ ニ｝　　＼__,／二二二二二 '，
　　　 　 　 /／￣￣ 〈厂＼　　　 |二二二二二二二|＿　　　　◆――――――――――――――――◆
　　 　 　 ／　　 　 　 ｛　　ﾉ 　 　 |二二二二二二二|二＼







　　　　　 ,.ｒ＜´,.ｧ ,／　　}ｊ　／　　　　　　　　　.　＼ 　 ,ｒ‐r-､
　　 　 ／ ／ .ｧ //　　　 ,.r'"､　　　　　 　 　 　 ', 　 ﾊ　ﾞｰ ＼:＼
. 　 ／ ／　／ ∧!　　／‐-､　＼ ､ 　 　 　 　 　 }　　ﾊ　　　　ヽ:､｀ﾞヽ、
.,／ ／　／　 / i_二/　｀ﾞヽ. ＼　ヾ!　　 　 　 　 .'　　　ﾄ、　　　 ! ',ヽ＼｀ﾞヽ､
' ／　　/　　 ,' ,,..＜　　　　 ｀ヽヽ__} ､　　　　　 ' 　 　 ,' ｀ヽ ＿,ﾉ.ｨ.! ＼ ＼＼＼　　　　　　　　◆――――――――――――――◆
/　__　,'　　 ／　　　　 　 　 ／ `ヾ}　{＼　 　 ,.'　　　/　 　 ＼-'"| !　　ヽ　＼＼＼
"´　 ﾞ!ﾚ´｀/　　　　　　/¨´i 　 　 ｀￣ヾﾍ、　,'　　/ﾌ ﾞＹ´　　 ﾊ　 !|　　　!|　　ヾ. ＼＼　　　　　　　その純粋な信じ仰ぐ心に、
　　　 ,.z<´､　　__,.ｚ≦＾i､　!　　　 /(__ﾉ　ヾ}/ｯ '",,.--､;　-- '　 ヽﾘ　　　l.!　 　 ヾ　 ヽヽ
　　／　　｀￣´　､　 ､ ヽ ＼ｒ-､　,{　 ,.-､　｀´ _　ｰ'）　ヽ　　　　　ヽ /ｰﾍ.|／｀ヽ. ',__　ヽヽ　　　　　 彼は撫でることで報いてみせた。
　 ﾉ　　　　　　 ﾞ} ヽ　ヽ ＼ 人. ﾏ―ﾍi　|　　/ ﾉ ./　　　＼ 　 　 　 ＼.　ﾘ　　　　i|　У ﾏﾊ
　{　　 　 　 　 ｒ'　.__　,-ヽ V´ヽ. !｀ヽ |l. !　 i　!　{　　　　　 ヽ.　　　　 ﾊ.　　　　　ﾘ　　｀ヽ ﾊ　 ◆――――――――――――――◆
　 ｀ヽ--シ7 ノヽ i⌒! Y´ヽ.ヽ.　}.|　 ,!} ! ﾏ .|　l　 ｀ヽ. __,)　　 ﾞi　 　 　 〈　　　　　　　　　　ヽ!
　　,..ｚ≦ / | /´ﾊ.',　ﾏl､.　 ! !　,ﾚ　 リ､＼ヽヽ. ＼二〈　　　　 ゝ、　 　 ﾊ　　　　　　　 　 　 |
　　　　 　 八ゝ_　｀　 ヽ!　 ﾚ'　　 　 .／＼.ヽ　ヾヽ＼ﾉ--:､　　　 ヽ　 　 ﾊ
　　　　　　　 ヽﾉ　　　　　　　　　 ／　　　ヽ. ＼ ｀ヽﾉ） ｒ- ）　　 　 ',　　 .ﾊ

　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜ 　 それで……ああ、なんてこと！　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ おふたりとも生きているのですね！　流石です！　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/´￣/7＞ｒ―┬―－┬－-　 ＿＿
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /////////|　|l｜　｜/´￣/7＞ｒ―┬―－┬－-　 ＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 　 {/////////|　|| l l　 /////////|　|l｜　｜ ｜ |　ｌ　l　　|/ﾊ＞, , 、
　　　　　　　　　 　 ,　-――≠/////////|　|| l l　{/////////|　|| l l　 /´￣/7＞ｒ―┬―－┬－-　 ＿＿
　　　　　　　　　 ／////////////////,　-――≠/////////|　|| l l　/////////|　|l｜　｜ ｜ |　ｌ　l　　|/ﾊ＞, , 、
　　　　　　　　　{///////////,'７´//／/////////////////,'|　ｌ| l l{/////////|　|| l l　 |　｜ | ｜ | ｜|//|/////＞, , ,､
　　　　　　　　　V///////////l'///{///////////,'７´///,　-――≠/////////|　|| l l　 |　｜ | ｜ | ｜|//｝///////////＞-‐ヘ ＿
　　　　　　　　　 ヾﾐ//// / ／ 弋//V///////////l'//／/////////////////,'|　ｌ| l l　 |　｜ | ｜ |　|/ｰ≠――――――--/､////へ
　 　 　 　 　 　 　 　 ￣ ￣　　　　　￣ヾﾐ//// / ／ 弋{///////////,'７´/////,'|　 ! |　　| 　' l l　　 |　|///ｲ/////////////////￣/7ｰミ＞､＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣ ￣　　　　 V///////////l'///////,|　 ! |　　　　｜　 ｜　|'///|/////////////////////////////ヽー- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾﾐ//// / ／ 弋//////_ゝ┴───┴─┴‐く///ｊ/////////////_/_/_/_///////////ﾉ三ﾆノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ ￣　　　　　￣￣　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣　 ￣￣￣￣￣　　　　　　 ￣￣￣￣

　　　◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

　　　　　　触手の上に転がり、深い眠りにつく者たち。

　　　　　　パープルタコ、アイボリーイーグル、ゼナ・ホシガミの三人だ。

　　　　　　信徒たちが入念に麻酔管理を行っており、

　　　　　　彼らが自然に目覚めることは、現状ないだろう。

　　　　　　みんな虜囚の拘束にとても慣れていた。　だってカルトだし。

　　　◆―――――――――――――――――――――――――――――――◆

　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　´　 　 　 　 　 　 `
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　 ′
　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　　　　 　 　 ∩　　　　　　∩　　 　 |　　　　　◆――――――――――――――――◆
　　　　　　　 　 　 ∪　　　　　　∪
　　　　　　　 {　　　　　　　　　 　 　 　 ／へ、　　　　　興味ないから好きにしていいよ。
　　　　　　　　≧=--(__从_从__)--==彡 　 　 ＞
　　　 　 　 　 |￣`T¨￣￣￣|＿　　 　 V⌒´　　　　　 彼は虜囚たちから視線を外すことで
　　　 　 　 　 |　　ｌ| 　 　 　 (＿__　　 　 ﾟ，
　　　　　　　 ﾑ＿.||＿＿＿_.|　　　　　　 |　　　　　　　 その意思を示した。
　　　　　　　 |　　 　 　 　 　 Y⌒ヽ 　 　 |
　 　 　 　 　 乂_＿､＿＿____.乂_ノ_＿__ノ　　　　　 ◆――――――――――――――――◆








　 　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ＼ﾆﾆﾆニ⌒〕ｈ､-‐''"ﾆﾆﾆ}
　　　　　 　 　 　 たﾆﾆﾆﾆﾆﾆ- ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ-＼ﾆﾆﾆﾆ′
　　　　　　 ＜⌒rﾍﾆ｡ﾟﾆﾆﾆﾆ/-‐……‐- ミ`､ﾆ寸ニ,′
　　　　　　 　 ≫>.0У㍉._ﾆ/_-_-_-_-_-_-_-｀ⅥﾆV/
　　　 　 　 ／/└t_に0つ_/､ -‐……‐- ミ-_-Ⅵ-ﾔ
　　　　　　⌒¨У:/: ﾉゝ У./. . . . ′ . . . l|.｀`ヽⅥ_ﾔ
　　　　　　　　 L_／ﾆ.／ . ′_,,..､､ .l. . . .八. . . } 寸ﾔ　　　　　　　そうですね……ニンジャのおふたりは
　　　　　　 　 たﾆ-／. . .l_,.､､.,_　{. .l. . ./‐-ﾐ. . ′ 寸，
　　　　　　　/ﾆ-／八. . .公vぅｯ｀乂l. ./_,,..､､У./. . }寸
.　　　　　　/ﾆ／ . ′l＼. .(:.:.:.:.　　　⌒ゞｼ 公./ . . 八`､　　　　　 危険ですし、カイシャクしてもいいのですが……
　　 　 　 ノ／./. . {. 八. .沁、 　 　　 ′.:.:u/ 厶イ/.}. )ﾉ`､
　　　 　 У. . ′. .{/. . ＼(. .)>｡　　' ’ 　 .ｲ...ﾉ. .У. }　　　`､
　 　 　 /{. l. .|. . .八. ‘, . |-‐ﾉニ＞ ‐=≦. . /)／. ./.}.　　　　＼
. 　 　 / .{. l. .|. .//∧. .V.| /ニ_ﾆﾆﾆﾆﾉ　｀`～| . /. ′　　　　　`､
　 　 /　.乂. ﾉ..Уﾆ|∧ 乂′´　＼ﾆ/　　　　 ,| / /､.　　　　 　 ‘,`､
　 ／　 (. .У⌒{-ﾆ|　)从{...,,,_　''"У　　　 ／ﾉ Уﾆ.`､..,_　　　　‘,-`､
. /　　 八.V. ノ {ﾆ八.　　.{. ※｀／　　　 ／ﾆ⌒′ﾆﾆ-`､ ~"''～.､‘,ニ'，
/_､-''"乂.彡′ Vﾆ{ ＼　{　 ／_,,..､ -''ﾉニ_,..,_ {ﾆﾆﾆﾆ.ノ.〕ｈ､　　　‘,ニ〉
′　 ノ. . ′　　l{ﾆ.乂__r=㍉: : : : : :／ニ////`ヽ、_／_｣L｣_-＼　　 У
　　 ′. .(　　　 l{Ⅳ　ノ乂_ﾉ｀````´/ ／ﾋﾚﾚレﾍ }＼＿_ニﾆ＼八
　　乂 . . ＼　　 V／: : :/: :`､　 　 ／/　′ ﾔ｀`ｿ　ﾉ_-_-)ｈ､ﾆ`､.`､
　　　 ｀`^⌒　　 /: : : :/: : : : '，.／／_、:} ／ﾔ　＼′-Уﾆﾆ.〕ｈ､V‘,
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　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿ ニﾆ／ニニニニﾆ∨
　　 　 　 　 　 　 　 ＼　　　〔※〕￣￣￣ ｀＼二|
　　　　　　　　　　　|ﾆﾆ>‐〔※〕＿＿＿_ 　 　 |ﾆ|
　　　　　　　　　　　| ／　ノ/ : : / : | : : : : ｀＼|ﾆ|
　　　　　　　　　　　| ￣|　/ : |/´￣｢｀: : : :|:| : ∨　　　　　　　　　　……捕まえた、という噂を流してもいいかもしれませんね。
　 　 　 　 　 　 　 /ﾆニ∨ : : |芹下|＿ﾉ :ﾉ |: : :|
　　　　　　　　　 /ﾆﾆﾆﾆ | : : |"　　 　 <芹下 : |'，
　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆ 八:. :.|、　-　、　ﾉ"Иノ　'，　　　　　　　　 彼らの“ご家族”が迎えに来るかもしれません。
　　　　　　　　/ﾆﾆﾆ／.: .:.|＼|:|＞　　＜/ /| :｜　 '，
　 　 　 　 　 /ﾆﾆ／|.:. : :.｜:. :.|ﾆ|ﾆ乂.:/ /: |:. :.＼ 　'，
. 　 　 　 　 /ﾆ／| :｜: : :.｜: : ∨￣￣Τ￣|:. : : : ＼　，　　　　　　その時の交渉の為、強引なインタビューは控えるべきでしょう。
　 　 　 　 /／ 　 ＼: : : : Λ: : : :＼／⌒|　_|＿: :ﾉ⌒　 '，＼
　　　　　/　　　　　｛＼∨:.Λ: : : : :| ＼,_| /⊂ﾆヽ ＼　　 ，-＼
　 　 　 , 　 　 　 　 |＼: |: : 〉|/＼: :|二(_ /　　 ﾆつ￣＼　 '，二＼
　　　 /|　　　 　 　 |ﾆ〈∨:/ニニ.∨ﾆ/￣|　　 厂 | ／⌒＼ '，ﾆニ|
.　　 /-|　　　　　 ／￣V/￣|ニニ／|　　 ＞く＿ﾉ＼二ニﾆ|　，二|
　　 |ニ|　　　　　| 　＿ |］　/ﾆ二|　　＼__／/＼＿ノ二ニﾆ|⌒'，-|
　　 |ニ|／~￣￣|／二Λ二二二＼__,／| |/＼二二ニニﾆﾉ　　} /







　 　 　 　 　 　 |二=-　_　 　 　 　 　 　 _ 　 -=ﾆニ二二/
　 　 　 　 　 　 |二二二＞=ﾆﾆニ二二二二二二二二/
　 　 　 　 　 　 |ニニ／二二二二二二二二二二二 /
.　　　　　 　 　 ∨／二==--==二二＼二二二二二/
　　　　　　＿|＼(｀Y＾）　　　　 　 　 　 |二二二二 Λ
　　　　 　 ＼（｀r'＾)__)~￣￣￣~~ﾟ"''～|二二二二 /Λ
　　　　　　＜(_ (__):/ : : : : : : : : :|.: : : :.|二二二二二 Λ
　　　　　　　 ///: :|: : : : : : : |:＿|＿.: .:.＼二二ニニニΛ
.　　　　　　 //: : : :| |／:: ::: :.|:: Λ.: :. :. :. :.＼二二ニニﾆ|　　　　　　ゼナ＝サンは……うーん、どうしましょう。
　　　　　　//: : : : :|Λ:.＼:..:..|:/ｘﾁ笊ミＹ : : : ＼二二二｜
　 　 　 　 | |. |.: :. :.|vｆ笊ミ＼|　 　 Ｖ^ジ : : : : :| ＼ニニΛ
　 　 　 　 | |/|: : : :乂 Ｖり,　　　 /l/ｌ//　 ﾉ : : |: : :|＼ﾆﾆΛ　　　　　正直、調べれば調べるほど典型的なヤクザなので、
　 　 　 　 | |八: |＼|ﾊ/l/　　　 　 　 厶イ: : : : |: : :|:..:.:＼ﾆΛ
　 　 　 　 | |/:.:＼:..:.从　　 ｰ ´　 　 　 /: : : : / : : |: : /: |＼Λ
.　　　　　 ∨.:: :.:.|.:. :.:.个　 　 　 　 　 /: : : : /: : :./: :/:.:/　　　'，　　 生かして返す理由が思いつきませんね……
　　　　　　 |: : : :.|: : : : |:.:.:.:.＞＜　　/: : : : /: :.／:／／　　　　 '，
　　　　　　 |: /: :.|｜: : |:.:.:.:_＿_|Tﾆ/: : : : / ＼.: .:／　　　 　 　　'，
　　　　　　Λ{: : :|Λ: : |:／／　＿/: : : ／　／⌒＼　　　　　　 　 '
　　 　 　 /.: :∨:./.:..|: ::|　/／´　/: : :./　／ ニ二二＼
.　　　 　 { : 〈 : /.: .:.|: //⌒ ／　|: : :/／二二二二ﾆl　＼　　　　　　 ，
　　　　　 ＼ ∨ // |//　／＿__,|: :/ ニ|二二二ニ ｜　　＼　　　　　|'，
　　　 　 　 {/＾〉{: :＼〈／: .:..:..:..: |:/ニﾆ.|／´￣￣｀＼　　　　＼ 　 　 |-'，
　　　　　　/ﾆ/Λ: :((__)）_____／ニﾆﾆ／　　　　 　 　 | ＿＿／´　　　|ニ|

