寿命特性
部品がその機能を失う、いわゆる寿命に至るまでに、その部品の寿命に影響を与える特性のこと。例えば自動車のバッテリーは充放電を繰り返して何度も使用できるが、その回数には限度があり、バッテリーとしての能力を発揮できなくなって寿命が尽きる。この場合は、とくに寿命に影響をおよぼす過放電が大きな寿命特性であるが、この過放電の原因となる、エンジンの潤滑油の粘性増大や外気温の低下なども寿命特性のひとつと考えられる。このように寿命の阻害要因となる特性に対し、あらかじめ回避、または改善の策を講じることにより、自動車の寿命は格段に延びてきたといえる。
「寿命特性」の例文・使い方・用例・文例
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