もの‐わすれ【物忘れ】
忘却
忘却(ぼうきゃく)とは個人の長期記憶に蓄えられた知識を失うこと。自発的か徐々に古い記憶が思い出せなくなる。 心理学的には様々な段階での失敗が考えられる。最近の調査ではべき関数が数学的に最も近い忘却の過程だと調べられている。
記銘段階での失敗
知識を覚えるときに、きちんと覚えこんでいない。
保持段階での失敗
知識を忘れてしまった。 この用法が最も一般的な忘却の意味である。
想起段階での失敗
知識を覚えているが、うまく思い出せない。 何らかの手掛かりを与えられると思い出せることもある。
忘れん坊の別名
物忘れの激しいこと、あるいは、記憶力の弱いことのたとえや、忘却を日常的に行う人(忘れん坊)の別称(蔑称)として「鳥頭」という言葉がある[1]。「鶏は三歩歩けば忘れる」という諺から来ており、あくまで記憶力に関することなので、「知能が劣っている」という意味の「馬鹿」とは類似点も多く混同されがちだが同義語ではない。例えばその知識を最初から知らない場合、「馬鹿」ではあるが「鳥頭」ではない。
関連項目
外部リンク
出典
- ^ “「鳥頭」とは?意味と使い方や由来!類語や英語を紹介!”. meaning-book (2020年1月23日). 2020年5月12日閲覧。
「物忘れ」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はしょっちゅう物忘れをする
- 彼は近ごろ物忘れをするようになった
- 母はだんだん物忘れがひどくなる
- 彼女は物忘れが激しい
- 父は90代半ばだから物忘れが激しい。
- 最近物忘れがひどいですか?
- 彼女は物忘れが増えてきた。
- 私は物忘れがひどくなった。
- 私の母は最近物忘れが多い。
- 本当にあなたは物忘れがひどいのね。
- 物忘れがひどいのです。
- 父は物忘れしてばかりいる。
- 最近、物忘れが激しくて。少しぼけて来たのかな?
- 祖母は最近年のせいで物忘れがひどくなった.
- 近ごろ物忘れがひどくて, ひょっとしたらもうろくしてきたのかもしれません.
- 年を取ると物忘れする.
- 年のせいで物忘れする
- 年寄りの物忘れ
品詞の分類
名詞およびサ変動詞(思考) | 冥捜 葛藤 物忘れ 記憶 追憶 |
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