Author:やる夫達のいる日常
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} I+='';
} } document.getElementById('RC').innerHTML=I;
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あっ。始める前に前前回のホッブスとロックの説明で
「ホッブス」が「ボッブス」になっていました。(まとめサイトのみんなに感謝)
ルソーの社会契約論
, -‐…-- 、_
. -―r‐- . _ / \:::`',
, ´ { `ヽ:/ , -‐- 、 xくヽ ヽ::} ルソーについてやっていくぞ。
/{ | }/>、{:::::::::::::} {J:::} lノ
/ . ', ハ::し}ヽ--‐ ' ー' }
/ ', ヽ / ー'、_ -‐'´ ∵ / 前回はホッブス、ロックとやってきたが、
{ ヽ \ /ヽ ∵ /
\ \ `) ̄`丶⌒ヽ / 彼らの人間観はしっくりこなかったんじゃないか?
丶---- 〉 / \/⌒\-‐/⌒\_
丶--‐ '´ \ } ノ \
丶. __ / ヽ } 片方は人間不信だし、
_ | }/
r ::::::::::::::::\ | } もう一方は革命権が手元に残ると主張した。
丶 ::::::::::::::::: 丶 _」 八
> __/:\ , く
//::;::::`ァー----r='´::::::丶、
(:/:::::/:::/ 丶 ::::`丶))
 ̄ ̄´  ̄ ̄
(前回のコメントで二人を荀子と孟子に例えている人がいたが正にその通りだと思う。)
, -―- ..,_
r―ァ '´ `丶、
{/ {`ヽ 他方ルソーの考えでは自然状態(国家の存在する前の状態)
/ , ‐-、 , -―- 、 ヽ }
,' / l {:.:.:.:.:.:.:.:.} /⌒ヽ '( では人間はどんな存在だったかというと、
i ' ' 、 丶---‐' l }
', ' ` ー一 ' ' ' ' 『自由で平等で憐憫の情を持っている存在』
、 ' /
〃\, -‐ 、 , -‐-、/⌒\/ だったんだ。
y ―-、 ヽ_/ }
{ \ / ̄`丶
ゝ. _ __)- 、 { 〉 大丈夫、ここだけ見ればただのやべーやつという感想は
/ / / / \ `T´ 〃
{ ゝ._{ { } ト-' 至極当然だ。(義務教育ではここで終わる。)
', く __ァー ' }
ヽ、 /
/ 丶 .. __ ,,. '´\ じゃあなんで近代以前は不自由で不平等だったのだろうか?
// / / ', ヽヽヽ
_,. -――-=、¬ー- 、 r㍗/ / /
. ´ 丶 :::::::::l r㌢ / / /
/ `丶| r㌻/ / / / まず人間はもともと小さなまとまりで狩りをしてたよな。
' r=、 r㌘ / / / /
/ ト-'ハ ㌣ / / / /
/ , -―-、 V//} ㌦/ / / / 自然状態でも同じように、
イ , ヽ Vン , _㌶ / / /
/::::| r=、 l / ' ㌫/ / / 穀物や肉の保存法がないのであれば財産を
,:::::: | ト-'ハ ヽ、 _/ ' ㌧ / / /
ヽ::: | V//}  ̄ , ―‐ャ┬ r㌍ / / / 守るための政府が必要なかったんだ。
ヽ! Vン , /! / _㍑/ / / /
八 , /^__./_㌘ / / / / /
\ , _r㌣冖㌢/ / / / / / / / 肉はすぐ食べるし、土地を持っていても仕方ない。
丶 _r㍉_r㍗/ / / / / / / / / / /
r㌻/ / / / / / / / / / / / / / これが自然状態での人間の生き方だ。
_㍍/ / / / / / / / / / / / / /
r㌘/ / / / / / / / / / / / / /
。 , -‐ァ-―…-- 、
o /ィ,=、ー, -‐- 、 _ノ\ー- 、 。 ゚ しかし技術が発達してくるとそうはいかない。
/{i{_ン {::::::::::::::} /ニil 丶 } o
// ' , 丶---‐' {_ンノ V
/: : :{ ' /⌒\ ' , }:\ たとえば農耕が進展すると、
/: r‐ 、: ', N lハ ' u /.:/\
{: : : :| \X⌒ヽ /⌒ヽ_ , -― ┐-―ャ いつ種をまくかを決めるリーダーが現れてくる。
ヽ : ∧ /^ヽ  ̄> ''"´/ /: : : : : ',
,.ィ⌒ヽヽ./ , l ´ / / : : : : : : | 当然そいつには分け前が多く貰える。
{ { { V / ', ヽ _/: : : : : : : : : }
ヽ ヽ 丶 !¨/: : : : : : : : : : : /
丶 } ヽ |/: : : : : : : : : : / 知っての通り穀物は蓄えることができるので格差ができる…
\_ノ \ /.: : : : : : : : :/
/:\ \: : : : : :> '´ ………わけではないんだ。
丶 : : 丶---‐ァ "´ ヽー―<
