京都市長選挙、4党推薦の松井孝治氏と共産支援の福山和人氏が横一線…読売情勢調査
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読売新聞社は、2月4日投開票の京都市長選について、世論調査と取材を基に情勢を分析した。自民、立憲民主、公明、国民民主の4党が推薦する元内閣官房副長官の松井孝治氏(63)と、共産党が支援する弁護士の福山和人氏(62)が横一線で競り合い、元京都市議の村山祥栄氏(45)、元京都府議の二之湯真士氏(44)が追う展開だ。有権者の3割は態度を明らかにしておらず、情勢は流動的な面がある。
松井氏は自民と立民支持層の5割強、自主投票としている日本維新の会支持層の3割の支持を集める。福山氏は共産支持層の9割近くを固め、立民支持層の2割に食い込む。無党派層の支持は松井氏が2割強、福山氏が2割弱と
村山氏は維新支持層の2割弱、二之湯氏は立民と維新支持層の1割の支持を得ている。
自民派閥による政治資金規正法違反事件を投票の判断材料にするかを尋ねたところ、「する」が51%、「しない」が44%。「する」と答えた人のうち、最多の25%が福山氏に投票するとし、「しない」と回答した人のうち最多の41%が松井氏に投票すると答えた。
調査は26~28日、京都市を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1402世帯の中から759人の回答を得た。回答率54%。