バイデン大統領、日本製鉄によるUSスチール買収を阻止へ…国家安全保障上の懸念が理由との報道

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 【ワシントン=田中宏幸】米ブルームバーグ通信は10日、バイデン米大統領が今月下旬に日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収を正式に阻止する方針だと報じた。事情に詳しい関係者の話として伝えた。

USスチールの工場(4月、ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で)
USスチールの工場(4月、ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外で)

 買収計画は現在、対米外国投資委員会(CFIUS)による安全保障上の審査を受けている。日鉄は大統領選前の9月中旬にCFIUSへ計画を再申請しており、審査期限が今月下旬に迫っている。

 報道によると、バイデン氏は22~23日までにCFIUSからの勧告を受けた上で、国家安全保障上の懸念を理由に買収を阻止する予定だとしている。

 買収計画を巡っては、トランプ次期大統領も今月2日、全面的に反対する考えを改めて表明している。

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