　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　|::l＼::::::／l:::::＼　　　　　　　ウィザード・マリー。
　　　　　　　　　　　|:::￣::::::￣:::｢`ｰ'
.　　　　　 　 　 　 __|:::::::::::::::::::ノ|＿
　　　　　 　 　 ／:::‐=ﾆ::::::::::::::ノ:::::::l＿　　　　　 それでしたら「眷属化」の儀を執り行ってはいかがでしょう。
.　　　 　 　 　 |:::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::ノ:::::::＼
.　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::::::::|
.　　　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _　 　‐…‐-　　　 　　　''"ﾟ~￣￣~ﾟ"''
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ''"ﾟ~￣￣ _､＜⌒ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_､＜⌒ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:/
　　　　　　　　　　　　　　〈ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ_-￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:./
　　　　　　　　　　 　 　 /∧ﾆﾆﾆﾆﾆニ_￣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=/
　　　　　　　　　　　　　　/∧ﾆﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆ/_　 -――― ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　 　 　 　 　 　 /∧ﾆﾆﾆ:/ﾆﾆﾆﾆ/　　　　　　　　 　 '/ﾆﾆﾆ＼ﾆﾆ=/
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼_ ][/_f⌒L′　　　　　　　　　　'/ﾆﾆﾆﾆ ―
　　　　　　　　　　　　　　　　　┌‐f(⌒)(⌒)　　　　　　　　　　　 '/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　＞]-0Lノ..''"ﾟ~￣￣￣￣￣￣~ﾟ"''/ﾆﾆﾆﾆ=-|
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 Lノゞ^ゞ √.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|.:.::.:.:.:.:.八.:.:.'/ﾆﾆﾆニﾆ|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 L/ﾆニ√:|.:.:./|.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:/　＼..'/ﾆﾆﾆﾆ=-　　　　　眷属化の儀……？
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 √ﾆニ.√ ┬‐- ミ_.::.:|.::.::.:.jI斗f‐┐'/=ﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　　　　　　 　 √ﾆニ. ⌒込､ V;;ｿ^ _:＿/＾v;;ﾉ ノﾉ.:.'/ﾆﾆﾆ=-　　 　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 √ﾆニ.√.: ＼ ｀｀　 　　;　 　 ´´_彡.:.:.'/ﾆﾆﾆ=-　　　｜ 秘術解読班が発見した、隷属魔術です |
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆ/.:＼V: 个o｡　　 　 　 イ/.:.:.:. /'/ﾆﾆﾆ=-　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　/ﾆﾆﾆﾆ/.:|.::.:.:＼:|i:i:i:|-＞-＜-|.:/.:.:.:.:./.:.:＼ﾆﾆ=-　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆ/.:. |.:.:.:|.:.:.:|__ノ|i:i:i:i:i:i:i:i: |.′.:.:./.:.／　＼=-　　　　　 .｜ 強大な力を与える見返りに、主への帰属を強いるものとなります|
　　　　　　　 　 　 　 　 _￣ﾆﾆﾆ/.|.:.:.|.:.:.:|.:.:.:| ::/i:i:i／＼ .:.:.:.:.:.:/／―┐__ ＼　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　 　 　 　 _-￣ﾆﾆ／ . |.:.:.|.:.:.:|.:.:.:| :|i:／ 　 　 |.:.:.:.:/　 　_-.:|/∧　.＼
　　　　　　　　　　 _-￣ニ／..|.:.:.:.:|.:八.:. |.:.:.:| :|￣~^'' ''^ |.:.:./:|　 _- : /ﾆﾆ:|　 　:＼　　成程、そんなものが……
　　　　　　　　　_-￣ニ／ 　 .＼.: .::.::/＼.:.:.:`､ ''"ﾟ~￣~ﾟ |.:.:.:. |／　／ﾆﾆﾆ|　 　 　 ＼
　　　　 　　　_-￣ニ／　　　　|.::.＼/.:〉　.＼..:l　`､ 　 　八.:.:.:.|　／ﾆ√ﾆﾆ|　　　　　　＼
　　　　　　_-￣､丶｀　　 　 　 .＼.::.／ﾆﾆ＼ ) .＼＼_､丶｀＼.:|ﾆﾆﾆﾆ|ﾆﾆ=| 　 　 　 　 　 ＼
　　　　_ -､丶｀　　 　 　 　　 　]| |[ /ﾆﾆﾆﾆ√＿ Y⌒Y＿／.＼ﾆﾆﾆ:|￣￣〉　　　　　　　　 ＼
　 　 ､丶｀　　 .　　　 　 　 　 　/ 厂ﾆﾆﾆﾆ.√　　:乂_乂　 　 |ﾆﾆﾆニ|と0]/ 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　/　　　　　　　　　 　 　 　 √/　|ﾆﾆニ√.　 ／　|　∧..　.:|ﾆﾆﾆニ|ひ/　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼
　./　　　　　　　　　　　　／￣ |―┘ﾆﾆﾆ|　／ /　.:| _/∧ : :|ﾆﾆﾆニ| Ｔ
..〈　　　　　　　　　　　／.: .:/.:..:|　 |ﾆﾆﾆﾆ:|/ 　/ 　 :|　 ./∧.ｉ|ﾆﾆﾆ=/ﾆ|　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |
　 ＼　　　　　　　　 /.:/.:.:/.:.: / 　:|ﾆ|ﾆﾆﾆ| 　/.:　　:|　　./∧厂ﾆﾆ/ニl　　　　　　　　　　　　　 　 　 |
　　　＼　　　　 　 　l:/.:.:/.:.: /　　.八|ﾆﾆﾆ|V/.:　　.::|　　　 /ﾆﾆﾆ/ニﾆ|　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |
　　　　 ＼　　　　__ノ.:.:/|/|/　　 √-|ﾆﾆﾆ| V/ . : . :|　　 ./√ﾆﾆ|ﾆニ/　　　　　　　　　　　 　 　 　 /
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　　　　　　　 　 ⌒うぅ=‐-　　　 |ニ√ﾆ-√　 V/..:..:|　/　√ﾆﾆ:/,　　　 　__　　 　 ''"ﾟ~￣￣~ﾟ"''

　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　|::l＼::::::／l:::::＼　　　　　　>>1601
　　　　　　　　　　　|:::￣::::::￣:::｢`ｰ'
.　　　　　 　 　 　 __|:::::::::::::::::::ノ|＿
　　　　　 　 　 ／:::‐=ﾆ::::::::::::::ノ:::::::l＿　　　　スマートバイオサイバネLv2入れたガチガチの危険人物とか、
.　　　 　 　 　 |:::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::ノ:::::::＼
.　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::::::::|
.　　　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |　　ちょっとした鎖で拘束した気になりたくないんで……
　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
.　　 　 　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
.　　 　 　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |

　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::＼__
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /∠フ::::::::::::::::::::::::::＼　　　　激烈な苦痛が襲うそうですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::ノ⌒ｰ'
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ:::::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 {::::::::::::::::::::::::::::::}　　　　　　　 ゼナ・ホシガミほどの狂犬なら耐えられるでしょう。耐えなくても問題ありませんし。
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {ﾆ=-‐ ‐=ミ:::::ノ:｀ヽ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　__/´:::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　可能ならニンジャ２匹もそうした方がよろしいかと思いますが……
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〉:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
　　　r‐ｭ　　＿__　　　　　〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　◆――――――――◆
　　（￣(二(( (l(l（二＞ 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　しぬよ。
　 　 ￣　〈￣￣´｀ヽ＿___}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　◆――――――――◆
.　　　　　 〈 　 　 /´:::::::::::::｀`丶、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.　　　　　　 ー―{::::::::::::::::::::::::::::: ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　えっ。





　　　　 　 　 　 　 　 ．　´￣￣￣ ｀　 .
　　 　 　 　 　 　 ／　　 　 　 　 　 　//＼
　　　　　　　 　 /　　　　　　　　　　　///∧
　　　　　　　　 . ⊂⊃　　 　 　 ⊂⊃　///ﾊ　　　　　　　◆――――――――――――――――――――――――◆
　　　　　　　　 レ　 　 　 　 　 　 　 　 　 //}
　　　　　　　　/　　 /　　　i　　　ヽ 　 ヽ. //　　　　　　　　　ニンジャは既にカツ・ワンソーの眷属だから死ぬ。
.　　　　　　　 {　 　 {　　　￤ 　 　 }　　　∨ ＿__
　　　　 　 r‐‐ゝ　　 　＿ 人 _＿ 人＿__ ハ　　　＼　　　　　彼は触腕でバッテンを作り、非推奨であることを示した。
　　 　 　 /　 　 i⌒ヽ　　　　　／　 　 　 　 }/Ｖ⌒ヽ.〉
.　　　　　ﾚﾍ.ﾊ八＿_.)　 　 ／　　　　　　 ノ{⌒ヽ　　　　　◆――――――――――――――――――――――――◆
.　　　　　　 ／　 、　　　　 `７´￣￣ 　 //／　∧
　　　　 　 /　　　 ヽ.　　　　/　　　　 //／　　.//i　　　　　　　　　　　γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.∧
.　　　　　 {＿＿＿_ ＞…=｛.　　 　 //厶　　.///}　　　　　　　　　　　 l　　……そ、そうですか…… （__;）
　　　　　　　　　　　 　 　 ／´￣￣￣　　}}　　/リ　　　　　　　　　　　 ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,ノ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 ん 　 ＿＿＿ _ノ＿ 彡’
　　　 　 　 　 　 　 　 　 {/￣

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _- ﾆ:
　　　　　　　　　　　　┌-　　..,,_ _､-‐￢ｧ-　 ニ_
　　　　　　　　　 　 　 ‘,こ＼-／-=ﾆニた　　ニ-_
　　　　　　　　　　　　　‘,こ-/=-冖￣￣`､‐- ┘ﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 (⌒ヽ┐ 　 　 ＿＿Ⅵニニ/,
　　　　　　　　　　　　　 >-廻) -‐冖￣､￣ Ⅵニ- /,
　　　　　　　　　　　　　Lノ{丿{ _{,,.. : : :}-‐‐-Ⅵニﾆ/,　　　　　　　では、ゼナ＝サンには眷属化の儀を。
　　　　　　　　　　　　　　　i{: : V乂､: :ﾉ ィ芯>Ⅵニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 圦: :公ゞ ､　 　.:.:ﾉノ`､ニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 }/:.＼込　 ｰ　'　 ｨ: : ; `､ﾆﾆ:.　　　　　　ほかのふたりはそのまま眠らせ、
　　　　　　　　　　　 　 　 .′} : : :'⌒＞＜i/: : /: : :`､ニ-
　　　　　　　　　　　　　　 : : :} : : { -‐ｧ'ォ.′:/￣_ヘ `､ニ_
　　　　　　　　　　　　　　{: : ！: :：　 {-／{:{ :(≦ニニ´ `､こ_　　　 「翼のあるニンジャとオイランっぽいニンジャを捕らえた」と噂を流してください。
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　乂.:人: ｛､ ｛' ／{八に ニニ} 　 `､-_
　　　　　　　　　　／ 　 　 ,{У/ヽ}冖r─ (广￣~"''-｛　　　`､-
　　　　　　　　　　　　　　 {У/　/ Y＾ヽ　}′　　　　　}　　 　 `､_
.　　　 　 　 ／　　　　　　/У,,_/　 }　　', L..　＿　　　　　 　 　 `､
　　　　　／　　　　　　／^'たﾆ′ .:　　//-ニニニヽ/　　 　 　 　 .
　　　　　⌒＼　　　　(: : :/ニ圦　 :　 //-ニニニニ{　　　 　 　 　 i
　　　　　　　　´'-_　　)／ニニﾆ:. 　 //-ニニニニ√　　　　＿ 　！
　　　　　　　　　　￣/(ニニニﾆﾊ}／ -ニニニニ √-‐　　　　　 ヽ}
　　　 　 　 　 　 　 /-ニニニﾆ：　 /-ニニニニ-√
　　　　　　　　 　 /-ニニニニ {　/-ニニニ _-ﾆ√
.　　　　 　 　 　 /-ニニニ ニﾆ}/-ニニニ_-ﾆﾆ√
　　　　　 　 　 〈-ニ､ニニ_ ﾆﾆた　/ニ／ニニ√＼
　　　　　　　　　`､ﾆ->冖''㍉ﾆ{辷_-／ ニニﾆﾉ'/,　ﾉ
　 　 　 　 　 　 　 `､｛_,,....,,_ﾉ-/　　 ヽニﾆ-￣-ﾆ/,､
　　　　　　　　　／/ /,　　 )-''⌒ヽ／「ニニニニ-/,＼
　　　　　　　 ／-/　У⌒ソ^ヘノ/　 }ニニニニﾆﾆ/,　＼






　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　で　こ　の.　も　　｜
　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　き　と.　が　は.　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　ん　は　れ　や　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　/　.　ぞ　 　　る　　｀..／
　　　　　　　　　　 　＿＿＿|　　　　ﾟ　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　／::::::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　|
　　 　　 　 　 　　|:::__:::::＿:::::::::＼　＿＿＿＿　　＿／
　　　　 　 　 　 　|::ヽ_|:::|__/::::/―.'　　　　　 　)ノ
　　　　　　　　　　|:::::::::::::::::::::〈
　　　　　 　　　ﾉﾞ{◎}ri:::::::::::::::::＼　　　　　　◆――――――――――――――――――――――――――――◆
　　　　　　　　ﾊ. `ｰ'　ヽ::::::::::::::::::::|
　　　　　　　 /lﾐト､　 　!､:::::::::::::::::::|　　　　　　　　こうして、ゼナ・ホシガミは人間として終了することが決定した。
　　　　　　　/:l_丿:＼／:::＼::::::::::::::|
　　　　　　 /::::::::::/::＼::::::::::::::::::::::::ﾉ　　　　　　　 しかし誰も哀れには思わなかった。　だってカルトだし。
　　　　 　 /::::::::::∧:::::::＼:::::::::::::::::{
　　　　　 /:::::::::/　ヽ::::::::::::::::::::::::::::|　　　　　◆――――――――――――――――――――――――――――◆
　　　　　 |::::::::ﾉ　　 ﾄ:::::::::::::::::::::::::::ゝ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　翻訳された「眷属化の儀」。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その詳細は下記の通りである。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――◆













　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ７｀ ｰ-　、　　　　　　　　　_　.. -、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 　 　 　 ＞　 _,　 -‐ ' ´　　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 　 　 　 /　　 l　　　|　　 　 __　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　 　 　 　 /　 　 　 　 /　　　 l　　　l　 　 （　＼ 」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ｀ ‐　､　〈!　　　　　 /　　 　 　l　　　l　 _.　〉　｜　　　◆――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀|＼ ＿,､＿{　　　　,　-∟-‐'´　 〈　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l /|　 /｀ ｰ　､　／ ／ 　 　 　 ／　　|　　　　　　　　　お砂糖。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |｣/／　　 　 ／ ／　　　　　　l　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　　／　 /　　＼　　　 /　　 /　　　　　◆――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＋　　, '　　 /　　　　 ＼　/　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 ,'　　　　　　　｀　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ 　 　 '　 ｒ―-　　＿＿__/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　 i　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　 　 ! /






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｢￣￣ l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　　 　 　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ￣￣￣￣ |＼　　 ／| ￣￣￣￣ ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　 ,、　 　 l　 〉 〈　 l 　 　 　 　 　 ',　　　　　　　　◆―――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 ／,､＼　 　l　〉 〈　l　 　 　 　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　.／　 l､_／ >､ ∨　 ∨ 　 　 , - ､　　　 ',　　　　　　　　　　　　スパイス。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/／、 ＿_|くヽへ _>　　　　　 ／　　　＼　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ＼ 〉＿_l＼＼ 　＼　 　 　 l ／!　_＿／　　 ',　　　　　　◆―――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　 ￣ ヽ「＋　　 ／　 |__|ー' 　　　　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　 －　＋＼／　　　　 　 　 　',
　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　/　　　　　　　　　　　　+　-　_　ﾟ　　　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　.　 　/　　　　　　　　　　　　　+　　　－　　 　 　 　 　 　 　',






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　 ',　 　￣＼ 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　 ', 　 　 　 l　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　 ',　　　　 l 　 　　　　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 　 　 　 　 　 ,＿　 　 ! 　 　/｝　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　　 　 　 /　　　　　　　　　　　　V　 　￣∨/　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　 　 　 V　　　　〈　　　　　　　 ヽ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＿＿＿＿＿＿＿＿　　　V　　　　ヽﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆　　　　　　　 ,､__,､ﾍ　　　V　　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｒ┴i　○　 （´∀｀）ﾍ　 　 Ｖ　／　　　　　　　◆―――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｣　_｣　　　　ｒ┘ ﾉ　 ﾍ　　　´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 { ￣　　|　　　　　￣ 　 　 ﾍ　　　　 　 _　　　　　　　素敵なものをいっぱい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｌ.冖. 」　　▽　　　　　　　ﾍ　　　 ／　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾍ　／　　　l　　　　　◆―――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇　　　　＋　　　　　　 ´　　　　　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＄　　　　￥　　　　　　　　　　　　　 l

　　　　　　　　　　　　　　　　　{ r仁入__,x任三弋、 　 ○ ,　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　i 寸ﾆ三二三三ニ込,,＿,ノﾘ　'　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ‘ﾔュ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 マﾆ三二三二三ﾆﾆ三リ 〃　 　 　 　 /::７ 　 　 　 　 　 　 　 /V三≧ｓ．
　　　　　　　　　　　　　　　　　 丶 ＼二三ﾆ三二三ﾆ:／ ,　　　　　 　 /:::/　　　 　 　 　 　 　 /=:ｧ ,、/:::::::｀7
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ 丶=ﾆ三三ﾆ=-'´ ／　　　　　,､_/:::/　　　 　 　 　 　 　 /し/　 V::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 丶　_｀¨¨¨¨´_。　ﾟ　　　　　　//-￣7　　　　　　　　　　/　/　し:::::::::::〈
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　 　 　 　 　 　 7-　 /-.＜　　　　　　　 /　 7＿:::::::::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/‐　_/_/　　 　 ＜ 　 　 /　　´　:::::::::::/`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　 -/ ム,　　　　　　　＜ゝ　 　 .:::::::::/　　　　◆―――――――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　ョョョョュュュｮｭ _ 　 　 　 　 　 　 〈_　-/-仁≧ｓ。　　　　　　　 ＜ ゝ:::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王主ユュｭ_　　　　 /:::√寸于杜弐牟ｓ。_　　 　 　 　｀　ﾒ 、　　　　　全部混ぜればむっちゃカワイイ
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王主ョｭ,,_ /:::/　　 ｀ 'マニ二三/　｀ i　．　　 　 　 　 丶
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王≧'.,_　　　　　` ｰ-=/　 　 |／i｀㍗ｓ。 　 　 /　　　　女の子ができる……はずだった。
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王ﾆｭ_　　　　　 /　　　 jﾆ／ : : : : ::｀丶/
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王主ｭ,_　 　/　 　 　 ” 　 : : : : : : : :/　　　　　 だけど銀の黄昏教団は
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王王主ョi,./ 　 　 　 　 : : : : : : : .:.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王王王主ｮ_　　 　 　 : : : : : : : : ::/　　　　　　　余計なものも入れちゃった！
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王王王王主ｭ_ 　 　 : : : : : : : .:.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王王王王王主ｭ_　: : : : : : : :.:.:/　　　　　　　　 それは……！
　　　　　　　　　　　　　　　　王王王王王王王王王王王王王王王王王王王王ﾆﾖi: : : : : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆―――――――――――――◆








