山頂付近の植生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 07:54 UTC 版)
山頂部は世界遺産地域の緩衝地域にあり、高山植物群はロープで守られている。高山植物はコケモモ、ゴゼンタチバナ、ヒメイチゲ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマホツツジを見ることができる。 小岳の少し北にある青鹿岳の鬼の坪という冷気が岩の間から出ている場所にハイマツの群落がある。本州ではこの青鹿岳を含む小岳付近のハイマツが標高が最も低い場所にある群落となっている。白神山地にはこれらの他に、雁森岳、白神岳、向白神岳にもハイマツの群落があるが、この5カ所の中で小岳のものがもっとも大きな群落となっていて、最も簡単に観察ができる場所となっている。このほか、アカミノイヌツゲやミヤマナラ、ミネカエデ、ナナカマド、キャラボクなどが山頂部を覆っている。
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