「私は赤ワインが好きだ。」 よく聞く言葉である。
先日、米国に行ったが、同じテーブルに座った20名ほどで、
白ワインをリクエストしたのは私だけだった。
この原因は簡単である。美味しい白ワインを飲んだ事がないのである。
白は値段に正直である。安い白ワインでおいしいものを探すのが難しい。
フレンチで考えると、選択肢は、ムルソーかモンラッシェとなってしまう。
もちろんモンラッシェならほとんど問題ないが、値段がむずかしい。
しかしながら、モンラッシェ、バタール・モンラッシェを一度知ってしまうと
その虜になってしまい、人生が狂いだす。
白に嵌ると、シャンパーニュに溺れ、ソーテルヌで破産の道を辿る。
そこでこのムルソーであるが、これは作り手も多く値段も幅広い。
それだけに、選ぶのが非常に難しい。もし美味しいムルソーに出会っても
同じ、作り手、同じ年に巡り合う事は、難しい。
それだけに、頭を悩ますのが「ムルソー」である。
鉄板焼きには珍しくソムリエがいる、広尾「高見」で飲んだこの、グリボーは
味わい、香りをこの値段で求めるとしたら出色といわざるを得ない。
こんなボトルを一本、この値段でだされたら、他の鉄板焼きに行けなくなってしまう。
寒ブリのソテーと合わせたこのワインは、嵌り過ぎ。。
私の席だけ、星のあるテーブルとなった。
山村幸広
ABBAとカーペンターズを嫌いな人はいるだろうか?
一曲、一曲のシーンが自分の青春時代と重なりあう。
ミュージカルは私の世代には親しみが深い。
「サウンド・オブ・ミュージック」「グリース」「オリバー」「ヘアスプレー」
その中でもこのマンマミーアが最高傑作である。
So I say
Thank you for the music, the songs Im singing
Thanks for all the joy theyre bringing
Who can live without it, I ask in all honesty
What would life be?
Without a song or a dance what are we?
So I say thank you for the music
For giving it to me
音楽のない人生になにがあるというの?
音楽をありがとう。
私にそれを与えてくれて。
Thank you for the music by ABBA
山村幸広
飛行機で面白い映画を見た。タイトルはボトル・ショック。
フランスワインは、世界を牛耳っていた。
ボルドーに投資してマーケットを形成したのは、ご存じの通り英国人。
英国の、オックスフォードなどの有名校のワインストックは半端じゃない。
この映画は実話である。
あるワイン商の英国人がナパへワインの調査に行く。
彼はカリフォルニアワインのレベルの高さに驚き、
これを試したい、紹介したいと考える。
そして、ブラインドのワインコンクールをフランスで開催する。
そこにはカリフォリニアワインとフレンチワインが出揃っていた。
有名三ツ星レストランなどから選ばればフランス人のの審査員で始まった。
そして優勝したワインは、ナパのシャトーモントレーナ1974。
しかもフランスが、ブルゴーニュが絶対と言われた白ワインだった。
ナパの名前は一躍、広がり始める。
カリフォルニアワインの快進撃はこの日から始まったのだ。
このモントレーナの1974はスミソニアン博物館に展示されている。
偉大な一歩を築いた記念に。
ワイン好きには興味深い映画である。
この英語を見た夜、カリフォルニアの小さなイタリアンレストランで飲んだ
ワインが、写真のStag's Leap。
最も古いナパのワイナリーの一つ。
これもフランスに一泡くらわしたワインである。
映画を回想しながら、作り手の思い、情熱、汗を味わう。
歴史を味わえるアルコールは唯一、ワインである。
山村幸広
「土鍋で炊いた炊き立てです。卵かけごはんでどうぞ。」
私としては一気に白けてしまう。
心の中では、「そんな、家でも食べられるものを出さないでくれ。」
私は思う。炊き立てのご飯は、銅鍋や土鍋やとか議論はいらない。
2000円の炊飯器で炊いても、炊き立てのご飯は美味しい。差なんかないよ。
もし、土鍋と炊いたご飯と違うという人がいたとすると、それは河豚の
養殖と天然を味でわかるくらいすごい人だ。
私にはわからない。
炊き立ては、少々べちゃっとしてようが、固めであろうが旨い。
外で食べるときは、家で食べられないものを食べたい。
山村幸広
MAYBELLINEさんは、なんと1200名からなる自社のブロガーを抱えている。
今日の発表会も主役はあくまでもブロガーです。
ブロガーが楽しくメイクをして、実際に継続して使って頂く。
インターネット・マーケティングの最先端ですね。
ブロガーにサンプルを配って、無理やりに書かす。
それを商品として広告主に売る。
広告主も口コミにブロガーという事で、このやらせマーケティングを行う。
ユーザーは、もうやらせだとわかっているので、そんな記事には反応しない。
消費者には、正直にマーケティングしないと、ばれるんだよね。
ブログマーケティングは、重要だが簡単にはできない。
使い込んだ人が、その声をブログで伝える。
一回しか使っていないブロガーが商品を伝える事はできない。
自社のブロガー。これは自社のファンである。
最先端のオンラインマーケティング企業はGlamを選んでいただいている。
山村幸広