　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ,ｨ=ｘ　　,ｨ=ｘヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./　i! 　l!　 .i!　 l!　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　 /　　　 　 ヽ.　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|.／{　/　 !　ヽ　} _!ｒ┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f＞'⌒ヽﾉ{__.人.__}ｒ〈 「i oヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／1　　 / ﾚi::/::i¨{¨｀ヽヾ'.o　 }､　　　　　　◆――――――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ / {　 .ノ /　ﾚi::::! ゝ 　.| |ゝ-1::! ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　 .'　i __!ヽﾑ .}　　 ゞ'　　i＼| | ヽ ｊ:ハ　ヽ　　　　　　　　邪　神　の　血
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　 |{＿_ﾉ | |　　 　 　 [　} |　]　} !　i　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 (＿_　　 Λ＿_/Λ　 |　_|　 　 ,.| |　　　　 　 Ｕ　Ｕ ノ l　 ! 　 |　　　◆――――――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣) ) ※二二|ﾆ|　 ∨　＼.//　）　　　　　　　　 }ヽ　 /⌒Ｖ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ( (　 |[:::兀:::]ﾆ|　　　　　 〈..ｲ　　　　　　　　　 !　∨
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |/＞＜ニﾆ、　　　　　/　 ＼　　　　　ノ　 ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　　 ∠三三　　　　　　　　　　　 　＼　 《　　　　　 　　 　 　　 ┌─┘｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　 《　　,三三三三三＝―　　/　　　　 　　,　》　　　　　　　　 　　　└──┘[][]┐
,..､wo、.,..,,　,,、　　,..,..､wo、.,..,,　,,Ｖ三三三三＝―　　　　《　　　　　 　　Ｖ、.,..,,　,,、　　,..,..､wo、.,..,,　　　　　くノ
o ;@｡(@);; ∴o｡oﾟ｡oﾟ@ ;; o( ∴@7三三＝―　　　　　　　　》　　　　　　　　ミ､､`(＠):o｡o:'｡o ;; ﾟ:o｡o';; ﾟ:o｡o';; ﾟ:o｡o'
｡oﾟ@ ;; o(＠)｡,,0｡｡ﾟ.,｡o @)oﾟ;;`゜《三＝　　　　　　　　　　　′ 　　　 　　　　》@)oﾟ;;`゜(＠(＠)'.:o@)ﾟ.`゜(＠(＠)'.:o@)ﾟ.
｡oﾟ@ ;; o(＠)｡, ;; ∴o｡ﾟ(＠)'.:oﾟ.,｡o ,､三三三三＝―　　　　　　　　　　＿.ノ(＠)'.:oﾟ｡o ;; ﾟ:(＠):ﾟ｡o ;; ﾟ:(＠):o｡o.,｡
0｡(＠)o ;; ∴@ o(＠) (＠)(＠)｡o::)｡,(@)oﾟ:(＠):(＠)o0｡ﾟ(＠)o ;; oﾟ:(＠):(＠)o0｡ﾟ(＠)o ;; :(＠):＠∴＠)o ;; :(＠):＠∴
ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ|ヽ|〃ヽ|〃ヽ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして生まれた超強力暴力娘（？）！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スーパーパワーでヤバいニンジャをやっつける！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　強くてカワイイ邪悪の味方、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなのアイドル……！

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彡=／ﾆニ/ ﾍﾆ／　　　　ﾏ､:.:.:.:.ﾍ丶＝一
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くﾆﾆニﾉ　 /｀l ゝ､　　 　 〉ﾑ:.:.:.:.ゝ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辷X／j!＼' ./＼　＼ ／ﾆﾍﾑ:.|｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣ ./ﾏﾆﾆ｀ﾆﾆ=ゝ／ﾆﾆﾆﾆｌﾏﾑ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾑ/ｌﾆﾆﾆニｊ/∧.ニニニ.ｌ∧ﾏﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾑ//!ﾆﾆﾆﾆi.//∧.ﾆﾆﾆﾆ.ｌ/∧ﾏﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾑ//ﾍ/＼/`ｌ￣￣∨'ヽ/ `l￣ ｀ﾏﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾏ￣　ｌﾆﾆﾆ.ｊ　　　　ﾍﾆﾆニｌ　 　 ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　lﾆﾆﾆｊ 　　　　 ﾍﾆﾆﾆｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゞﾆﾆｊ　　　　　　ゞニｦ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　パワーパフガール！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――◆　ﾃﾞｯﾃﾞｰﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞｰﾃﾞ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾃﾞｯﾃﾞ､ﾃﾞﾃﾞﾃﾞﾃﾞｰ！

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:.:.i:.:.:.:.:.i:.:.:.:.i:.:/.斧芸≧ミ:.:.:.:.:/.∨:.i:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:i:.:.:i　　 ＼＿_人＿人从＿人＿人从／
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:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:iヾ　　　　≧　 ﾞ　　　 .{:i:i:i:i/:.:.:.:.:.:.:.:,i:.i　　￣￣）　　　　　　　　　　　　　　(￣￣
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ヽ:.:.:.:.∧＼:.:i　　 Y　　　　　　　　　 , ':.:/:.:/／
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,.　 　 ヽ.　　　　乂: : : : : : :У'　ヾ:.:.:.:.:.'.，　　　）よくも人の身体をコラァーッ！（
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　　 ヽ ::}　　　}二二ﾆ,
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　　　　 　 r‐‐ゝ　　 　＿ 人 _＿ 人＿__ ハ　　　＼　　　◆―――――――――◆　　　 | /｀し　て
　　 　 　 /　 　 i⌒ヽ　　　　　／　 　 　 　 }/Ｖ⌒ヽ.〉　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| ７　 ト（
.　　　　　ﾚﾍ.ﾊ八＿_.)　 　 ／　　　　　　 ノ{⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | .{__ノ　｛
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　√￣二=-　　　　∨二二ニニニニニニニニニ=-
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }: :.:| : :..|‐＼ : : : : :|二二二二二二ニニニニニニ=-　　　　貴方は御神のご意思で
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }: :人: : |ｘz莎..: : :..八二二二二ニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂::ノ＼| ''＾´　＼/: : ＼二二二二二二二二二二二=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}::个.、　 　 　 .／: : : /: ＼二二二ニニニニニニニニ=-　　この世界にいることをお忘れですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}: : : ﾊ_　 　 ／: : : ／: : : : ＼二二二二二二二二二二=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|У〉: : :乂> 　￣￣ ハ:..: : : : :..＼二二ニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 火　=====/ /==: : :∧　_,,.､丶´　|: : : : : : : ⌒＞──────=二￣　 神の御言葉には従う、当然でしょう。
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＞厂|　　 　 / ∧}: : : : : ⌒:..: :..⌒＼|: : : : : : : :../: : : : : : : : : ／⌒＞..:..／二
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 ￣￣|　　　 |　／⌒＼: : : : : : :＞''"八: : : : : : /＼: : : : : : ／: : ／..:..／二二〉
.───────‐＜　　　　　 .─┤　 　 |　／⌒＼＼＞''"　 　/: : : : : : : /: : : ＞─＜: : ／─＜二二二∧
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　 　 　 　 ;　,: :　　　　　　　　 　 　 　 　 /ﾆﾆﾆﾆﾆ／: T亡テ|八__//＿_|: : : : :|　　　　その代わりに、貴方はニンジャ同然の
　　　　_,,ノノ　　　　　　　　　　　　　 　 /ﾆﾆﾆﾆ／|人: :＼　　　　　亡テ|: : : : :|
　　 ´ ´　(　　　　　　　　　　　　 　 　 /ﾆﾆﾆ／ |: : : : |￣　　　　｀　 　 ﾉ_ノノ|ﾉ
　　_,,ノ　　 ヽ　　　　　　　　　　　 　 /ﾆﾆ／..: :..|: : : : |　　 　 ｖ:::ｧ　　 八:/ |:|ﾆ|　　　 強大な力を手に入れたのです。
　（__,,. 　 ''⌒冫　　　　　　　　　 　 /ﾆ／.: : : : :.|: : : : |>　　　　　　 イ . 、 : : 　|
.　　 　 _,,　 '´　　　　　　　　 　 　 /／: : : : : : : :|: : : : |TTﾆ＞r＜／: : : : ﾟυ
　　　 （ ⊂.,　　　　　　　　　　　 ／|: : : : : :/ : :/: : :..:.:|:| |二／／: :/ : ／: : :.:　 、　　 神に従い、洗礼名を受け容れなさい。
　　　　　_,,ノ　　　　　　　　　 ／　八: : : :./／/: : : :/:ﾉ^ |／ /: : :./ ／⌒|:.:|Λ-Λ
　　　 （（　　　　　　　　 　 ／ 　 　 〈:＼:/＾〉/: : : :/⌒／　　|: ___／二ニ.| ﾉ　 ∨Λ
　　　　 )j （＼∩_　　　 ／　　　 　 Λ.:/: / |:／∨ ／________|/ニニニニ |　　　 ∨Λ それが貴方の生の意味なのです。
　　　　 ”￣＼|/〉＼_厂＼　　　　 〈: :〉 ノ　Λ(__)＿______／/￣~ﾟ^''<ニ /　 　 　 ∨Λ
　　　　　　 　〈 〈　　｛　＼＞　＿　〈:〉_ﾉ__/／:/＼　 　/::::/　　 　 　 ∨ 　 　　　　∨Λ
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　　　　　　/:.:.:.: }/し:.り　　　　　し:.:.:り 　ヾ∨::.:.:.:.:.:.:.:|::.:.:.:. }
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　　　 　 ∨/　　 /＼　　 　 :／:／:／:／: /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.|
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　　　　　 八 　 {:.:.:.:.:}}ﾊ　　　　　　　-=彡:.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:}
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　ﾍｰｯ…　 :.∧{:.:/:.:.:／　　　　　　　 ／ .{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
　　ﾍｰｯ…　 :八:i:.:./＿＿　　　　＜　 　 乂_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
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（　　　　　￣/:/.:: ::.|: : |: : : |:. : :.|:＼ :. :.'，二二二｜　　　　　……矯正処置を開始してください。
　　　 ⌒ヽ　|: |....／|⌒|: : : |:. : :.| ⌒＼| :'，ニニﾆ｜
　　　　　　　|: |.: :. :.|　 |: : : |: : :Λ|　　 | : :'，ニニ-|
_,,..　　　ノ 　|八: : Ｎ:==-‐从__/‐-===/.: : :.'，ニニ，　　　　　　　＼＿_人＿人从＿人＿人从／
_ 　　 (___　 /| |:＼|Λ　　 丶　　　　 厶.:/: :| '，ニニ，　　　　　　 ＿）　　　　　　　　　 　 　 　 （＿＿
(_　　　''⌒/. | | : | : 人　＿_　　　　　 ﾉ/.:...:| : '，ニニ，　　　　　　　）　　　　　はっ！！　　　　 （
.　　て__,,,,...づﾆ==- ;#i=／丿　　　 イ:/ : : /: /:.'，ニニ，　　　　￣￣）　　　　　　　　　　　　　　(￣￣
.　 　 　 / 　 //: :|:／'　　 ┐TT[ニﾆ/ : : /／　　＼ニニ，　　　　　／⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒＼
　　 　 ｜　厶|: : :｛　　 　 ┴┐/＼/ : : /￣＞ '"⌒＼ﾆﾆ，
　　　　 |　　　乂:厂(__ 　 厂Ll.／　| : : :|／-=二二二｝＼|ﾆ，
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 , r ==＝＝. . . . _
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　　　　 　 　 　 /: : :{! : : : :{! : : : : : : i} : : : ヾ i l i l !}
　 　 　 　 　 　 ｀/ゞ, ==== ゞ====='ﾐヾ : : :/: ｀ヾ三!
　 　 　 　 　 　 /// 　 　 　 　 　 　 //`トx､: : : : : :i}　　　　　　　　　◆―――――――――――――――――――◆
.　　 　 　 　 　 {//　・　　　　　　　・　　　　//〕iﾄ : .;
　　　　 　 　 　 ＼,,　 　 ´¨¨｀　、　　　　 ///}/,彡'　　　　　　　　　　　アザーサイド＝サンもたくましくなったなあ。
　　　　　　　　,r//　　　r　　　 　 、＿＿＿／i x、
.　　　　　　　 {//　　 ,.ｲ　 　 l　　 }//// l i l i l i }
.　　　　　　　 {i lゝ=..' i.{、 　,∧彡' i l i l i l i l i彡'／＼　　　　　　　　　 彼はとくに咎めることなく、それを見守った。
　　　 　 　 　 ヾ=== ニ｀二´i_l_i_l_i_l_i_lrｾ,彡'´ ∨::::::r=｀‐-
　　　　　　　　　 /　///　　　　 　 　 　 /　　 　 ゞ'ヾ＼
　 　 　 　 　 　 /　///　　　　　　　　　 ゝ '　 　 } 　 　 　 　 }‘,　　　　　だって相手は割とどうしようもないヤクザだし
　 　 　 　 　 　 ｀ ´{//　　　　　　　　　　　　　//ミｘ　 　 　 /　}
　　　 　 　 　 　 　 ＼__　 　 　 　 　 　 __　　//　 　ヽ　,彡'　　,
　　　　　　　　　　　　{三≧=‐--‐=≦三三}'´　 　 　 V　 　　/　　　　　こっちは邪神で、カルトなのだ。
.　　　　　　　 　 　 　 ｀￣￣T´　｀!￣￣ /　＼　　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　{　　/　 　 { 　　,ｲ　　　｀　￣￣￣´　　　　　◆―――――――――――――――――――◆
　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀¨´　　 　 ｀¨¨ ´

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ー+-　 ー‐┐　　 / 　 　　　　　　　 ｜　　　　　　　 ｜　 　 　　 ＼ 　.ノ亅　 .ノ亅
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.ノ亅　 .ノ亅　　　 く　　　　(＾Y´)　　　　　 .＼／　　　　　　　　＼　　　　|｜　 ー+-
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　　　　　　　　　　　　　　　　◆　自我矯正中……　◆

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　　,:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.∧:, ／....　　　　　　 ',
　 ,:.:.,.--､ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|:.:.:.:ﾊ:.:.:ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}ヽ:,∨:.:.:.:.:. |　　　　　　　　　..l
　／　　　ヾ:.:.:.:.:.:.:./ .|:.:./ｨﾁ,´;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト--ヾ,:.:.:.:.:.:|　 　　 　　 　 　 l
　　　　　　 ヾ:.:.:.:i/ 斗'´　 ,ﾉ　∨:.:.:.:.:.:.:.:./.ｨﾁ三=,:.:.:.:.:|.　 　　 　　　 　 l
　　　　　　　 ∨:.{ ´ ,,ｨzﾆﾕz彡 ∨:.:.:.:.:././ {ﾐﾇﾘヽ',:.:.:.:|　　 　 . 　 　 　 l
.　 　 　　　 　 .',:.|,ｨﾁｲ ｨﾇﾁ',　　 ∨}:／|　i≡≡ﾆﾆ,:.:.:.|.　　 　　 　　　 ,'
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　　　　　　　　 | :{. . ,- z‐'´/////////////ﾉ///.ﾉ:.:.:.:ヽ　　　 .,／￣
　　　　　 　 　 |:.:.:,./し/ //////////////////-=彡ィ:.:.:ー‐´
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　　　　 　 　 /:.:.:.:フﾟ/////////　 　　,'::::::::::::::::l 　 ∨:.l　　　　 l
　ヽ＿＿＿/:.:_ﾉl:.:.:.ﾉﾚ　　　 |　　　 /⌒::::::::::::::/ 　 /:.:.:l.. 　|　　l
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. マ´　　　 ', / ヽ .ﾄ u　　.ヽ､, .　　　' , ＿, ||.　　 /:.:.:.:.:.l.　　ｯ __|
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.　　　 　 　 　 　 ｜: | ／ |｀: : : : :._|: : : :|.: : : :|: : : :|　　　　うーん、あんまり効きがよくないですね。
.　　　 　 　 　 　 ｜: |Ｔ付ﾄ|: : : : | :|＼: :|.: : : :|: : : :|
　　　　　　 　 　 八 :乂 Vリ从: :ﾉィ符x､|.: : : :|: : :.〈
.　　　　　　　 　 　 |＼|;;:.　　　　　乂ソﾉ|.: : : :| : /|:|　　　　まあ、とりあえずこんなものでいいでしょう。
.　　　　　　　 　 　 |: 込、 ´,_　 　:;;(＼Л : : : |:..:| |:|
.　　　　　　　 　 　 |: : : | ＼ ┘＿,,ノノ丿: : :./.: :| |:|
.　　　　　　　 　 　 |: : : |　 | ￣|　 _,,／:. : :../.: : :|//　　　　寝かせておいてください。
　　　　　　　　　　八: : :|　 |＼_|　｛　|: : :／⌒Ｖ..:/
　　　　 　 　 　 　　[ ＼|＼|__/ ￣＼|: : |二二 |Λ
　　 　 　 　 　 　 　 |＼|　（(/二二二V/ ニニ |:..::|
　　 　 　 　 　 　 　 |二|／ |二二二二|＼＿_ノ〉 :|
　　 　 　 　 　 　 　 |二| 　 |二二二二|＼＿／ : :|
　　　　　　 　 　 ／/二| 　 |二二二二二／=-ミ:八
　　　 　 　 　 ／二|ﾆﾆ＼　＼二二二／二二二 ＼
.　　 　 　 　 /ニニ ＼ ニ｝　　＼__,／二二二二二 '，
　　　 　 　 /／￣￣ 〈厂＼　　　 |二二二二二二二|＿
　　 　 　 ／　　 　 　 ｛　　ﾉ 　 　 |二二二二二二二|二＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}::|∨: ::/{: } :∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿___}: |_｣＼{ レﾘ: :∨ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_. : : : ──── __　　 L: : ∨
　　　　　　　　　　　　　　 　 _､+''"~: :───＜: : : : : : :. .く: :}: ∨
　　　　　 ー=────‐.／: _､+''"￣￣￣￣　＼: : : : : ＼: : : ::∨
　　　　　　∨: : 厶　　 ／: : /　　..-─────‐∨: : : : : ∨: : : ∨
　　　　　　 ∨: : : ア从: : : /　／: : : : : : : :∨: : : : ::∨: : : : : ∨: : : :.
　　　　　　　 ＼: : : ::/: : ::/／::|: : : : : : : : : :∨: : : : ::∨: : : : : ∨: : : .
　　　　　　　　　＼_/_: : : ::ｌ: : : : : : : : : : : : :＼: : : : : ::∨: : : : : :Ｙ: : : :.
　　　　　　　　　／:.:.:}__ｲ: {: : : : : : : : :: ::: :: :: :|＼: : : : ::}: : : : : : :|: : : : :|
　　　　　　　　　　 ┬L_＞<: : :|: : : : : : : : :::: ::|,,-──-}: : : : : : :|: : : : :|
　　　　　　　　　　／::フ水:{: : :}i: : :___ ::: :: :: ::||　　　 ＼|: : : : : : :|: : : : :|　　　　流石にジツを使うと、
　　　　　　　　　　丁{: ∨: :{: :/ ／: : : : : : : : :|| 　 _x===ァ: : |: : :|: : : : :|
　　　　　　　　　　 |ハ: : : : ∨　　＼: : : : : : : }| イ 辷ソ}/: : √: :|: : : : :|
　　　　　　　　　　 |　∨: : : ::＼斗==ミ　　　　　　 /:/:/八: /: : : |: : : : 八　　　 自我の研修どころか破壊するだけになってしまいますからね。
　　　　　　　　　　 | 　∨: : : :≪ 乂少 　 　　,　　　　 　ノイ:: ::: ::|: : : /
　　　　　　　　　　八 　 ＼: : : :＼/:/:/:　　　　　　　　　　 |:::: ::: :|: ／
　　　　　　　　　　　 ＼__　}＼}⌒￣　　　　　 ,､　　 　 　/,|::: ::: ::|ｲ　　　　　　　 長い目で快楽と道徳を結びつけるとしましょう……
　　　　　　　　　　　 　 　 八 }: : : : ≧s｡　　＿_ _＿__／: ::ｌ:: ::: :::|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : |─ｧﾆ＞＜}ﾆﾆﾆﾆﾆ,√: : ::√
　　　　　　　　　　　　　　　/: /: : : :/_/／＿ｨｭ ∨ﾆﾆﾆﾆ√: : ::√　　　　　　　　私と同じようにすれば、きっと上手くいくはずです。
　　　　　　　　　　　　　 ／: /: : : :/ﾆ{ﾘ　 ──ｭ {ﾆﾆﾆﾆ√: : ::√＿__
　　　　　　　　　　-‐ぞﾆﾆ,/: : : :/　 /　　ー─ｲ¨ﾆﾆ／√: : ::√＞''"⌒ﾆ-_
　　　　　　　　　　　 /／イ: : :／___∧　　 /{_ノﾆﾆﾆ＼√: : : √ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　　　 ／ /: : ::／ﾆ／/ﾆ=─=ﾆﾆ√／ニ/: : : : /　 ∨ﾆﾆﾆﾆニ|
　　　　　　　　　 /ニ/: ::／ﾆ／ﾆ{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／''"斗匕: : : : /　　 }ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|
　　　　　　 　　./ニ/: ::/ﾆﾆ/ﾆf＾∨ﾆﾆﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆ/: : : ::/　　 /＞'"￣￣八
　　　　 　 　_／ﾆ={ﾊ∨__／ﾆ/＿_＞─イﾆﾆﾆﾆﾆ/: : : : /　　　{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/







