形勢不利で「食事の味がしない可能性」と指摘された佐々木八段、海鮮丼と寿司のダブル注文

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

「スクラップ機能」に登録したYOL記事の保存期間のお知らせ。詳細はこちら
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 藤井聡太竜王にが挑戦する将棋の第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第6局は12日、対局2日目の昼食休憩を迎えた。形勢はシリーズ3勝2敗で防衛に王手をかけている藤井竜王が優位に立っている。

左が藤井竜王の昼食で、右が佐々木八段の食事(12日、鹿児島県指宿市で)=若杉和希撮影
左が藤井竜王の昼食で、右が佐々木八段の食事(12日、鹿児島県指宿市で)=若杉和希撮影

 鹿児島県指宿市の指宿白水館で行われている本局で、2日目の藤井竜王の勝負めしは、好物の海鮮丼だった。挑戦者の佐々木八段は海鮮丼(ご飯少な目)と寿司(シャリ小さめ)という「昼食ダブル」の注文で、昨日と全く同じだ。

竜王戦第6局2日目考慮P 終盤戦で考慮する両対局者(12日、鹿児島県指宿市で)=リモートカメラで若杉和希撮影
竜王戦第6局2日目考慮P 終盤戦で考慮する両対局者(12日、鹿児島県指宿市で)=リモートカメラで若杉和希撮影

 昨日、ステーキ膳を頼んだ藤井竜王は、小鉢を含めて完食していた。佐々木八段は海鮮丼と寿司の2人前を、ほぼ完食していた。調理担当者や配膳担当者は「お二人とも、きれいに完食なされて、本当にありがたい気持ちになりました」と話していた。

 昼食休憩の時点で、形勢不利となった佐々木八段は食事の時間をどのように活用するか。本局を検討する中川大輔八段は「局面はかなり苦しいから、食事の味がしない可能性もあるが、2人前を気分転換にできるか。挑戦者は踏ん張りどころです」と語った。(吉田祐也)

関連記事
藤井聡太竜王、小学生らに集中力の極意伝授…「勝負所で集中し相手の手番では休んでいます」
竜王戦の最新ニュースはこちら

◆読売新聞オンライン将棋担当が語る将棋界ここだけの話

スクラップ機能は読者会員限定です
(記事を保存)

使い方
速報ニュースを読む 「竜王戦」の最新記事一覧
注目ニュースランキングをみる
記事に関する報告
6103233 0 竜王戦 2024/12/12 12:48:00 2024/12/12 13:06:03 /media/2024/12/20241212-OYT1I50098-T.jpg?type=thumbnail

主要ニュース

おすすめ特集・連載

読売新聞購読申し込みバナー

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)