 ̄ ̄ ̄/ }、 __) まだこの時点では差別は生まれない。
=ニ二三ゝ _{_},ノ三二ニ=‐
-―――- .. _
, ´ , ´ ̄ ` - 他人が勝手に家に入ってきて穀物を食べれば
/ / `丶-- . _
/: . / \ `丶、 当然、蓄えがなくなるだろう。
{: : : . / - ヽ :\
ヽ: : /: . . ´ ヽ: : : : : :}
/⌒>―- . . ´ ',--‐ '
, "´ `丶 / ', だから所有権や家族という制度を作ってから
/ ! l_ u r‐- 、 / :l
/ \|_ { }: :/: : : . . . . . . . : } 初めて格差は生まれるんだ。
{' , /:::::::::`ヽ ヽ// ', /: :{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/
l , ヽ ::::::::::ノ ∠ _ ヽイ}>ゝ:_: : : : : : : : : : : : : : : : : :_: -‐'
、  ̄ , , U/  ̄ ̄ フ T ¨¨¨´
\/⌒\ , u / /-、 / |
丶 \ ∠ィ l __ -‐'/ / / | でも不平等な状態を快く思わない人も当然出てくる。
`¨T ーァ='´ | | ヽ{__{_ノ
└ '´ ! ,'
ハ /
ヽ-'
-―ァ_ -―――――― - ――
, , ´. : : : : : _ -―― ニ二  ̄ ̄ そこで所有権を守りたい人たちは、
/ /. : : : : : : : : : ; ´
/j//.: : : : : : : ::, -―=、  ̄ ̄ - 、 『生命を保証するために、一緒に自然権
/ .:: / ノ.: /;;;;;;;;;;;;;/ \
,' / {;;;;;;;;;/ ヽ (自然な行動原理)を捨て政府を作ろう!!』
{ / /`¨´ ',
八 ノ〉.l , ヽ ', という名目(ここ大事)で暴力を独占し、
丶-―--イ \{ /::(__〉 |ヽ
| /^', , ヽ _/ __ |;;;;} 自分たち財産の所有権を確固たるものにした。
l { ヽ , ' /: : : : :\ _ _ _ /:ノ
'、 \ -‐-、 _ゝ: : : : : : } /_):/ /´
ヽ/ }、`丶、-‐' ' ー' / つまりルソーは近代以前の政府は
/ \/´ ̄`T¬'´
{ /`¨ T’-‐ 、 不当な社会契約に基づいていると主張したんだ。(例外あり)
, へ、 l |:::::::::::::\
/;;/;;;;>、 | / -----‐'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(ここらへんは人間不平等起源論に書いてある)
, -――一ァー―‐- .
/: : : : : : / `丶
{: : : : / `丶 じゃあ不当な社会契約から新たに正当な社会契約へと
/⌒ヽ‐'´ /´ ̄`ヽ \- 、
/ ヽ " l , -―- 、 ',: :} 結び直そうということで書かれたのが
/ V ・ /: : : : : : :\ ∨
,' V ・ {:: : : : : : : : :}- 、l いま俺が画面の向こうで
| ', ・ ヽ::::::::: : : : / l|
| l /\ 丶--‐'´・ | 読み返すのに夢中になってしまっている
| | | 丶 _ ・;
‘. jー- 、 l > / 『社会契約論』
/ ∧ ' ヽ ヽ _,/ ・/
{ ハ / | / である。
ヽ、 \ / j _,. イノ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `)
`T `¨¨´ /ー---‐=ニ´ /\ / 話をルソーの社会契約説へ移そう。
| _/ \ /
| \‐'´
| __
|/::::::::>-―‐- 、
|:::/ 丶 上の理由から『社会契約論』は社会契約説についてというよりも
|' 、_ \
| /:し> ヽ 主権という概念について掘り下げる
|八:::ノ , -‐- 、 ',\
| , {: : : : : :ヽ 、 |::::::〉 人民主権論についての書物だと言える。
| /l>、 \: : : : : ノ /し:7 ,:/
|ヽ\ \_丶-‐' {:::ノ /
| l \ l>、 ' , 〃 これを知らなければ最初の議題から付いていくのは
|ー---=、⌒ヽノ ' /
|、 \ )ーァ '´ 難しい…というか社会契約の説明いつ出てくるん?ってなる。
|/\_ 丿 _/_
| / } ̄ }:::::::::::::ヽ
|\ァ'ー' /:::::::::::/ そんな『社会契約論』が少しでも分かっていただけたら幸いだ。
| /  ̄ ̄
|ー-r― く
| 乂_)_)_)
, -‐ 、 _,,.. ..,,_
/::::::::; '"´ `丶、
{:::/ \ まず正当な社会契約を結ぶにあたり、
〃 , -- 、
/ 〈::::::::::::::::ヽ 契約を結ぶ個人は契約内容を決めることができる。
' ヽ::::::::::::/
; \_ノl
| 〃ハ ; . - 、 例えば「自分の財産を守ってくれー」