　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　´　 　 　 　 　 　 `
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　◆――――――――――――――――――◆
　　　　　　　 ′
　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　端的に言えば、違法薬物のトロ粉末を
　　　　　　　 　 　 ∩　　　　　　∩　　 　 |
　　　　　　　 　 　 ∪　　　　　　∪　　　　　　　　　　　 文字通りの鼻薬にして、快楽でトリップ中に
　　　　　　　 {　　　　　　　　　 　 　 　 ／へ、
　　　　　　　　≧=--(__从_从__)--==彡 　 　 ＞　　　　道徳的な言動を促し、肉体的快楽を
　　　 　 　 　 |￣`T¨￣￣￣|＿　　 　 V⌒´
　　　 　 　 　 |　　ｌ| 　 　 　 (＿__　　 　 ﾟ，　　　　　　　 与えるという刷り込み手法である。
　　　　　　　 ﾑ＿.||＿＿＿_.|　　　　　　 |
　　　　　　　 |　　 　 　 　 　 Y⌒ヽ 　 　 |　　　　　　　　まっことセックスカルトめいていた。
　 　 　 　 　 乂_＿､＿＿____.乂_ノ_＿__ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 実際カルトなのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――――◆

　　　 　 ＿＿＿
　　__／:::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::::::::｢＼＼　　　　　　しかし、上手くいくでしょうか？
ｰ'⌒ヽ:::::::::::::::::::::￣ :::::〉
　　　 {::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
　　＿{::::::::::::::::::::::::::::::}　　　　　　 あれは異常な犯罪者、悪人ですよ。
／:::::::::ヽ:::::::=‐ ‐-=ﾆ}_
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉　　　　 　 __＿　　r‐ｭ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 　 ＜二）l)l) ))二)￣）
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::}___＿,r'´｀￣￣〉 ￣
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,.:　´:::::::::::::｀ヽ 　 　 〉
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／ ::::::::::::::::::::::::: }――'






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__　 . . ──‐ｧ──x
　　　　　　　　　　＞''": :￣￣:＞: : : : : : : : :／: : : : : : : ＼
　　　　　　　_.. : : : : : : : :＞: : : : : : : : : : :／: : : : : : : : : : : :＼
　　　　 _､+'": : : : : ィi.／: : : : : /: : : : : :/: : : : : : : : : : : : ／: :＼
　　　＜: : :__:_､‐''゛_／: : : : : : /: : : : : :/: : : : : : : : : ＞''": : : : : : ..　　/
　 　 　 　 　 ￣￣/: : : : : : : : : : : : : :/: : : ___,,.､丶´: : : : : : : : : : : :∨ /
　　　　　　　　　 /: : : : : :/:::::|: : : : : : ￣: : : : : : : : /,: : : : : : : : : : : :∨
　　　　　　　 　 . : : : : : /: : : |: : : : : : : : : : : ::ｌ: : : : :/,: : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　/: : : : : : |: : : ::|: : : : : : : : : : : ::}: : :: :: ::|: : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　 /: : : : : : ::|: : ::/|: : : : : : : : : : ::/＼: : : : |: : : : : : : : : : : :|
　　　　　　　. : : : : : : :-───: : : : : : : -───‐-:}: : : : : : : :: :: : ::|　　　　　　大丈夫。　きっと“イイ人”になると、
　　　　　　　|: |: : : : : : :{／　 Ⅵ: : : : : : : :/　　　　＼}: : : : : : : :: :: : ::|　/
　　　　　　　|: |: :: ::: ::|: x==云tミ＼:イ八/xt云≠==≪: : /: : : : : : : : ∨
　　　　　　　|∧: : : : :|: :{ 　 ヒソ　　　　　　　ヒrン /: : : /: : : : : : : : : :　　/　　　私は信じています。
　　　　　　 八 }: :: :: 人∧:::::::　　 ,　　　　　 ::::::::::::/: ::／: : : : |: : : : : : : ∨ /
　　　 　 　 {:|　|: : : : : :{个　　　　　　　　　　　　 厶イ: :: :: ::: ::|: : : : : : : : ∨ /
　　　　　　 |i　:|: : :|::: ::|: 八　　　　v─‐ｫ 　 　 　 　 |: : : : : : :|: : : : : : : : ::∨ /　かつての私がそうであったように、彼女もそうなるでしょう。
　　　　　　 |　人::::{＼:乂: ::〕h､　　 ゝ- ′　　　　　/: : : : : : √: : : : : : : : : ∨ /
　　　　　　　　　∧乂:≧=-: : :|:≧s｡　__　 ｡s个　 /: : : : : : :√: : : : : : : : : :| ∨
　　　　　　　　 /: : : : : : : : ::: ::|: : : : : : :fﾆﾆﾆﾆﾆ/: : : : : : : √: : : : : : : : : : |: :
　　　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : :|: : : : : : ::}}ﾆﾆニ/: : : : : : : ::√: : : : : : : : : : :|: ::|
　　　 　 　 ／:ｲ: : : : |: : : : : : :|: : :＞''fニ∧ニ√: : : : : : ::√＜: : : : : : : : /}: :√
　　　　 　 ⌒　|::: ::: ::|: : : : : : :|　　　/=／　＼{: : : : : : : ::√　 ⌒＞x: : ::/ }／
　　　　　 　 　 |: : : : :|: : : : :: ::|　 　 {/　 　 　 {: : : : : : : :√　 　 ／ニ＼　/
　　　　　 　 　 |: : : : :|: : : : :: ::|　 　 |＿＿＿__|: : : : : : : {　　 ／=／￣∧
　　　　　 　　 八: : ::∧: : : : : :|　 　 |　　＊　 ∧: : : : : : |　／ﾆ／ﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　　 {＼_/:＼:: :: ::|　 　 |　　　　 /　∨: : :: ::|/ﾆﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　　 }: : : ∨ }＼: :∨ 　 |　　　 /　　 ∨: : {Ⅵニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ}
　　　　　　　　 /{:∨／::/　__＼ト 　 |　　／　 　 ／＼:{ﾆニ/ﾆﾆﾆﾆ／ﾆニ|
　　　　　　　_ノ} }＼}_／　 ＿_人≧s｡,／__,,.｡*'":.:.:.／＼_/=───=ﾆﾆﾆ|
　　　　　　　{くL_}: く::/　 ＿ノ＼_γ⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.／|ﾆニ/ ∨⌒∨⌒}_＞ ＼







　　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿＿＿_
　　　　　　　　　　´　 　 　 　 　 　 `
　　　 　 　 　 /　　　　　　　　　　　　　＼　　　　　◆――――――――――――――――――◆
　　　　　　　 ′
　 　 　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　　聡明なる読者ならばお気づきだろうが、
　　　　　　　 　 　 ∩　　　　　　∩　　 　 |
　　　　　　　 　 　 ∪　　　　　　∪　　　　　　　　　　　 かつてのマリーも同様の処置を受けたのだ。
　　　　　　　 {　　　　　　　　　 　 　 　 ／へ、
　　　　　　　　≧=--(__从_从__)--==彡 　 　 ＞　　　　それを彼女は真摯に正しい方法として
　　　 　 　 　 |￣`T¨￣￣￣|＿　　 　 V⌒´
　　　 　 　 　 |　　ｌ| 　 　 　 (＿__　　 　 ﾟ，　　　　　　　 実行しているに過ぎない。
　　　　　　　 ﾑ＿.||＿＿＿_.|　　　　　　 |
　　　　　　　 |　　 　 　 　 　 Y⌒ヽ 　 　 |　　　　　　　　周囲の信徒たちも同様だ。
　 　 　 　 　 乂_＿､＿＿____.乂_ノ_＿__ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 これがカルトの行動原理なのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　{.　　　 　 / 　 　 　　／/ 　 　 　 　 . ´／
　　　　　　　　　　　　　　　　|:.　　 　 /{　　　　　/ ./　　 　 　 ／／
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |‘, 　 　.{::{　　　 ／:;:ｲ　 　 　 ／／
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |::‘,　 _/:::ヽ ｚ≦:::::::}ﾉ 　　 ／／.　　 　 　 　_..｡ｚ≦
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 |:::::ト､}:::::::::::｀¨:::::::::::ﾟｰ=≦::::/=ミ.　　_..｡ｚ≦=≠
　　　　　　　　　　　　　 　 　 |:::::¨´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く__:::｡ｚ≦=≠
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ‘;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::＼.　 γ⌒
　　　　　　　　　　　　　　　／:‘;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(::::::::::::::::ヽ　}
　　　　　　　　　　　　　 ／::::::::::}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::::∨　　　　　　◆――――――――――――――――――――◆
　　　　　　　　　　 　 ／:::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::/:}
　　　　　　　　　　　 ′::::::::::::::::::〉::::; -=ﾐ:::::::::::=彡'￣≧ｭ｡::_＿::｀.ー≠┴―=ミ　　　　　　この場合、誰が悪であるのか？
　　　　　　　 　 　 /::::::::::::::::::::::::}‐r':: : : _〉:::::::;=彡'⌒メ、〃ﾐメ、｀:￣￣厂￣￣
.　　　　　 　 　 　/:::::::::::::::::::::::::人{::: : :/:::::::::::{〃=ミﾒ､ .〃メ、　ヽ __:ノ(__.ﾉ}／　　　　　　 それは聡明なる読者次第だが、
　 　 　 　 　 　 ,..:::::::::::::::::::::::::::::::::::; .イ=彡::::::|ﾘﾉ气　　　　 　ヽミミﾐﾐｰ=彡'
.　　 　 　 　 　 {::::::::::::::::::::::;::::::::／=彡'⌒) :::八ﾘﾘｌﾊ=彡'⌒ヽ　‘,ミミﾐﾐ=〆⌒　　　　　　　敢えて彼が意見を提示するならば、
　 　 　 　 　 　 }:::::::::::::::::::(乂_/彡―=ミ::::::::::::::::::::}＿／⌒ヽ ﾟｰ.‘,ミミﾐ彡ミﾒ⌒
.　　　　 　 　 　|:::::::::::::::::::::}=彡==‐ｚ'⌒ヽ.___::::::::::∨ﾟｰ=ミ　.しﾍ._‘,ミミミﾐホ‘,　　　　　　 「全員良かれと思ったことをしている」のであり
.　　　 ＿　　　 | ::::::::::::::: /⌒)=ﾐ{＼ ≧==ﾐ;:::＼_::::∨￣‘,ﾟｰ―z_　}ミミﾐﾐﾐ辷‘,
..　 　⌒ヾヽ　　|:::::::::::;::::::{ーﾍ__人ノ : : ヽ (__::::::::)::└i. 　‘,_　 　.}‐|ミミﾐﾐ斗匕}　　　　　　「全員が間違えている」のである。
.　　　　 　} }.　 |::::::::/:::::::廴}__人:.: : : :.ｰ=ミ‘,｀ヽ::::::::::} 　 ﾉ.}_＿___从ミミﾐ辷ナ!
.　 γ⌒ヽ| l.　 {○ｲ::::::::::::::::::::::::{≧=-: : :=ミ‘,_＿_::::::｀¨´}.　　　./ミミミﾐﾐ斗-,′　　　　　自分たちだけの正しさで選んだ答えなど
　　{ ｉ⌒ヽ{ {. 　 / ﾘ:::::;:l::::l::::::l::::乂_＿_:_,斗匕: : : :冫:::::::::}_____,.ｲﾐﾐﾉ八ミﾐ儿ハ
γ⌒ヽ、从乂ノ r':::::/::|::::l::::::}:::}　　 /::〉:.: : : : : .:./::::::::::::::::::／x=彡' : }}ﾟｰ=ﾐ､::‘,　　　　　 所詮は自分たちだけの正しさに過ぎない。
/:/.{ |＼＼,ゝ:__ノ{:::::|::::{::::|l::::ﾊ::}. 　,'::::{: : : : : : :./::::::::::::::::::´ 〃:::::::::::::;ﾘ::::::::::}}:::‘,
ノ　j j　 ヽ: ヽ.　 ﾉ: :ﾉ: ﾘ:.:八:{ .}:}　/::::::|: : : : : :./::::::::::::::::::::::: {{ rr==彡' :::::::: ;ﾘ::::::　　　　　彼はただ、その過ちを責めることなく、
　 /:/　　ｘ===彡イ{ :/ :/{ .{:{ .}:} .′::: } : : : : /:::::::::::::::::::::::::::::: {.{::::::::::::::::::::〃::::::::
. /:/　　〃. 　_＿.ノ:/ :/ 八{ i |:} i::::::::/: : : : /::::::::::::::::::::::::::_＿_}.}::::::::::::::::::::{{::::::::::　　　　　いつものこととして受け容れるだけだ。
/ノ　 　.{{.ｘ≦―一': :/ / .ﾉ :八} |:::::/: : : : /:::::::::::::::::::::::::::((⌒¨´:::::::::::::::::::::))::::::::
´　　.／乂.　　 　ノ / /／.}.:{.　　!::/: : : : /:::::::::::::::::::::::::::::: )):::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::　　◆――――――――――――――――――――◆
　 ／イl. 　｀ヽ／ イ.:/　 　}.:}. 　 l/: : : : /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.〃´　{:{　　 〃´　ﾉ/　 　 .}.:}　 ./: : : : /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.{{.　　乂.　　{{.　 ( ( 　 　 ﾉ:ﾉ　 {: : : : /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

