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逗子開成について | 逗子開成中学校・高等学校

逗子開成について

逗子開成について

制服

制服は中高統一デザイン。ブレザー、スラックス、ネクタイ、長袖シャツ( 白、青)、半袖ポロシャツ、セーターがあります。

校章「ペンと剣」

イギリスの作家ブルワー・リットン( 1803~73)の「ペンは剣よりも強し」を図案化した開成中学校の校章を受け継ぎました。中央に桜花を配して「知力と体力の調和ある発達」を表現するとともに、「武力で言論を弾圧することはできない」という意味が込められています。

校歌

本校の校歌は1925(大正14)年に制定されました。本校校歌の詩を書いたのは東京大学文学部国文科在学で、前年度から本校で講師として教鞭をとっていた井上司朗です。岡田三善校長の要請を受けてのことでした。井上司朗は後に法学部に転じ、戦中は内閣情報局課長を、戦後は大蔵省監督官を務めた人です。
「逗子八郎」のペンネームで歌集を出したり、随筆を書いています。「五遷の松」(『月刊時事』【身辺閑話】第66回 月刊時事社1983.3)に本校の校歌制定について触れた部分があります。

「やがて校長から、逗子開成の校歌をつくるようにと御命令があり、潜心二週間、ようやく成った『天地分くる富士ヶ嶺の』以下、一節六行、六節の歌詞を、校長先生が非常によろこばれ、予算はいくらかかってもよい、之に日本一の作曲家に作曲をお願いしろ、とのことで、私の立教中学の保証人杉浦千歌子先生(東京音楽学校教授)を通じ、同校教授弘田竜太郎先生(当時日本一の大家)におねがいし、一ヶ月の後、全国高校校歌中、屈指の壮重華麗な名曲を得た。今にして思えば、私の逗子開成の厚恩に対する、心ばかりの感謝のしるしとなった。(p.77)」

一方、作曲をした弘田龍太郎(1892~1952)は東京音楽学校本科を卒業した作曲家で、本校校歌を作曲するまでに、「鯉のぼり」「靴が鳴る」「浜千鳥」「叱られて」「雀の学校」「春よ来い」などを作曲しています。本校校歌以外にも全国各地の小中高等学校の校歌を多数作曲しています。

この時作られた校歌はもちろん現在のものですが、実は1943年、太平洋戦争の真っ只中、創立40周年を記念して、それまでの校歌が廃止され当時の鹿江三郎校長作詞、海軍軍楽隊長内藤清五作曲による新たな校歌が制定されました。しかし敗戦とともにこの校歌は廃止され、従来の校歌に戻って、現在に至っているのです。

マスコット

逗子開成のイメージキャラクター、「ゴンズイ」です。ゴンズイは逗子湾にも生息するナマズ目の海水魚です。

イメージキャラクターになった理由

  • 逗子湾に生息している。
  • 大人になる前に群れをなしているところなどは、学校のよう。
  • 実物は色のコントラストが鮮やかで美しい。
  • 毒気があるなど、イタズラっ子ぽくて男子校らしい。
  • 憎めない愛嬌のある顔をしている。

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