' |し::;} _ //:::::::::::::::\
Vン/: : : : `ヽ 〃ハ //::::::::::::::::::::::::ノ とか
丶 {: : : : : : : :} |し::;} /- 、:::::::::::::::/
ヽ\: : : : :ノ , ∨ソ , / `丶/ 「財布がやばくなったらご飯食わせてー」
丶. ̄ , . 〈 )
{≧=ー-----‐='' ´ 丶--rr―一' など色んな契約を結べるだろう。
V´{  ̄` >、 |_
丶l { ヽ /::::ヽ
_\ ヽ _ノ /:::::::::: ', その契約内容を決める手続きが立法なんだ。
/:, -:::::::::{≧ニ´___,. '´ |:::l::::|::::}
V:::::/:::::::/ 八::{::::{::ノ
丶---‐' `~¨´
), , -――- 、 _
∧ / , -―ー_}//ハ でも契約内容を作るにあたって、問題が発生する。
∧ _ _ { ー--‐'_, '" ̄ `ヾ} /:::::::
. |::::::::::///厂 ̄ \ -―=' ::::::::::::
. |: :::::::{ // , -―- 、 _,ノ 丶 ::::::::::::::::::: 今さっきの例でいうと、金に困っていない人と食べ物に困っている人が
. |: ::::::::V {: : : : : : : :} , | ::::::::::::::/
. |::::::::::::{ ー-=' 丶----‐'´ ' ,./ -‐ ニ´ 同じ内容の契約を結びたがるかというとそうではない。
. |::::::::::八 , ' r v--‐'マ} /::_..
. |::::::::::::: :\ ' \ _ ノ -‐'´ } 'ー、
. | --= ,≦::. ー- '´ ̄` ー-' _,.ノ r- ' というわけで誰にとっても利益の出る契約なんてないし、
, | (( _  ̄ -- ,二二 -‐く 丶、
/ | 、_-ァー-----‐' .: '" :.゙'. ',: ...: _ 単純な多数決じゃ契約は決まらない。
/// .: :;' 〈 :. : ,.:' >.:::::::::::;
/ r:: :._,. .:::! ,.::::::... ` .:_ ,,....: ,::::::::::/
` :::::::.、 i::::::::::::. .:::::::/ そういった理由で議論によって契約内容を人々は決める必要があるんだ。
` 丶 :::::::::. _,,.. '`"´
丶:::;;:
_,. -――‐- ..,_
, -‐ァ'´ `'t‐- 、
/: : ::ノ ヽ: : : ', こういった議論によって導き出された契約内容を
{: / \: }
/´ `', 一般意思と呼ぶが、これには絶対に服従しなければならないんだ。
,' ,. :"´ ̄`': .、 ,
i ヽ _,ノ {: : : : : : : : :} ヽ _.ノ i
: _ 丶 :___: ノ : というのも、もし個人が各々の利益に従って行動したら
', ・ ・ 〈 \_ ・ ・ ,'
ヽ ・ ヽ _|_〕二エニ=--‐く ・ / 当然社会全体の利益は保証されない。
>、 , -- 、 , -- 、 \r‐く
{ `" ヽ._/ 'ー.ノ ',
/´ ̄`丶 -―…―- 、/´ } 火災現場と人に例えると
{ ', ィ'" ̄`',:、 \ /
, . : : ̄`丶ァー---‐く { } > ヽ' 頭が火傷を負ったとしてもはやく脱出しないと(一般意思)と考えても
\: : : : : : { `L ___」´ }
>- 、::| | _ _ 手足(個人)が「熱いから動きたくない」と言いだせば、
x'´\: : :`: . 、 , ´: :/: ノ: >
く: :丶: : : : : : : :\ / : : : : : : :/ どちらもまもなく死んでしまうのである。
丶 : : : : : : : : )、_____,(: : : : : :_,. ´
 ̄ ̄ ̄´ ` ̄ ̄
_,,.. ...,_
, .:'´ ノ }<´ ̄`ヽ
/ ,.:: ´. '´ ` 、:::} こういうふうに、一般意思には強制的に契約相手に
〃r ―― -='´. ´ \
ゝ-――-‐='´ ヽ 行動させることが必要になるんだ。
/:::} 、 _ ',
〃:::::ノ , -― 、 lし:::', ',
三二ニ= _ /: : : : : : :', ,:::::::} | そんな絶対的な権力を”主権”と呼ぶ。
三二二二ニ= _ ノ、 ,: : : : : : : : : :} ー' |
三三二二二二ニ=_T::::しハ { : : : : : : : : / ・ ・l
三三三二二二二ニ=_ :::::ノ 丶----‐='´ ・/ そして主権というちょっと危ない暴力装置を握るのは
三三三三三三三二ニ=_ ・ r‐v::::::´ V} /⌒ヽ
三/´ ̄ ̄ ̄`\三二ニ=_ \ ___,ノ / } 社会契約を結んだ個人であるから、
/二二二二二二.\三二ニニ=_ -、 { ノ .:: :: .