　　　　　　　　　　　　　 ◆――――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　「悪」とは、人が決めるものなのだから。

　　　　　　　　　　　　　 ◆――――――――――――――――――――◆




















　　　　　　　　　　　　　＿＿_
　　 　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　|::l＼::::::／l:::::＼　　　　　　……ウィザード・マリー。
　　　　　　　　　　　|:::￣::::::￣u｢`ｰ'
.　　　　　 　 　 　 __|:::::::::::::::::::ノ|＿
　　　　　 　 　 ／:::‐=ﾆ::::::::::::::ノ:::::::l＿　　　　 貴方様に、人質の返還交渉をしたいと、ご連絡が来ております。。
.　　　 　 　 　 |:::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::ノ:::::::＼
.　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::::::::|
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　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
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.　　 　 　 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |〉二=‐''^~二二二二二二ﾆ~^''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |∧二二二二二二二二二二二_＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人:∧二二二二二二二二二二二=_＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 人∨二＼:〉二二二二二二二二二二二二_＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 <⌒>√二=-＼二二二二二二二二二二二二二＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 )人√　　　　 二=-∨二二ニニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　√￣二=-　　　　∨二二ニニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }: :.:|:..:..八:..:..二=- ∨二二ニニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }: :.:| : :..|‐＼ : : : : :|二二二二二二ニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }: :人: : |ｘz莎..: : :..八二二二二ニニニニニニニニ=-　　　　　会場のセッティングは？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂::ノ＼| ''＾´　＼/: : ＼二二二二二二二二二二二=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}::个.、　 　 　 .／: : : /: ＼二二二ニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}: : : ﾊ_　 　 ／: : : ／: : : : ＼二二二二二二二二二二=-　　　こちらで会場を指定できましたか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|У〉: : :乂> 　￣￣ ハ:..: : : : :..＼二二ニニニニニニニニ=-
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 火　=====/ /==: : :∧　_,,.､丶´　|: : : : : : : ⌒＞──────=二￣＞
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／⌒＞厂|　　 　 / ∧}: : : : : ⌒:..: :..⌒＼|: : : : : : : :../: : : : : : : : : ／⌒＞..:..／二
　　 　 　 　 　 　 　 　 ／ 　 　 ￣￣|　　　 |　／⌒＼: : : : : : :＞''"八: : : : : : /＼: : : : : : ／: : ／..:..／二二〉
.───────‐＜　　　　　 .─┤　 　 |　／⌒＼＼＞''"　 　/: : : : : : : /: : : ＞─＜: : ／─＜二二二∧
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ┬┘ 　 .八 　 ⌒)_ﾉ⌒Υ　　　/: : : : : : ／::::⌒::::: /　　　　　/二二二二二∧
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ┬┘　 　 　 ⌒＼ 　 　 　 |　　　√: :. . :／::::::::::::::::: /　　　　　/二二二二二二∧
＿　　　　-───　　 ￣￣￣　　 　 　 　 　 　 ＼ 　 　 |　 　 .|: . : ／／⌒＼ :: /　　　　　/二二二二二二二/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ　　 |　　　乂.:/∨￣￣￣∨　　　　　/二二二二二二二/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　　 |＼　　　　　∨ 　 　 ./　　　　　/二二二二二二二/









　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　 　 　 　 　 　 ＿／:::::::::::::＼　　　　　　　はい。　手はず通り教会でお会いできるかと。
. 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::l＼::::／l|
.　　　 　 　 　 ￣￣|:::::::￣::::￣:|
.　　　　　 　 　 　 __|:::::::::::::::::::ノ|＿　　　　　 危険を伴うものと思われますが……
　　　　　 　 　 ／:::‐=ﾆ::::::::::::::ノ:::::::l＿
.　　　 　 　 　 |:::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::ノ:::::::＼　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
.　 　 　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::-‐=ﾆ::::::::::::::::::|　　　 ｜ 構いません。彼女を調整しておいてください。 |
.　　　 　 　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　 　 　 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
.　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　はッ。　よく躾けておきます。　特にターンの部分とか……
　　 ／ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ ダンス仕込むのは後にしてくださいね？|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ∥∧
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∥ : ∧
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ∥::::::: ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"⌒八
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ∥:::::::::::::∧乂　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＞''":／::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ∥:::∧ :: ／⌒＞　　　 　 　 　 　 　 　 ／: : ／ :::::::::/
　　　　　　　　　　　　　　　　∥レ 　Υ 　／／＞ 　 　 　 　　 　　／: : ／ :::::::::: /
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∥.:| 　 　l 　 ／⌒＞＿─-　　　　.／: : ／丿ノ( :: /
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l| : | 　 　 　 　. ''^~: ＞─: : :‐＜⌒＼／　　　　 |:/
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 l| : |　　　　／: : : ／: : : : : : : : : :＼: : ＼　 　 　人
　　　　　　　　 　 　 　 　 ／l|: :乂(⌒Υ⌒)／: : : : : : : : : : : : : :＼: : ＼ 　 　　＼
　　　　　　　 　 　 　 　 ./: 厂￣:::::> :＊: <: : : :..:/: : : : : : : : : : : :..:＼: : ＼　 　＜＿
　　　　　　　　 　 　 　 / : 乂:::(⌒Υ⌒)＿): : :./:..: : : : : :｜.: : : : : :..|: : : : ＼ 　 　／
　　　　　　　 　 　 　 ./ : : : : >::> :爻: <: : : : : /| : : : : : : :.:|: : : : : : : ハ : : : :.:＼⌒
　　　　　　　　 　 　 / : :.:／⌒(＿人＿): : ──- : : : : : : |: : : : : :../ : : : : : : : : :
　　　　　　　 　 　 ./ :.:＜::::::::::ﾉ :::::::::: |: : :／ 　|: : : : : : : :八: : : : / : : : | : : : : : : :　　　　　（果たして彼らの“親”はソウカイヤか、ヨロシサンか、
　　　　　　　　　　∥: : : : ￣/:::::::::::::: ﾉ: 斗=≠ミｘ:.: : : :.:/: : : : : /‐- : : | : : : : : : : :
　　　　 　 　 　 　 l| : : : : : : |:::::::::::／: : ⌒vｒュ::ノ八: ／: : : : ／八: : : :八 : : :.:|: : :|
　　　　 　 　 　 　 l| : : : : : : |:::: ／: : : 八　　　　　 　 ⌒＞─rf笊芋ミ/: : : : : :|: :八　　　　 はたまた別のニンジャ勢力なのか……
　　　　 　 　 　 　 l|: : : : : : :乂/八..: : : :..＼＿　 　 　 　 　 .」⌒ヽノ//: : : : : : :|:/ 　＼
　　　　 　 　 　 　 l|: : : : : : : :|: : :..:＼: : : : : ／　　　　 　 ＿＿＿＿/_: : : : : : :八
　　　　　　 　 　 .∥: : : : : : :.:| : : : : : ￣￣　　　　　　　⌒────‐#: : ／)/　　　　　　　 いずれにせよ、イクサとなる可能性は高いでしょう。
　　　　　　　 　 .∥ : : : : : : :.:|: : : : : : : : :｜　　　　　　　　 　 　 　 厂:⌒..: :..|
　 　 　 　 　 　 ∥: : : : : : : : ハ: : : : : : : : |　　　　　　　　　　　　　八: :/: : : :|
　　 　 　 　 　 ∥: : : : : : : :/::: |: : : : : : : : |＞　 　 　 　 　　_,,.､丶´ : :.:|: : : : |　　　　　　　　 警護はドージョーの方々にお願いして、
　　　 　 　 　 ∥: : : : : : : / :::: |: : : : : : : : | 　 　＞-─ぞ^~:: | : : : : : : |: : : : |
　　　　 　 　 ∥ : : : : : : /:::::: 八: : : : : : :八￣二二二ﾆ{＿::八: : : : : :.:|: : : : |
　　　　　 　 ∥:..: : : : :../:::::::::::::: ＼: : : : : : :＼二二┌厂＿￣￣￣￣￣￣￣＼　　　　　　　私たちもできる限りの戦力で向かわねば）
　　　　　　 ∥..: : : : :../:::::::::::::::::::::ハ: : : : : : :ハニニ|_| .「┌‐／⌒　　＿.ノ　　　＼
　　　　　　.八: : : : :.:/::::::::::::::::::／／l : : : : : : : |二ニ=|ノ　レl　/￣￣｜＼　 　 　 .Υ
　　　　　　　 .＼: :.:/ :::::::::::: ／／二|: : : : : : : ﾉ二二二二二ﾚ_Ｌ＿＿」 　 Υ二ニﾆ|

　 . . . . . . ∧＼: : ＼: : : : : : : : : >──────────＼　　／く: : : : : : : : ／: : :／/ ＼
　　　. . . . . ∧ :＼: : :＼: : : : ／: : : : : : : : : : : : : :xへ、: : : : : :⌒'′: : ＼: : : :.／: : :／ :/: : : : :>、
　　　　. . . . ..∧: : ＼: : :＼_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:／ :|: : :＼_:_:_:_:_:_:_:_:＿＿＿／: : :／. . ./. . . . : : : ＾'く＿
　　　　　. . . . .∧: : : :＼／: : : : : : : :: : : : : :／: :.:.:.|:: : : : ＼: : : :: : : : : : : : : ＼／... . ../. . . . . . . . : : :‐ ‐
　　　　　　. . . . ∧ : : : :.|￣￣￣￣￣￣／:.:: : : : :| : : : : : :.＼￣￣￣￣￣￣|　. . . /. . . . . . . . . . : : : :
　　　　　　　　　　|　: : : | : : : : :　　　 ／: : : : : : : ｜: : : : : : : : ＼　. . .　.　　　|　　　|
　　　　　　　　　　|　. . . | . . . .　　 ／: : : : : : : : : :｜: : : : : : : : : : ＼　　　　　｜　　 |
￣￣￣￣￣￣￣＼ . . | . . .　　 /　　 : : : : : : :.:／＼: : : : : : : : : :/ γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　 　　 　　 　 ＼.|. ...　 ／＼　: : : : : : :／: : : : :＼: : : : : : : :　｜ （話し合いが通じるとよいのですが……）　|
　　　　　　　　　　　　　｜　／　　　＼. . . .／......／＼. . ..＼. . . ..／　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿_|／　　　. . . . .＼/　 .／ 　　 ＼. . .∨／. . . .　　 　＼|＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
────────‐ｒ‐‐㌦.　　. . . . ..／. . .∧＿＿＿∧. . . ＼ . . . . . ..:...ィi{‐┬───────_ ‐
　　¨　 -=ｒ========ｉ|:丁|==|ト．　 ／. . . ....|ｉ⌒ｉｉ⌒ｉｉ⌒ｉ|　. . . ...＼＿,｡＜==|::::|===ｧ===== ｒ=‐ ¨
ｉ⌒ｉ:ｉ⌒ｉ　|. . . . ..　 　 |:::|::|　 |i:::|｀`ｉ . . . . ..　||＿||＿||＿||　　. . . ....ｉ"ﾞ~| |⌒＾|::::|_ノ´. . . . .....｜ ｉ⌒ｉ⌒ｉ
|　 |:|　 |　|. . 　　 　　 |:::|::|　 |i:::|:|＾|. . . .　　 ||￣||￣||￣||　　. . . ....|:|＾|| | . . .|::::|. . . .　　　　｜ |　 |　 |
|　 |:|　 |　|. . 　　 　　 |:::|::|　 |i:::|:|: |. . . .　　 ||　 ||　 ||　 ||　　　. . ...|:|: || | . . .|::::|. . . .　　　　｜ |　 |　 |
|　 |:|　 |　|. . ..　 　 　 |:::|::|　 |i:::|:|: |＿＿ｒ≦||＿||＿||＿||≧ｭ＿___,|:|: || | . . .|::::|. . . .　　　　｜ |　 |　 |
|　 |:|　 |　|. . . 　 ,;' 　 |:::|::|　 |i:::|:|: |:::::::::::::::ｉ:i:i:ｉ:ｉ|￣￣ﾞ|::::i:i:i:::::::i:ｉ:::::|:|: || | ＿,|::::|. . . .　 　 _ｒ──ｰ|　 |
|＿|:|￣ |┼────|:::|::|─|i:::|:|: |::::ｉ:i:i:i:洲洲ii|::::::::::::|洲洲洲洲i:i|:|: || l |i:i:ｉ|::::|───‐|─ |¨¨¨:|＿|_
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:::::::::|＿_|┴─∠￣￣|:::|::|,／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼|::::|　. . : : : . ‐ ‐ ⌒'　 ..__::::
二二二二二二＞''“￣＞───────────────==く＼く＼─┤　　＿ _ _ _　　　　 _-二
───二＞''”　_,｡s≦二二二二i三三ア　　　　　　　]三三三三三三三二=-__-二二二二ﾆ=-=二三三
───＜　-＜三三／／三三三三三三三三i　　　＿＿三三三三三=- -=二二二ﾆ=-=二三三三三
ﾆ=-　_　　　-=ﾆ二三三三三三三三i　　　　　　　　二≧s｡..,　　｀`' ＜二二二ﾆ=-__　ニ=-‐‐　　 ￣
三三二ﾆ=-　_　｀'-=ﾆ三三三二=-　￣￣＞　　　　　　　-三≧s｡　　　｀' ＜三三＼＿,,..　　--─=ﾆ二

　　　　　◆―――――――――――――――――――――――――――◆

　　　　　　　アザーサイドは虜囚ニンジャたちを連れ、教会へと向かった。

　　　　　　　待ちわびること数刻のこと。

　　　　　　　「話し合い」を望む者たちは、正面から現れた。

　　　　　◆―――――――――――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 　 ドーモ、アザーサイド＝サン。 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ





















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,ィムイ≦二-‐-ミﾄ､　　　　　ブラックドラゴンです。
　　　　　　　　　　　　　　　　／ _r=＝三ヽニﾆ　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　 /､≦ｌ=ﾆ三三ｌ三　　 ／
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｌﾆｌ=ﾆヽ-‐ニﾉ三　　/:::ﾊ　　　　　返還交渉に応じたこと、感謝する。
　　　　　　　　　　　　　　　 ',ｼ-‐ニ二/ｿ,-､　 ./::::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽﾆ=-‐ /　／::ヽ/::::::::::ｌ　　　　／⌒＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　',=＝ .{イ:::::::ﾉ⌒＼＿　 　 ／　 　 ´￣￣￣｀　 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼.,＿／￣　　 　 　 :}＞'⌒　　　　 ＿＿＿_ 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　／＿／　　 　 　 　 　 　 /　　　＿,. ＜￣　　　 ￣⌒＼＼＿_
　　　　　　 ＿　　 　 　 ,/(＿＿　　　　　　　／ 　 /　 γ´／::ヽ／ゝゝ'　ノ::ｌ　..＼ ＼　　＼　　　　　◆―――――――――――――――◆
　　　　　r´::::::ヽ　 　 ／｛ 　 　 　 ／　 　 ／　　／ 　 ノ /:::::::::::::＼ミ三　r/ｌ　 　 　　､　　　＼
　　　 r─‐-､:::::ﾊ／/　 ＼＿_／＿_　／　　／　 　:/:::::::::_ ＝-､:::::｀ ｰ､/:/＼　　　　　　　　　ヽ　　　　現れたのは黒いニンジャ装束の
　　 //　　　.|:::::::ﾊ/　　　　　　 .ｌ､　　 　 　 ,､　 ／::/＞ ´　　　　 ＼::::::::::/　 ＼　　　 　 　 　 　 ′
　　 |ｲ// /´:::::::::::ﾑ　　　　　／,.-､｀ ＜ ／／l:::::::::/　　　　　　　　| ヽ::::/　　　　 ,　　　　　 　 　 l　　　 カーボン製メンポを被ったニンジャ。
　　　｀ヽ/::::::::::::::::::::|　　　／／　/　　／／　ヽ,r＝ヘ　 　 　 　 　 ｌ　 }/　　　　　 ′　　　　　 　 |
.　　　　 |::／￣ヽ:::::|　 ／,ィ-─- ､／／　 ／　／／ｌ─-､　　 　 /／/　　　　　　　 ,　　　　　 　 l　　　 ブラックドラゴンだった！
　　　　 /　　　　 ヽi!//´-──‐- ､}　　／_　 <／　/:::::::::::＼　 ./:::::/　　　　　　　　 ′　　　　　 ′
.　　　 /　　_　-‐ "::ｌ::ｌ　　　　　　　 〉 /イ´ ｀ヽ　 ／::::::::::::::::::ﾍ./-‐ '　　　　　　　　　.|　 　　　　/　　　◆―――――――――――――――◆
　　／-､´::::::::::::::::::::ｌ::ｌ ￣￣￣￣｀i ./　　／　|／:::／￣ヽ::::::::/　　　　　　　　　　　　|/　　　　/
　/　　 {::::::::::::::::::::::::ｌ::l─--　､─".|/　／　／:::::／　　　　ヽ:/　　　　　　　　　　　　　|　　　　/
　|,-､ﾐﾄ､ﾏ::::::::::::::::::::ヽヽ──'　　 .ｌ　　 ／::::::::::ｌ　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　 |　　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 〈__／

