納涼ビール列車(ビアトレイン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:26 UTC 版)
「肥薩おれんじ鉄道線」の記事における「納涼ビール列車(ビアトレイン)」の解説
毎年夏の7月から8月にかけて毎週金曜日と土曜日の夕方から夜にかけて期間限定で運行されている要予約制の完全貸切列車で、八代駅、佐敷駅、水俣駅、出水駅、阿久根駅、川内駅の各駅発着を基本としたダイヤで運行されている。運行区間については前述の発着駅や乗客の要望に合わせてその都度設定される。生ビール、焼酎、ハイボール、ソフトドリンクが飲み放題で特製弁当も付いている。2004年の開業以来2012年まで毎年夏に運行されていたが、2013年3月に「おれんじ食堂」が運行を開始し、阿久根駅や水俣駅の駅舎リニューアル工事、クルーズトレイン「ななつ星in九州」の乗り入れ開始などもあり、2013年以降は長らく運行が休止されていた。その後2017年7月1日より5年ぶりに運行が再開された。かつては運行日により運行区間が固定されていたが、2017年運行分より運行区間がきめ細かく設定できるようになった。2012年運行分まではHSOR-151、152の2両のみが限定で使用され、飲み放題のほかにカラオケ歌い放題のサービスも付いていたが、両車両とも2015年頃に一般塗装に戻された際にカラオケ設備も撤去されたため、2017年運行分からはカラオケサービスは取りやめられ、車両も様々な車両が充当されている。
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