とり‐けし【取(り)消し】
取消し
取消し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 06:13 UTC 版)
取消し(とりけし)とは、ある行為についてそのなされた過程に問題があることを理由としてそれを遡及的に無効とする旨の意思表示。取消しをすることができる権利を取消権、取消権を有する者を取消権者と呼ぶ。ある法律行為を法律で規定された者(取消権者)の意思表示によって、行為の当時にさかのぼってなかったことにするものであり、取消権は形成権である。
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- 1 取消しとは
- 2 取消しの概要
- 3 行政法上の取消し
- 4 関連項目
「取消し」の例文・使い方・用例・文例
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