わしろぐ

鷲(楽天イーグルス)とワシ(私)のlogです。

「死ぬまでに読むべき本100冊」みたいなものに挑戦したくなった...。

ざっくり年末年始

 29日に仙台からカミさんを連れて秋田へ移動。翌日に新幹線で東京から秋田まで帰省する息子を駅まで迎えに行き、久々に家族3人がそろった。

 今回は〈私と母〉が〈カミさんと息子〉を出迎えるスタイルになっていたはずなんだけど、前日まで私が仙台にいてカミさんと一緒に移動してきたので、いつもの年末とあまり変わった感じはなかった。これがカミさんと息子を駅まで迎えに行くスタイルになればまた違った感覚になっていたのかもしれない。

 今回の年末年始はやや手抜きの感じがあった。スーパーにオードブルを買いに行っていつもより豪華な食卓になるのは変わらないのだが、グレードというかスケールというのか、揃えるオードブルの大きさ、種類を1ランク落とした感じがあった。

 言い訳するつもりはないが、リタイアしたせいで予算を落としたとか、そういうことではないw。単に家族の食事の量がそれなりに落ちただけである。もはや腹いっぱい食べて体重を増やし、多くの残飯を出して勿体ないなあと罪悪感に浸るようなことから皆が卒業したということだ。

 これまでは一人暮らしだった母が久々に息子家族を迎えて「特別の食卓」を、という感じになっていた面もあったかもしれない。私が一緒に暮らすようになって、そこにゆるくブレーキがかかったということもある。ほどほどの量のオードブルで簡単に年越しをした。残飯もほとんど出さず、しかし物足りない感じもない。逆に「あぁ食った」という満足感は前よりあったかもw。

 そんなこんなの年末年始も2日まで。カミさんは仙台へ、息子は東京へと2日に新幹線で帰っていった。2人を駅で見送るのはお盆休みのとき以来、2回目になるが、やはりちょっと淋しい気分になる。一緒に帰りたくなるw。

駅の待合室




死ぬまでに読むべき本100冊

 年末、Amazonプライムで役所広司が主演の「パーフェクト・デイズ」を観た。毎日同じ生活の繰り返しだが、実は毎日が新しい、主人公はそれを味わいながら生きている。リタイア後の私も自分のコンディションが安定するのはまさにそんな繰り返しのライフスタイルが上手く回っているときだ。そんな感覚を持ちながら観ていたら、この映画はいろいろ刺激されるところが多かった。

 森の木の枝(芽)を持ち帰っては小さな鉢に植え替えて毎日霧吹きで水をやったり、そういう鉢植えの数が増えていく様子だったり。「小さな生命」を感じたり、それが成長する様子を楽しんだり、そんな趣味が私も好きだ。

 就寝前には寝床でうつ伏せになり読書をする。読み終わったらまた古本屋から別の古本を買ってくる。こういう読書スタイルにも憧れる。たしか、映画「イコライザー」にも同じようなシーンがあった。主人公のマッコールが毎夜、レストランのお気に入りの席で読書するシーン。

 マッコールの場合は、亡くなった妻の勧めで始めた「死ぬまでに読むべき本100冊」の90冊くらいまで読み終えたところという設定だったと思う。なんでも格好から入る、感化されやすい私は「俺もやってみようかな...」という気持ちになっているw。

 かといって、「死ぬまでに読むべき本100冊」にこだわるつもりはなくて、例えば一人の作家のものを続けて読んでみるとか、何かテーマのようなものを立てて読書を初めてみようかなとか思っている。