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日本列島に被害をもたらした台風10号が接近した鹿児島県・屋久島で、樹齢3000年といわれる白谷雲水峡の「弥生杉」が倒れるなどの被害が出ている。
台風10号は8月27~29日、屋久島に接近。同31日、被害の確認を行ったツアー会社「屋久島ガイドオフィス山岳太郎」のガイド藪田久美子さん(34)らが、弥生杉が根元付近から折れているのを見つけたという。強風で倒れたとみられる。
藪田さんなどによると、白谷雲水峡や象徴である「縄文杉」へのルート近くでは複数箇所で土砂崩れが起きており、通行止めになっている。ツアー予約のキャンセルが相次いでいるといい、藪田さんは「早く復旧してほしい」と話した。
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