だいたいの冒険 感想
- 2023/06/17
- 21:00
>ドラクエは分かるけどダイ大は分からないTS転生者と掲示板の仲間たち
>これたぶんこうなるんじゃね?
>あーこれはイベントフラグですわ
>この流れでこうならなかったら詐欺だよ
>そんな風に雑な予測でなんやかんや世界を引っ掻き回すかもしれないお話
>あとたぶんショタきゅんたちの性癖も壊れる
ショタの性癖を散々破壊しておいて本人は年上にメス顔するのがマジ最悪。
思いがけずSANチェックする破目になったミストは南無。
世界でただ一人真の邪悪の存在に気付いたのに信じてもらえなかったオーザムの勇者も可哀想。
こういう「主人公がスレ住人と相談しつつ未知の世界を生き抜く」タイプの作品は読んでて「なんでこれだけ人数がいて○○の可能性に思い至らないんだ」と引っ掛かって萎える事があるんだけど本作の場合は特にそういう事もなく「ドラクエやサブカルチャーに詳しかったらそういう発想になるよね」という一体感が心地好かった。
正解ばかりでなく「本来はポップがロン・ベルクの弟子だったんだろうか」などの筋の通った勘違いも「らしく」て好き。
ただまあ、ポップが酷い目に遭うのでファンは読まない方がいいかも(歪んだ愛情を向ける愉悦部員はその限りではないが)
逆にまぞっほファンにはおすすめ出来る。
バーン様「よくも下らない嘘を流してくれたな」
オリ主「え、でもキルバーンの体内に黒の結晶があったし」
バーン様「え?」
オリ主「え?」
の下りがなんか好き。
多分情報戦する気がなくても似たような流れになってたよね。
キルバーンには黒の結晶が埋め込まれててヒュンケルにはなかったの、どっちが例外なのか判断材料ないから最悪を想定して他の軍団長には埋め込まれてる前提で考えるべきだし。
とりあえず冥竜王ヴェルザーは大笑いしてそう。
>738:名無しの転生者
>おじさま曰く、まるで太陽のような女性だったと
>739:名無しの転生者
>地に足つけた考え方が出来なかったんだなって
ここすき。
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