三三三三三二二二 ヽ三三二ニ=_\_/ ..: :: ::: 国家と契約を結んだ個人は主権者でもあるんだ。
三二二二三三三./´ ̄ \三二ニニ=_ ....: :: .:. :: .:
二二二二二三/三二二二\二二ニ=_ .:: .: ::.: .:
二二二三三/三三三二二二l三三二ニ=_:: :
_ , -―…-- ..
/´: : :/ 、 u `丶
/: : / x==\_, \- 、 他にもルソーは主権が譲り渡せるかとか色んな考察をしていて、
{: :/ {{ }} /´ ̄`丶 イ==、 ヽ: }
j:/ ≧=彡 {: : : : : : : : :}ハ }} V 人民主権論を世界に定着させたんだ。
/'' U , ' 丶 : : : : :.:ノ ゞ==' l|
{ u , _,,. 二二 .._ ' , u|
', /l/ l/ヽ ' ,' だがこの思想も結構危険で、一般意思っていうのは都合良く解釈されやすく、
ヽ / -――- 、 } /
〈⌒ヽ, -‐- 、 \ / / ロベスピエールなんかは自らを一般意思と称して処刑しまくったからな。
\ ヽ---- 、 _)/ /
/ヘ、 }ー-/´ ̄`ヽ'
//⌒\ / でも確かに従わないといけないことがある、と説いたのは
/ { ヽ /⌒ヽ
/ | | / } 現代でも意義があることだと個人的には思うぞ。
___l ヽ | ,' /
: : : : : : { \_,ノ { /l
: : : : : : :ヽ 丶-'´ ノ ~~~~~終わり~~~~~
読者投稿指定権発動!!
俺は都道府県;広島県(諸島部) 指定駅;尾道駅
を召喚!!ターンエンド。
乙でした
こうしてみるとルターも「努力で集めた貯蓄が不平等」としてるならふざけてるなと思いますね
畑で頑張ってた人が報われないとか不平等とか巫山戯すぎてます
これって西洋の伝統的な思想的文化なんですかね?
盗賊や害獣の駆除など、身内以外に対して使う暴力を予め持っていたという前提が抜けてますし
農民の苦労を考えてないお花畑な思想がベースにしすぎて、職人の町人文化を優遇しすぎてますね
外敵が居なかった故の思想すぎる気がします
>>2768
ルソーの生きていた時代って、畑で頑張っていた人が搾り取られる時代ですよ?
それこそ不平等だったとは言えませんか?
あと読み違えをしていると思うんですが、『貯蓄していた側』が力でもって契約させたという話です。
つまるところ、制度なしには所有権は成立しないということです。
>>2752 のあたりとか、主権を暴力装置としているけど一面的すぎる気がします
従った方がラク、とか、生活するのに政治的権利なんていらねぇ(これはこれで問題w)、とかが現実としてありますし
>>2769
主権ってボダンが発明した概念で、国家間での概念だった気がします。
だからルソーのいう国内での主権とは少し違っていて、今世界で使われている主権っていうのは前者なんで
前者と絡めやすいように、一言で『強制的な権力』としました。
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ルソーの文明社会に対する態度は当時の水準からしても時代錯誤のレベルとされたんだけど
それは、18世紀の主流というべき、学問や商業の発展が社会を発展させる、という啓蒙的なテーゼに喧嘩を売るため
んなもんでルソーが描写する農村は、実際に存在する農村ではなく、原始社会を想定するために造られた「思考実験みたいな農村」で
それをもとに都市の形成する社会に対する批判を展開したという流れ
都市の文化を重視した、というよりも、それを論駁するために仮想の社会をこしらえたわけね