　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿　　　　 　 　　-=ﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∨ニ=-　　 -二二二|
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ∨(※)´￣￣￣∨/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (※) ´￣￣￣｀|Λ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /ノ:/_ノ: |:|:､|,,_|ニ＼　　　　　ドーモ、ブラックドラゴン＝サン。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ⌒7 : |以|从以|〉ニﾆ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /:|: :|Λ|　　´　　|八ニ二|
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　|:..:.|: :|:＞　＜/:/: ＼ニ|　　　アザーサイドです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　八: :|: :|／⌒∨: ｢￣/ ∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/|　 /　＼:.乂＼,/{:__乂/　Λ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /-|　/＼〈:V〉　）__)　|ニ|__/ﾆΛ　　 おひとりですか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ /二二| 只 ./ ＼ |ニ|ＶニﾆΛ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／ニニ/.| |:.ﾉ　＼/ |ニ| |二二.Λ　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /ニニﾆ/　|ﾆ|　　　　 |ニ| |二二-Λ　　　　　　 ｜ そうでない潔白を証明する術はない　|
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 〈ニニﾆ/／ﾆ/.　 　 　 |ニ| |二二二｜　　　　　　.乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/＼ニ／二 /　　 　 　 |ニ| |二二二｜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼／ﾆﾆ／　　　　 　 /二|　＼＿,,､くヽ　奇遇ですね、私もです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾆﾆ／　 　　　 ,　 /二-|　　 ＼___ﾉ /
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ニニ/　　　 　 ／　/二二|　　〈//Λ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ニニﾆ/　　 　 ／ 　 /二二-|.　　 ∨/〈
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /ニニﾆ/ 　 / ／.　　 /二二二|　　　 ∨Λ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ニニﾆ/ 　 /.　 　 　 /二二二-|.　　 　 ∨Λ　　　◆―――――――――――――――◆
　　　　　　　　　　 　 　 　 〈Vﾆﾆﾆ/　 　 　 　 　 /二二二二|　　　 　 ∨_〉
　　　　　　　 　 　 　 　 　 └Vニ/　 　 　 　 　 Λ二二二二|　　　　　　　　　　　アザーサイドは人質を転がしたまま、
　　　　　　　　　　　　 　 　 └V/　 　 　 　 　 └<＼＿＿__Λ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |　/ 　 　 /　　　　 　 └く/く/く/Λ〉　　　　　　　　　 悠々と交渉の席に座った。
　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼＿/　　　　　　/　 　 　 　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /⌒＼＿＿/＿＿＿＿／　　　　　　　　　　 ◆―――――――――――――――◆
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /＿/　　 　 　 　 　 　 V Λ
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /二/|　　　　　　　　　 　 V Λ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｛/´￣/7＞ｒ―┬―－┬－-　 ＿＿
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　/////////|　|l｜　｜ ｜ |　ｌ　l　　|/ﾊ＞, , 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　{/////////|　|/´￣/7＞ｒ―┬―－┬－-　 ＿＿,､
　　　　　　　　　　　,　-――≠/////////|　/////////|　|l｜　｜ ｜ |　ｌ　l　　|/ﾊ＞, , 、ヘ ＿
　　　　　　　　　 ／/////////////////,'|{/////////|　|| l l　 |　｜ | ｜ | ｜|//|/////＞, , ,､へ
　　　　　　　　　{///////////,'７,　-――≠/////////|　|| l l　 |　｜ | ｜ | ｜|//｝///////////＞-‐ヘ ＿
　　　　　　　　　V//////////／/////////////////,'|　ｌ| l l　 |　｜ | ｜ |　|/ｰ≠――――――--/､////へ- 、
　　　　　　　　　 ヾﾐ//// / ／{///////////,'７´/////,'|　 ! |　　| 　' l l　　 |　|///ｲ/////////////////￣/7ｰミ＞､＿
　　　　　　　　　　　 ￣ ￣　　V///////////l'///////,|　 ! |　　　　｜　 ｜　|'///|/////////////////////////////ヽー- 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾﾐ//// / ／ 弋//////_ゝ┴───┴─┴‐く///ｊ/////////////_/_/_/_///////////ﾉ三ﾆノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣ ￣　　　　　￣￣　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ￣　 ￣￣￣￣￣　　　　　　 ￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _- ﾆ:
　　　　　　　　　　　　┌-　　..,,_ _､-‐￢ｧ-　 ニ_
　　　　　　　　　 　 　 ‘,こ＼-／-=ﾆニた　　ニ-_
　　　　　　　　　　　　　‘,こ-/=-冖￣￣`､‐- ┘ﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 (⌒ヽ┐ 　 　 ＿＿Ⅵニニ/,
　　　　　　　　　　　　　 >-廻) -‐冖￣､￣ Ⅵニ- /,　　　　　　　率直に申し上げますと、私共は「戦いを挑まれた」「そして勝った」。
　　　　　　　　　　　　　Lノ{丿{ _{,,.. : : :}-‐‐-Ⅵニﾆ/,
　　　　　　　　　　　　　　　i{: : V乂､: :ﾉ ィ芯>Ⅵニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 圦: :公ゞ ､　 　.:.:ﾉノ`､ニ-/,　　　　　　「運良く捕らえたが、拷問時の反撃を恐れて封じることにした」。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 }/:.＼込　 ｰ　'　 ｨ: : ; `､ﾆﾆ:.
　　　　　　　　　　　 　 　 .′} : : :'⌒＞＜i/: : /: : :`､ニ-
　　　　　　　　　　　　　　 : : :} : : { -‐ｧ'ォ.′:/￣_ヘ `､ニ_　　　　そういった事情により、貴方達のお家についてよく知りません。
　　　　　　　　　　　　　　{: : ！: :：　 {-／{:{ :(≦ニニ´ `､こ_
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　乂.:人: ｛､ ｛' ／{八に ニニ} 　 `､-_
　　　　　　　　　　／ 　 　 ,{У/ヽ}冖r─ (广￣~"''-｛　　　`､-　　お伺いしても？
　　　　　　　　　　　　　　 {У/　/ Y＾ヽ　}′　　　　　}　　 　 `､_
.　　　 　 　 ／　　　　　　/У,,_/　 }　　', L..　＿　　　　　 　 　 `､
　　　　　／　　　　　　／^'たﾆ′ .:　　//-ニニニヽ/　　 　 　 　 .
　　　　　⌒＼　　　　(: : :/ニ圦　 :　 //-ニニニニ{　　　 　 　 　 i
　　　　　　　　´'-_　　)／ニニﾆ:. 　 //-ニニニニ√　　　　＿ 　！
　　　　　　　　　　￣/(ニニニﾆﾊ}／ -ニニニニ √-‐　　　　　 ヽ}
　　　 　 　 　 　 　 /-ニニニﾆ：　 /-ニニニニ-√
　　　　　　　　 　 /-ニニニニ {　/-ニニニ _-ﾆ√
.　　　　 　 　 　 /-ニニニ ニﾆ}/-ニニニ_-ﾆﾆ√
　　　　　 　 　 〈-ニ､ニニ_ ﾆﾆた　/ニ／ニニ√＼
　　　　　　　　　`､ﾆ->冖''㍉ﾆ{辷_-／ ニニﾆﾉ'/,　ﾉ
　 　 　 　 　 　 　 `､｛_,,....,,_ﾉ-/　　 ヽニﾆ-￣-ﾆ/,､
　　　　　　　　　／/ /,　　 )-''⌒ヽ／「ニニニニ-/,＼
　　　　　　　 ／-/　У⌒ソ^ヘノ/　 }ニニニニﾆﾆ/,　＼






　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ヘ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |＼ ＼-=fﾆ==ミ､
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 !　ｒ＼ ＼＼__ｧ､心
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,!　ﾄ＼＼ ｀ｰv=ﾐ__∧､_
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /,!　ﾄ､.､／⌒ヽ )/_/ﾄｰｦ　　　　　　　我々はザイバツ・シテンノ。
　　　　　　　 ＿__　　　　　　　　　　 i!/!　トＹ　＼＼}､_y=v=/
.　　　　　　/////＞､　　 　 　 　 　 ﾄ､L　 弋＼　X寸!二}7
　 　 　 　 -=ﾐ､////A　　　 　 　 　 f': V≫《ｉ`ｰ ^≪.大ヲ′　　　　　　　　ザイバツ・シャドーギルドの誇り高きニンジャだ。
　 　 　 y′r‐八`ｰ=ﾐ.! 　 　 ___r‐=ミx: ∨/,ﾘ`寸ニﾆ≠′
　　 　 弋.≫"　ﾄ､＿ i}ﾄx≦三≫､ヘ、､｀`≪_辷=彡＾′
　　　 　 Yﾆ=彡´'////i!: : : ｀Y/////y´≫==ミ/{　　 　 ＿＿ / ￣￣￣/
. 　 　 　 「/////////∧: : : :.|//∧V f´　　　　｀ヽ._ y´/////　　 　 　/
.　　　 　 |//≧===ミ//∧: : :.|////j　|　　　　　　　Ｙ＞､///　　　 　 /
.　　　 　 ﾚ´.: : : : : : :｀YⅥ: : :.!////i　|　　　　　　 xｧf´￣i￣￣i￣）./
　　　　 /´￣.: : : : : : : :Vﾉ: : :.!////i. y==ﾐ_r=＜///∧´￣i￣i￣ﾉ./　　　　◆――――――――――――――――――――◆
　 　 　 ﾚ´￣: : : : : :_:_:ム二ﾆﾆ=--=f'/ｲ´: {////////i!´￣i￣i丿
　 　 　 ﾚ´￣ : : ／/////////////,i!/A: : .V///////!、´￣i ）　　　　　　　　　彼はそういうと、水墨画によって描かれた
　　　　 }: : : : : /≫--v//////////∧/∧: :.｀ ≦//≧=´.ﾘ￣
　　　　 |: : : : // -===ミ､/////////∧//≫'＿＿i　 Y／!　　　　　　　　　　　　バイオバンブー和紙の名刺を差し出した。
.　　 　 从.: ://γ´￣｀ヽ Y/////// ＞ ´!──‐‐<＼}オ′
　　 　 　 ＼!Af′ｆ⌒Ｙ　ｉﾘ////＞ ´≧=ﾆニ二二ヽ. /: ｝　　　　　　　　　　　　　キョート仕込の、奥ゆかしい所作だ！
　　 　 　 　 VA 　ゝ=′ﾉ＞ ´: : : : : : : : : : : : : : : ｒv/.: :i!
　　　　 　 　 ｀ <≧-=彡ｲ､_:_:: : : : ＿　-=≦二二Ｙ>､: ﾉ　_　　　　　　　　　◆――――――――――――――――――――◆
　　　　 　 　 　 　 　 f⌒Ｙ~Ｙ´￣iＴＴ| ゞ''r‐‐| ＼i! i!/ |:ヽiﾄ､｀ｖ┐
　　　　　　　　 　 　 弋_,ﾉ_丿 　 ｣i! !i! 　 |　i !_〕ⅥⅣ i!'7∧》　VA
　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀Y≫=-=ニﾕ」_rｪ.￣ | ／ Vヽ |: : i∧　 .VA
　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : :`　‐=≦二二ﾌ: : i/∧⌒V }
　　　　　 　 　 　 　 　 { : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾘ_:_:ノ//∧　Ⅶ

　　　　　　　　　　　　_　　　　 　 　＿＿　　　　 ヽ:::､
　　　　　　　　　　　　!::､　　　／: : : : : : : ｀:丶､.　j::::::',
　　　　　　　　　　　　',:::丶. /: : : : : :､: : : : :､､{ヽ: '.､:::::',
　　　　　　　　　　　　 ',::::::V: : : : : :＼)､: : : : ､,　}､: :',::::',
　　　　　　　　　　　　　',､:::､: : : : : ﾄヽ-､､j!: :､､}　ﾚｨ!|::::}}!
　　　　　　　　　　　 　　 ',::r､､: : : :ﾄ､ヽ　 {: :c: 〉 ｨ　/: :/|
　　　　　　　　　　　　　　 ',{＼＼: : ＼　ヽ. _､´ =ｲ}/: //|
　　　　　　　　　　　　　　　',＼丶丶.: : ｀丶:､｀ ',　ﾘ: ｲ'､ﾉ!　　　　　　　「悲しいすれ違い」によって、そちらに不愉快な想いをさせた。
　　　　　　　　　　　　　　　 ',＼ゝ､､｀丶.....=r─r'ｲ=,/.//|
　　　　　　　　　　　　,＿＿　',＼丶ゝ´ー- ｀ヽ_j_彡'..=/,'　　　　　　　 まず、それを詫びねばならない。
　　　　　　 ＿　　 ／: : : ／イ ',＼丶ﾐ､::=::::=:}= !=::=:::'/
　　　　 /^i　｀Y}｀＼ : ／,:'::/://∧ﾐゝ､ﾖ､≧===i==ｲ,'＞､
　　　r' ､／´｀V: : レ'､／∨://　　＼ヾ､ヽﾋ===!=ｦｲ: ─‐＼r ､　　　　「ギンノタソガレ」教団、その教祖であるアザーサイド＝サンこそ
　　/ヽ,::'､ヽヽ):!: : ',　 |: : : : : !|.　＿..-｀丶_ﾋﾆﾆ彳　 .ｨ´￣ﾆ ＼｀: 丶.
　　{∨､､)ゝ': : : ､: :',　|: : : : :/_j_/　　.,..::'　￣　,ｨ≠／´　,r=ﾆﾆﾆﾐヽ.:　我々ザイバツの求める人材ではないか、と目されていたのだ。
　　V＼: : : : : : : '}＼',j: : :!: :'´: : : :￣￣￣: :´ー‐´: :彡'´:::::::::::::::::::､::∨
　　 X､¨ヽ.: : ／ﾉ: : /＼: :i: :,ｨ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ､ニ==イ/:::::::::::,ｨ´　¨,..＞--‥・
　　　､::､　､_〉_ﾉ─'＼:::|::]ヽ.: : : : : : : ,:'　¨ヽヽ.: :／::::::／　 . イ : : : : : : : : :
　　　　ﾒ::::::|　 ',==､　 ヽ(＼:＼: : : : : . . .　　}::|/::::::／.. : :': : : : : : ,ｨ､: : : : :
　　　// ＼|､＼＼==､　 ヽ ＼ ',: : : : : : : : : !::|／´: : : : : : : : : : : ﾄ､_/ ＼:
　　　７　　 ｀､lll}　ｰ､＿､j　､　 ＼､: : : : : : ::,::/:ｨﾆﾆﾆﾐヽ.: : : : : : :V!77/⌒､
　　 /|　　　　､|| ､　　ﾆﾆｭ､ ＼　 ヽ.＼: : : //　　　　　＼＼: : : : : |j!j!{　(､
　 /: :ゝ､　　 ノ|　 ',ヽ.　二ﾕ＼.＼　', ',ゝ─ｲ　　　　　　　｀ﾌ: : : :／￣￣
／: : : : :＼／　､　 ',C　｀丶　＼､＼: : : ',: : |　　　　　　　／: : :/
: : : : : : ／　　　 ､j|　丶　　､＿＼＼＼:ﾉ､:/　　　　　 ／: : : : /
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　　　　　 　 l-ニニﾆ＼-ニニニニ＼______　 　 /-ニニニニニﾆ}ニⅥ
　　　　　　　l-=ニニﾆ-＼-ニニニニニニニ-/-=ニニニニニﾆ}ﾆﾆⅥ
.　 　 　 　 　l-=ニニニニﾉ-ニニニニﾆﾆﾆﾆ/-==ニニニニニﾆ}ニﾆⅥ
.　　　　　 　 l-=ニﾆﾆアﾟ-ニニニニニニﾆﾆﾍ-=ニニニニニﾆﾆ}ニニ}i
　　　　 　 　 -=ニアﾟ-ニニニニニニニニニﾆ＼-=ニニニニﾆ√-ニ}i
　　　　　「 ＼ -ア-〆ニニニニニニニニニニニ＞-=ニニﾆﾆ√-=ﾆ}i
. 　 　 　 | ヽ　Y⌒)|>=-　_ニニニニニニ｀ヽニニニニ＞-=ニ√ニニ|i
　　　　　 ,　 ).ﾉヽ(⌒)　　　　~"''　 -＝＝＝ Ⅵニニニニニ￣こニニ|i
　　　　 -=v'"Y YヽO⌒)　　　　　　　　　 　 　Ⅵニニニニニニニニ-}i
　　／　　　ゝﾉヘ_ノ｀ヾ　　　　　　　　　　 　 　 Ⅵニニニニニニニﾆ-}i
.／　　　／　 〉-'()､｀´　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 Ⅵニニニニニニﾆﾆ-}i
.⌒¨""〈＿／: (ﾉ/: ￣　 -= ＿　　　　　　　 　 ＿Ⅵニニニニニニニ-}i
　　　　 /'ﾞ: : : : :, : : : ://: : : : : : : ￣￣￣￣}{￣.:.:iⅥこニニニニニﾆ-Ⅵ
　　 　_7: : : : {: :{: : : /,' {: : : : : : : : : : : : : : .:八 : : :} ⅥニニニニニニニⅥ　　　　　　　私を？　御神ではなく？
　　　_7 : : : : {: :{: ／{:{~"'' ｰ: : : : : : : : : : .:/　 V/.:}: :Ⅵニニニニニﾆﾆ-|i
　 　 _{.: .: .: .:i{: :l/《⌒ぅぃ､: : : : : : ／ ~:／"~￣.V/: : :Ⅵニニニニﾆﾆ=-|i　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣ヽ
　 _／{|: : : : : V/,.:ﾑ 乂_ソ}: :／／: : ／ィfてうい,′ : : Ⅵニニニニニニli　　　　　　 ｜ ああ、そうとも。 |
.／／.i|: : : : : |:＼,: :l　｀¨´∨／⌒¨´　　 乂_ソノ:／: : : :Ⅵニニニニニﾆト _　　　　　 .乂＿＿＿＿＿＿ノ
／''"ノ|: :K: : :l: : :}:八　　　　　,　　　　　 　 _彡イ.: .: : : .:/＼こニニニﾆﾆ|ﾆﾆ=-　_
　 //.:.ヽ.l∧.:.∨/!|: :::..　　　　　　　　　　　　　/: : : : :／: : : :V/こニニニ|ﾆﾆﾆﾆニ
. //: :_,.ノゝ=ミ=-八: : : )>｡,　 - 　､　　　　　 /: .: .:／: : : : : : :V/二二ﾆﾆ|ﾆﾆﾆﾆニ　　◆――――――――――――――――――――◆
//'"~: : : {／: : :/＞ ''"~~⌒＞　　　　　..:＜/: ／{: : : : : : : : : : ＼ニニ=-lﾆﾆﾆﾆニ
´ : : : : / {: : : :/ｲ　|| 　 　 　 /ﾆう爪l ''"~ : : /ﾆﾆⅥ~"'' _,.､丶`　 ＼ニニニニニﾆ　　　　一部が嘘で、一部が真実であると、
.: .:/: :/l: : : : :/ﾆ| . ||.　.　.　./ニﾆﾆア: : : : .:/ニニﾆ>'"ﾟ~~ヽ　　　　　＼ニニニニﾆ
.:./:λ: |: :{: : -ﾆ]!　|| .　.　. たニア.: .: .: .: :/ニニ／　.　.　.　＼　　　　　＼ニニニﾆ　　　 アザーサイドは確信した。
: : :. { : ゝ _〉-ﾆ] |　|| .　.　.た.／/: : : : : .:/ﾆﾆ／　.　.　.　.　.　. ＼　　　　　ヽニニﾆ
: : l(:{ _ ,,..イ-ニ|::V∧ . . . l／　i{: : : : : : :lﾆ／ .　.　.　.　.　.　_.　-=＼　　　　 Ⅵニﾆ　　　 アイボリーイーグルはアザーサイドを殺そうとし、
ﾍ,_)＼＿丿-ニ|::::V∧　　{｀'' -i{_ : : : .: .:|´　　　　　　_ -=￣_　-==┐､. 　 　 Ⅵﾆﾆ
/.: .:_ . イ _-ﾆﾆ|::::::V∧　 {　　　　>'"｀ヽ:ゝ-彡'_ -=￣_ -=ニニニニ::::::.. 　 　 Ⅵニ　　　 パープルタコは彼の拘束を試みた。
ゝ-く_,,ノ _-ニﾆ|::::::::V∧　!.　　／　　　 _　-=￣_ -=／-ニニニニニ|:::::::::... 　　}ﾆﾆ
/ /⌒ﾞ　_-ﾆﾆﾆl::::::::::＼ﾍ.j. ／ _　-=ﾆ￣-ﾆ￣::::..イ-/-=ニニニニﾆ|:::::::::::::＼ .}ﾆﾆ　　　 つまり狙いは“主”である為、嘘となる。
_/ 　 　._-ニﾆﾆ〉｡,:::::::::_＼'-=ﾆ￣:::::::::::::::::::_ -=ニ-/-=こニニニﾆﾆ|:::::::::::::::::::〉こﾆ
:{ 　 　 _-ニニ/＿＿_((⌒))::::::::::::::::::::::::_ -=こﾆﾆ-√-こニニニニニ::::::::::::::::/ニﾆ/　　◆――――――――――――――――――――◆
:)>｡,　/-=''"~:::::::::::::::ノ｀´(　｀ヽ.,＿　-√ニニニニ{-=ニニニニニニl:::::::::::::/ニﾆ/

　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｢ ＼　　　　　　　　 　 　 __
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |-二＼ ＿　　　　　_　-ﾆ/
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |ニニニニニニ＜ニニ /
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |ニ／/￣￣ ＼二二ニ|
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /ニﾆ/＿＿____　＼|ニﾆ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /(※）:..__ノ: : : : ｀＼ |ニﾆ|
　　　　　　　　 　 ＿ノ|　　　　　　　 　 //| : : l:／ |:. : : :/､＿:|ニﾆ|
　　　　 　 　 　 　 ): :/　　　　　　　　 //: |: :ｰ|==､|从_/＿∨:|ニﾆ|　　　　　……そうだったのですね。
　　　　　　 　 　 （__｛ 　 　 　 　 　 ／/:..八Λ|'' 　 丶　⌒厶 |ニﾆ|
　　　　 　 　 　 　 ＼>.＿ 　 　 ／ : /.: : /..:.込、 ｛　 ﾝ　/: : Λ-ﾆ|
.　　　　　 　 　 　 　 乂＞⌒＞|: : :/.: : /:／.:.:..: ＼_　　/: : / :Λﾆ|　　　　　どのようなご用件なのでしょう？
　　　　　　　　　　　 　└厂 / : : :/.: : /r―― r┘TT /: : / ―┐ |
　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼＿∨ : : :| |　　　｜　 　/: : /　／Λ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|Λ　:|ﾆ＼　 ├―:/: : /／ﾆﾆニ|. 　 ＼　　私にお力添えできることならよいのですが。
　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿＿＿__/＼|ﾆ二＼_|▽/| : : |ﾆﾆﾆﾆニ|　　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＼＿／￣￣￣￣＞Ｃ）/.＼ﾄ|ﾆﾆ|／´￣￣|
　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 ／￣|￣|　　　　|二二二/　　 　 　 |　　　　◆―――――――――――――――――◆
　　　　　　 　 　 　 　 　 ／＿／　 　 .|二|. .　　　|二二-/　　 　 ＿_,|
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 { ＼＿＿|二|: :: :: :. .|二二-|＿＿／二＼＿＿ 　　しかし同時に、彼はザイバツにとって
　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 {二二二 |二|: :: :: :: :|二二-|／二二二二| 　 　 ｀＼|
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼二二 |二|　: :: :: :|二二-|二二二二二|　　　　　必要な人材にアザーサイドを関連付けた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ﾆﾆ|二|　　: :: :|二二Λ二二二二／
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＞|二|　　　　|二二二＼￣￣厂　　　　　　 なら、彼女のジツに近しい使い手が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=二二/　 　 　 |二二二二.＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 -=二二二/　　　　　 ＼二二二二 ＼　　　　　　　 ターゲットの案件も抱えているのだろう。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 -=二二二二/　　　 　 　 　 ＼二二二二 ＼
　　　　　　　　　　　 ／二二二二二/　 　 　 　 　 　 　 ＼二二二二=-　　　　 アザーサイドはそれを仮の真実と捉えた。
　　　　　 　 　 　 ／ 二二二二二 /　 　 　 |　　　 　 　 　 ＼二二二二二=-
.　　 　 　 　 　／ 二二二二二二/　 　 　 /|　　　　　　 　 　 ＼二二二二　　◆―――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 ｧ＞　 ＞　´　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　＿rｲ＿　/＞　´　 　　　　　 ィ
　　　 　 　 　 　 　 　 　 |＝＝　 r≦三二｀ヽ二ﾆ　　 /　　　　　そこまでは私の知るところではない。
　　　 　 　 　 　 　 　 　 |r＝､ニ |三ニ＝─ ',二　　/.
　　　　　　 　 　 　 　 　 |三ﾆ }ﾆ ',＝ニ二三 |ニ　/::ﾊ
　　　　　　　　　　　　 　 ｌﾆ二 ｌ三弋三ニ＝ '￣　|:::::::|　　　　　 しかしどうやら、我々の狙っていたニンジャは貴方ではないことが
　　　　　　　　　　　　　　',二ノニ＝─ ￣ }r─ ､_.ｌ:::::::ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ 二ニニ 　 /::::::/:::::::::::::::ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ', 二ニニ .|:::／::::::::::::::::/　　　　　　最近判明したのだ。　時すでに遅く、イクサははじまり……
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＿　 |ｲ::::::::::／⌒ｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ:::::::｀::::::＞ ´　　 .|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ￣￣　　　　　. ．-､　　　　　 恥ずかしながら、こうして頭を下げにやって参った次第だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /` ー┐　ｘ＜￣＿＞ ´二ニ＝─ ､　　　　／:::∧
　　　　　　 　 　 　 .r─＝ニ二 ` ー‐ v´ ￣￣. ． ──‐＝ニ￣::::｀ヽ　 /:::::::::::∧
　 r＝─ ､　　　rヤ:＞──── ､　　　＞　´　　　　　　 ｀ヽ::::::::::／｀ヽ |::::::::::::::／｀ヽ
　 |:::::::::::::::ヽ／ |:::::/　　　　　　　　 ヽ /　　　　　　　　　　　　|::::::/　　　 .|:::::::rイ｀ヽ　 |







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､-┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／_-ニ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ _- ニﾆ
　　　　　　{ニ=-　　 _　　 　_､-‐＝‐-　/ニ- ニニﾆ
.　　　　 　 Ⅵニニニニ=-´-ﾆニニニニ､ニ{ニニﾆ！
　　　　 　 　 ､ニニニ-/ _､-￣￣　　　￣`､ニ=- -=/,
　　　　　　　　＼ニﾆい. .　 　 　 　 　 　 　 `､ニニニ/,
　　　　 　＜ ￣~"'' rvヘ. .　　　　 ＿＿　　　`､ニニﾆ/,
　　　　　　　＼　厂ヽcヘ_､-''"~￣: : : : ､￣~"''`､ニﾆﾆ/,
　　 　 　 　 ／⌒>C⌒)｀: : : ,{: : : : : : :. :.＼: : :‘,:`､ニニ/,
　　　　 　 /　　 /^L冫: :{: :./八 : : : : : }: l‐-＼: : : :`､ニニ-　　　　　　　　　　　頭を下げるなど、どうかそのように仰らないでください。
.　　　 　 └￢ｱ 　ﾉ/: : :{: /''"~｝: : : : :ﾉ:ﾉ　　_,,ヽ}: : : ＼ニﾆ _
.　　　　　　　/{_／ ' : : : {/　_,,...}.: : :／(　ィ筵芳㍉: : : : :＼ニ-
　　　　　　 /-=/: :{ : :､: :ｨぅv莎j ／<{　　 .:.:.:.´^ｿ/ : : : : : : ＼ -_　　　　　　　　私たちは互いに勘違いを起こし、傷つけ合ってしまっただけ。
.　　　　　 /-／: : :{ : : ＼乂´:.:.:.　 　 　 　 　 ／ｲ: : : :{: : : : :.　 -_
　　　 　_-／/.: : :八: : :＼＿＞　　< . . .冫　　　': : : :八: : : :: 　　´'‐ _
　　　 _-　 ./: : : : : : ＼: :､ 公　　 　 ￣　 　 . :/: : : / :}: : : : :}　　　　 ´'‐ _　　　幸い、我々の方でも犠牲者は出ていないのですから、
　　 ,└　 /／: : : :./: : :＼(⌒　＞　..　_　 イⅣ : : /: :ﾉ＿＿ﾉ
　／　　.／: : /: : /: : : :} : : : : :} .:.:.:.:}こニニ/.: : : '￣ _､- '⌒ ､　　　 　 　 　 }
　　　　' : : : /: : / : : : ﾉ : : : : ﾉ-┐┘-┐_/ : ／_､‐｀_-ニニﾆ-　　　　　　　/　 お互い水に流し、ご友人との再会をお喜びいただきたいのです。
　　　/.:/ : /: : :': : : ／: : : :／　{ﾆ／､　ﾍ/ : /: { ./-/ニニニニ-　　　　　　'
　　　.:/}: :.′: : : : /: : :_ -､　 　 >y┐､ノ′/: : {/-/ニニニニニ}　　 　 ／
＼　{:｛ }: : : : :／: ′-ﾆ'､. .＼／′ :{　{((´′: : :､, -‐￢冖‐-　 ′_､-''~
　　　､V: : :／: : : {( -=ニ＼/　 　 　' .ﾉ_)人: : : : :＼_　　　　　　 }
　　／: : : : : : _-ﾆ乂_　,-┘} 　 　 　 /ヽ　√ニ=‐-　⌒ 　 　 　 :
.　 { : : /: : ／{ニ-　⌒{ ｰ-ヘノしヘﾂ´/ .√ニ{　＿　　　　　　 ,
　　У:{￣: :.ノﾆﾆ-　-込　　　　　　　.ﾉ　√ﾆﾆУニﾆﾆ=-＿ 　′
　　{ : 厂)￣}こニ-}ニ／＼　､　 _､‐⌒＼_＿ /ニニニニニﾆ}'
　　ゝ: :<　　}ニニ-／. . . . .^冖`｀　　　　 }ニ-ヽニニニニﾆ_
　　乂､へ. ﾉニニ/. . . . . . //＼　　　　_ -ニﾆﾆ-_ ニニﾆﾆ-
　　　　＼ >､ニﾆ{ . . . . . //. . /_ｰ-ニニニニニﾆ-_ ニニﾆ-
　　 　／_)　⌒ヽ｛/ ./. .// . . たニニニニニニニﾆ＼ニﾆ-｛

　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _- ﾆ:
　　　　　　　　　　　　┌-　　..,,_ _､-‐￢ｧ-　 ニ_
　　　　　　　　　 　 　 ‘,こ＼-／-=ﾆニた　　ニ-_
　　　　　　　　　　　　　‘,こ-/=-冖￣￣`､‐- ┘ﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 (⌒ヽ┐ 　 　 ＿＿Ⅵニニ/,
　　　　　　　　　　　　　 >-廻) -‐冖￣､￣ Ⅵニ- /,
　　　　　　　　　　　　　Lノ{丿{ _{,,.. : : :}-‐‐-Ⅵニﾆ/,　　　　　　さあ、どうぞ。
　　　　　　　　　　　　　　　i{: : V乂､: :ﾉ ィ芯>Ⅵニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 圦: :公ゞ ､　 　.:.:ﾉノ`､ニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 }/:.＼込　 ｰ　'　 ｨ: : ; `､ﾆﾆ:.　　　　 おふたりの拘束をお解きになってください。
　　　　　　　　　　　 　 　 .′} : : :'⌒＞＜i/: : /: : :`､ニ-
　　　　　　　　　　　　　　 : : :} : : { -‐ｧ'ォ.′:/￣_ヘ `､ニ_
　　　　　　　　　　　　　　{: : ！: :：　 {-／{:{ :(≦ニニ´ `､こ_ 　 私が刃を向けるのは、貴方にとってご不安でしょうから。
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　乂.:人: ｛､ ｛' ／{八に ニニ} 　 `､-_
　　　　　　　　　　／ 　 　 ,{У/ヽ}冖r─ (广￣~"''-｛　　　`､-
　　　　　　　　　　　　　　 {У/　/ Y＾ヽ　}′　　　　　}　　 　 `､_
.　　　 　 　 ／　　　　　　/У,,_/　 }　　', L..　＿　　　　　 　 　 `､
　　　　　／　　　　　　／^'たﾆ′ .:　　//-ニニニヽ/　　 　 　 　 .
　　　　　⌒＼　　　　(: : :/ニ圦　 :　 //-ニニニニ{　　　 　 　 　 i
　　　　　　　　´'-_　　)／ニニﾆ:. 　 //-ニニニニ√　　　　＿ 　！
　　　　　　　　　　￣/(ニニニﾆﾊ}／ -ニニニニ √-‐　　　　　 ヽ}
　　　 　 　 　 　 　 /-ニニニﾆ：　 /-ニニニニ-√
　　　　　　　　 　 /-ニニニニ {　/-ニニニ _-ﾆ√
.　　　　 　 　 　 /-ニニニ ニﾆ}/-ニニニ_-ﾆﾆ√
　　　　　 　 　 〈-ニ､ニニ_ ﾆﾆた　/ニ／ニニ√＼
　　　　　　　　　`､ﾆ->冖''㍉ﾆ{辷_-／ ニニﾆﾉ'/,　ﾉ
　 　 　 　 　 　 　 `､｛_,,....,,_ﾉ-/　　 ヽニﾆ-￣-ﾆ/,､
　　　　　　　　　／/ /,　　 )-''⌒ヽ／「ニニニニ-/,＼
　　　　　　　 ／-/　У⌒ソ^ヘノ/　 }ニニニニﾆﾆ/,　＼







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,　＜／二/|三≧ ､　, イ　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／ ／三／ |三三, イ　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ｌ i!　　 ィ　, イ ,　イ　　　　./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｌ､ ｌ |　 /__ ＞ ´　　 _　　　 ./ﾊ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ_ ￣￣ , -＝､＝ニ-　 　 ./:::::ｌ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｌミヽニ ｌニニﾆヽニ-'　　 ./:::::::ｌ　　　　　カタジケナイ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌニﾆｌﾆﾆ',ニニ彡ｌ二　　 /::::::::,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ',ニﾆｌ二ﾆヽﾆニ ,'-‐　 ./:::::::::,'
　　　　　　　　　　　　　　　　　, ＜￣ ｀ヽ' 二二二　　＿＿/::::::::/
　　　　　　　, -＝─- ､　 　 /__/ 二二ヽ ヽr＝-､＿/:::::::::,r´￣|　　　　　, -＝- ､　　　　　◆――――――――――――――――――◆
　　　　　／／:ヽ:｀ヽ: : :ヽ‐､ 　/: ,r─‐- ､: : |:::::::::::＼::::::／ : : ／ヽ　　 ／:::::::::::::::::ヽ
　　　　 /r´ - ､: :ヽ　＼-' /　 `ｰｲ: : : : : , -＝‐ ､:::::::ヽ二ヽ二 ｰ - ﾆｲ::::::, -‐r＝=､|　　　　　ブラックドラゴンは慎重に様子を伺いながら、
　 　 　 |:::::ヽ: : :＼: ＼:ﾉ　　　　　　ヽ二:::::::::::::::::::::::＼::::＼: : : : ｀ヽ__　ヽ＼　 ｌｌ　　 ヽ
　　　　 ｌ:::::::::::＼_ﾉヽ:ノ　　　　　　 ／/　｀丶､:::::::::::::::::}::::::::＼: : : : :ヽヽ　＼＼ゝ､ ｏ .||　　　　 最大限の警戒をもって拘束を外した。
　　　　 ｌ:::::::::::::::::::::／　 　 　 　.／ /￣|￣￣ヽ￣／::::＼:::::::ヽ＞ ､: :￣ ＼ ＼＼`＝"
　　　　 `i::::::::::::::::::|　　　　　 ／:::::/　　ｌ　　　　 ヽ::::::::::::::::＼::::ﾏ　　 ＞ ､: : ＼ ＼＼/　　　◆――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　 ◆―――――――――――――――――――――◆


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ひとつ、ふたつ、みっつ……すべて。


　　　　　　　　　　　　　　　　 ◆―――――――――――――――――――――◆


















　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　 　 　 ,ｨｉ｢＜//＞　ミｔ､
　　　　　　　　 　 　 ／/＞￣￣￣ ＞＜ ＼ヽ
　　　　　　　 　 　 //／　　　　　　　　　　〉ミｔ､ ヽ
.　　　　　　 　 　 /／　　　　　＼　　 -　　 ﾏ{ T℡ﾟ，
　　　　 　 　 　 //　　 ＼　　　　イ　 ＿__　 ﾏ } }}　ﾟ，
　　　　　 　 　 {/　　　　　ゝ　 　 }从　　　} 　:∨ⅱ
　　　　　 　 　 i　{ ﾟ.　 ／ 　　---′　　　 i　　}¨¨7
.　　　　　　　 　 ﾏ　∨　　　　 　 ヽー――从/ }¨　　　 ﾟ
.　　　　　　 　 { 　l l: ∨ゝ%　　／　 　　 　 /} /} 　 　 　 ﾟ
　　　 　 　 　 /　　＼ ＼　 ≧　　　　　　 ｲ}／/　}
　　　　　　　 　 　 |γ ‐=〈　￣ 7----,ｨｉ｢ ヽﾏ {　l　 　 ヽ　 ＼
.　　　 　／　　 ／ｌ/　　　　 ‐= 二ﾆzzzzゝ斗ｔ允孑ゝ　　 ＼　 r＜　　　　　　　　　　◆―――――――――――――――――◆
　 ‐=≦ :r ℡---〈:　　　 　 　 / /777ム斗匕孑＜≠≧o｡、ゝ--≪≧o｡
　　　　 / //777777ヽ　　 /　ゝゝ斗匕孑====ゝ／二二二ゝ≧o｡　　 ＜　　　　　　　　ブラックドラゴンは、すべての拘束を
.　　　 / //////////∧／　　　7 7///77777777ヽヽヽ////////7ヽ　　　＼
.----〈_lγ⌒　ヽヽ////}、 　 　 | |////////////∧　} ∨///////,'}　　　　 ＼　　　　無事に外せたことに驚愕した。
..／　 ／　　　 　 Ⅷ//　 ﾟ。　 　 ! !//////////////} :}　}////////ﾄ
　　／,ｨi㌃¨¨ミ ／{{/　 　 ‘ 　　ゝl///////////////:/ ////////:/　ﾟ。　　　　　　　　更にはパープルタコも、
　/ //　/￣￣/＼ . 　 　 　 ∧ ___ゝ/////////////:/ ////////ｲ　　 ∧
.　ゝ/　/////////ミｔ､　 　 ﾑ斗777≧o｡、/////ノ ℡ZZZZ＞ ´　　　 /　ﾟ　　　　　　　アイボリーイーグルにも、
.　 〈　 ＼//////////ヘ 〈777＼///////77777 {{////〈　 / 　 　 　 /　　}
　　 ＼　 ＼///////////z)＼　　＜/////////〉〉マ///ヽ,′ 　 　 :/　　 :　　　　　　　薬物で眠らされてこそいるものの、
.　　 　 ﾟ 。　＼///// ＞,ｨi㌃<7　　　 ------ ¨¨　ゝzzzzzz≧､　　:/　　　}　/
.　　　　　　 ，　＼Z／〃／　 /　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿∨/}　:/‐‐‐‐/ :/　　　　　　きちんと手当てが施され、
　　 　 ／ 　 ＼　　//／　 | 〈‐=　　　　　 ‐=ﾆ二 ⅱ　 ⅱ　　￣￣＼　／／
.　　／　　　　　ヽ {//　}　 { /　＞'"´　　　　‐=≦¨ゝ‐=≦¨¨≦≧o｡ ＼　　　　/　　　　　命に別状はないのだ。
. ／ 　 　 :／　／ゝ/ {　i＞'"´　 　 ‐=ﾆ777////77777＞＜　　　　≧o｡、　／
　　　　:／　／　　 〉ｘ≪　　＞'"77///////////＞ ´　　 /　　 ＞‐=　 　 ≧o｡　　　　　これはニンジャ同士のイクサに生きる
　　.:／　 ／　　／　　＞'"}////////////＞＿＿＿＿／‐=ﾆ　　　　Ⅷ＜
　／{　／　　／　＞'" ゝ7//////////／ ヽ/////////´　　　　 　 　 Ⅶ/＼＼　　　　　彼にとって、本当に驚くべき奇跡だ。
　　　　　 ／　／　　　 {/////////:／　　 ヽ}///////　 　 　 　 　 　 　 ‐=//＼
　　　.　 {　 ／　　　　　i///////:／　　　　　 ゝ///ノ　　　　　　　　　　　　 ﾟ，　　　　◆――――――――――――――――◆
　　　 ゝi:／＿＿＿＿//////:／　　　　　　　　ヽ〈　 :
.　 　 　i/　＼　　　／////:／　　　　　　　　　　　ヽ＼ヽ
　 　 　 ＼ ‐=777/////:／　　　　　　　　　　　　 　 ヽ∧　　　　　　　　　――
　 ‐=ﾆ77//////////／∧　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ∧　　　　 ／　　　＿＿
/////////////////////ﾟ。　　　　　　　　　　　　　　 ﾟ。ﾟ。 　 ／　 ,ｨi㌃/////
..ﾞ/////////////////{/// 。　　　　　　　　　　 ,ｨｉ｢￣　ﾟ，ﾟ.／　 ／/////////

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／ ｀ヽノ ／｀ヽ　　,ィｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｢ゝ< ＼}i　　 ｌ{／ ＞ ´　 .|　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 ` ー＝一 ´＝､─　 |　　　　　　　　　　　　　_..-‐''"":::／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆｲ三ニヽ=ｲ三ニﾆｌ三ﾆ !　　　　　　　　　　_..-'"::::::::::::::::::（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|ﾆ.{ ニ三 }ﾆ{＝ﾆ二}三ﾆ |　　　　　　　　　‐"::::::::::::::::::::::::::::::＼　　　――俺は拘束を外せたか？
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｌﾆ弋三シﾆ弋 三シﾆ＝ ｌ　　　　　　　 ‐´::::::::::::::::::::::;;;::-‐‐ｰｰ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ ￣ r＝＝＝＝ァ＿　./　　　　　／::::::::::::::::::::-‐'''´　　　　　　　ヽ -─|i──li───|i──|i-/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽﾊ ヽ 二二　/::/:::::∨　　　　／:::::::::::_::-'''´　　　　　　　　　　　iｌ 　ああ。確かに外した。　 ,li
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::∧ ﾆﾆﾆ {ノ:::::::/　　　／::::::::..‐"　　　　　　　　　　　　　　　/ー|i──l|───l|───|iヽ'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｌ ＼::`⌒´:,rf‐-‐-ｰ ､_r' ..-､／　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ -─|i──li───|i──|i-─|i-─|i-/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　‐'''' ﾞ!｀ : .. _....‐´／::::::::::::::_..－:::::::ヽ_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 iｌ こちらからも外した様子が見えます,li
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿| ﾆ ﾆ ﾆ二|_,,....「ﾉ::::::::::::::::_r::.:::::::::／￣　　　　　　 ＿　　　　　　　　　　　/ー|i──l|───l|───|i─|i-─|i-ヽ'
　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨ≦,..―‐‐''""´:::::..‐′:::::::_..-‐'":::::::／ヽ:::::::｀ヽ　　 　／::::∧
　　　　　　　　　　__　　　 ヽ::/(::::::::::::::::::::::_..''’::::..-‐''´:::::::::::::_..‐　 　 ∨::/ ￣ヽ ./::::::::::::∧　　　　　　　わかった。
　　　　　　　　 　 |::|ヽ／　.|::|　Y､:::::::::::''":::::-''´:::::::::::_....-‐"　 　 　 　 |::/　　　 /::::::::::::/二ﾆヽ
　　　　　　　　＿_|::|/　 　 .|::|　'、｀‐..,,_:::::::::::::;;;;;;.-‐'　 　 　 　 　 　 　 ｌ::ｌ　　 　.|::::::::::::::|　　　 |
　　　　　　 ／　 /:::|　　 　 |::ｌ　　.''ｰ..､;:___....‐'　／＼ 　 　 　 　 　 　 /:::|　　　　|::::::::::::::＼二/
　　　　　　 |￣ .ﾊ:: |　　 　 |:::＼　　　　　,.ｨ≦二二 ≧ｭ､　　　　 ／ ::::|　　　　|::::::::::::::::::::|
　　　　　　 ｀ヽ/:::::::|　　 　 |:::::::::＞─＜二二二ｌ二二二 ＞‐＜:::::::::::::|　　　 / :::::::::::::::::::|
　　　　　　　 /::::::::∧ 　 　.ﾊ:::::::::::::::∧ﾆ二二二ｌ二二二二/::::::::::::::::::∧ 　 ./:::::::::::::::::::::: ｌ
　　　　 　 　 |:::::::::::::::ヽ　　|:::::::::::::::::::∧二二二 ｌ二二二 ./:::::::::::::::::::::::∧ ./:::::::::::::::::＞"´
　　　　　　　　｀ヽ:::::::::::::＼|::::::::::::::::::::::∧二ニ＝‐＝ﾆ二/::::::::::::::::::::::::::::::}〈::::::::::::::／　∧
　　　　　　　　/　 ＼::::::::::::∨:::::::::::::::::／　　　　　　　　　｀ヽ::::::::::::::::::::::::/　ヽ__／　　　 ∧
　　　　　　 　 }　　　 ＼:::／∨::::::＞ ´　　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ＜::::::::::/　　　∨　　　　 .∧






　　　　　　　　　　　　　　　,......---.....,_　　　　.}ヽ
　　　　　　 ,　　　　　 ,.ィr´!l/!::::::､-' r /t...、　l/ﾘ!
　　　　　　.{l!、　　,.::'<ヽ｀`　ヽ ､_/,..ィ.　 ,.>::.>'//j
　　　　　　 !ヾヽ_/::::-...､_ ヾ､-　 !'-‐j.／::::／／ｘj!
　　　　　　 'ﾄ ､ヾヽ..､::::::::ヽ.､'､_　j _,.i､:.≠_.....:''"´:.l
　　 　 　 　 '. ', ｀`''ｰ--ニ二__ ,_ .! - ,≠´_..｀..x:彡l!
.　　　　　　　'..､＝==, '二二｀ヾ＿l_,.,i!-=＝´三l!彡!　　　　　（ゲン・ジツではない……何が狙いだ？
.　 　 　 　 　 ∨＝=;=====---',- !-.+=＝＝三j彡}
　　　　　 　 　 '.ミ=.;====----- ;-l-='.＝ﾆﾆ三!彡!
　　　　　　 　 　Ⅵ二ニﾆﾆ＝==+-l＝弋ﾆﾆ二'彡j!　　　　　　本当にただのお人好しだとでも？　そんなバカな）
　　　　　　 　 　 ∨弋ﾆﾆﾆﾆ==丈=!-=＝―"´_..V
　　　　　　　　 　 ∨￣￣.,_ニ二二l-‐=＝//j／/
　　　　　　　　　　 ∨_ｫ-､f.､ﾆ二二j-=＝:j!',ｱ/ｲ
　　　　　　　　 　 　 ヾ:....＼::.ヽ＝==!＝ﾆ j//,.'/!.､
　　　　　　　　　_　　　}:.､:::...ヽ､',===!=＝/!／, '　　}＝,ー――.._-､--. ....,_
　　　　　.,.r.:':´:::::::｀`:.､'.::::ヽ､:::::::i,.ィ⌒`::.'.:.／　.,　'"´　_ -''"´´　 ＿ミ .、　ヽ
　　　　 /,':::::::::::::::::,r-≠ゞ.、＿＞''"￣ 7 ´ヽ／　,,　"´　　　ィf.:´:.:.:.:.｀::....、　ﾊ
　　　　,..j::::::::::::::::/ 〃　,'l!:.:.:.:.:.'. :.:.:..／　,　 '　,.〃　　　,...::´:.:.:.:,.... ----.....､.　∧＿_
　　 　 !.:j:::::::::::,./　li!　 .l! }:.:.:.:.:.:.ン´,　 '　,..ｨ:´　　 ,.ィ彡:.:.:.:.／,....--.､:::::::.,....:'"´:::::::::::｀i!
　　　　l.:.!::::::,ｨf'　　'.　　i .l:..,.r ' " ´　　 ´　　　 才.:／:.:.:.,. '.:.:.:.:.:.:.:_....._／／:::::::::::::::::::::l!
　　　　.!:.l:::/　,iヽ　　　 j　l!' ,.ィ´ 　 　 　　,.ィ:´:.:.,.:'.:.:.:.: 〃.:.:.:.:.:／.:.:.:./::,.:'::::::::::::::::::::::::::j
　 　 　 ':..!j　/. ｀.ヽ 　 / / ´　　　... -‐＜_:.:.:.:.:.,'.:.:.:.:./':.:.:.:.:.:,..′:.:.:./:: /:::::::::::::::_...--､vj
　　　 　 V:! l! 　 　 '.　　　　-''"´　　　　　 ヽ.:.:l.:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:,.'::/::::r‐''＜、__,≠,.∧
　　 　 　 '.:',l　　　　 '.　,ｨ:´　　　　　　　　　　'.,!.:.:.:.:l!.:.:.:.:.:/.:.:.:.,ィ/::/::::::}.,　　 / 　 /-::::::!}
　　　　　　!:l　　　　　j/ 　　　　　　　　　　　　l!.:.:.:.l!.:.:.:.:/.:.:.:./.:/::/:::::/'/ 　 /v- ,'::O:lj::ﾄj

　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブラックドラゴンが訝しむ中、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　アザーサイドの考えはただひとつだった。

　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――――――◆















　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _- ﾆ:
　　　　　　　　　　　　┌-　　..,,_ _､-‐￢ｧ-　 ニ_
　　　　　　　　　 　 　 ‘,こ＼-／-=ﾆニた　　ニ-_
　　　　　　　　　　　　　‘,こ-/=-冖￣￣`､‐- ┘ﾆ
　　　　　　　　 　 　 　 (⌒ヽ┐ 　 　 ＿＿Ⅵニニ/,
　　　　　　　　　　　　　 >-廻) -‐冖￣､￣ Ⅵニ- /,
　　　　　　　　　　　　　Lノ{丿{ _{,,.. : : :}-‐‐-Ⅵニﾆ/,　　　　　　（そろそろ聖娼としてお勤めの時間なので、
　　　　　　　　　　　　　　　i{: : V乂､: :ﾉ ィ芯>Ⅵニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 圦: :公ゞ ､　 　.:.:ﾉノ`､ニ-/,
　　　　　　　 　 　 　 　 　 }/:.＼込　 ｰ　'　 ｨ: : ; `､ﾆﾆ:.　　　　　できればこのまま平和に終わってくれませんでしょうか）
　　　　　　　　　　　 　 　 .′} : : :'⌒＞＜i/: : /: : :`､ニ-
　　　　　　　　　　　　　　 : : :} : : { -‐ｧ'ォ.′:/￣_ヘ `､ニ_
　　　　　　　　　　　　　　{: : ！: :：　 {-／{:{ :(≦ニニ´ `､こ_
　 　 　 　 　 　 　 　 ／　乂.:人: ｛､ ｛' ／{八に ニニ} 　 `､-_
　　　　　　　　　　／ 　 　 ,{У/ヽ}冖r─ (广￣~"''-｛　　　`､-
　　　　　　　　　　　　　　 {У/　/ Y＾ヽ　}′　　　　　}　　 　 `､_　　　◆――――――――――――――――◆
.　　　 　 　 ／　　　　　　/У,,_/　 }　　', L..　＿　　　　　 　 　 `､
　　　　　／　　　　　　／^'たﾆ′ .:　　//-ニニニヽ/　　 　 　 　 .　　　　　　　　　「もう帰りたい」！
　　　　　⌒＼　　　　(: : :/ニ圦　 :　 //-ニニニニ{　　　 　 　 　 i
　　　　　　　　´'-_　　)／ニニﾆ:. 　 //-ニニニニ√　　　　＿ 　！　◆――――――――――――――――◆
　　　　　　　　　　￣/(ニニニﾆﾊ}／ -ニニニニ √-‐　　　　　 ヽ}
　　　 　 　 　 　 　 /-ニニニﾆ：　 /-ニニニニ-√
　　　　　　　　 　 /-ニニニニ {　/-ニニニ _-ﾆ√
.　　　　 　 　 　 /-ニニニ ニﾆ}/-ニニニ_-ﾆﾆ√
　　　　　 　 　 〈-ニ､ニニ_ ﾆﾆた　/ニ／ニニ√＼
　　　　　　　　　`､ﾆ->冖''㍉ﾆ{辷_-／ ニニﾆﾉ'/,　ﾉ
　 　 　 　 　 　 　 `､｛_,,....,,_ﾉ-/　　 ヽニﾆ-￣-ﾆ/,､
　　　　　　　　　／/ /,　　 )-''⌒ヽ／「ニニニニ-/,＼
　　　　　　　 ／-/　У⌒ソ^ヘノ/　 }ニニニニﾆﾆ/,　＼

　　　　　　　　　　　　 γ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　 ｜ 　 ……返礼についてだが。 　 |
　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　γ ￣￣￣￣￣￣ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜ 　 アッハイ。 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 乂＿＿＿＿＿＿ノ


　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――◆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「もう帰りたい」！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　◆――――――――――――――――◆

　 ‘,｀丶､　　　　　 _,､ -ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ==｀／ﾆﾆﾆ===.|
　　‘,ﾆﾆ｀丶､,，‐ﾆ二ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ |
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　　　　　.‘,!-/: : : : /　|_ : : : : : : ' ~~~~~､: : : |:‘,ﾆﾆﾆﾆ‘,　　　　　教団の新たな収入源で、パフォーマンスのひとつで……
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　　　　　　|: : : :|: |　 　 ‘,: : : : : : :/ 　　　　....|: : :‘,ﾆﾆﾆ.‘
　　　　　　{ : : : |::|　　　　｀`　- '´ .-===彡 丿: ;.′ﾆﾆﾆ.‘　　　　私の、その、ささやかな趣味で……
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　　　　　 .,'=|: : |: : :: ::|_, ､- ^´ﾆﾆﾆ|ﾆﾆﾆ=|: : : / ｀ヽ､:/‘,==‘　　　◆　マジで帰りたいだけの暗黒カルト教祖　◆
　　　　　 ,'=|: : :|: : :: ::|∨　　 |ﾆ=／＼=ﾆ/ヽ: :|　　/　ヽ‘,ﾆ‘,
　　　　　,'/.| : : |: : : :|ゝ∨　　|／　　　＼' 　 ゝ'　/ .／ﾆヽ＼‘,
　　　　 ,'/　ヽ : ＼: :ヽ', ∨　∧,､ -- ､, /　　　／／ﾆﾆﾆ ヽ .＼　 ◆　でもそうはならないんだ　きょうはここまで　◆