わしろぐ

鷲(楽天イーグルス)とワシ(私)のlogです。

浅村の1塁コンバートで思ったこと。

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 少し遠回りしたかなと...。

 2024シーズンから1塁でよかった。サードという新しいポジションとそれなりの本塁打の本数と野手キャプテンというまとめ役と。「なんでもかんでも浅村」では、さすがにきつかったろうと思う。

 今江監督は浅村への敬意(遠慮or気遣い)のつもりが逆に欲張った形になってしまった気がする。

 ...と、今なら思うけど、実は昨年、浅村の3塁コンバート構想が出たとき、私はそれを支持していた。セカンドよりはサードの方が守備負担が少ない、余力はバッティングに向けられる、単純にそう思ったからだ。けど、そんなに甘くはなかったようだw。守備もバッティングも、「浅村レベル」からするとどちらも中途半端になってしまった。浅村に求められているものは平均点ではない。



 浅村のことだから「2025シーズンはサードも2年目、だいぶ馴れてきたし、今度こそやってやる...。」くらいに思っていたかもしれない。が、三木監督はそこの可能性を今回スパッと切った。キャプテン制も廃止した。浅村を一気に身軽にしてやった。

 「チームの主力にはプレー以外のところでもそれなりの役割を担ってもらう。」という今江スタイルは踏襲しなかったことになる。浅村に求める役割をシンプルにしたわけだが、浅村の「責任感の強さ」からしたら、これで単純に負担が軽くなるかと言われるとどうなんだろう。役割はシンプルになったが、その分、重くなったようにも見える。

 これはきっと三木監督の賭けなんだろう。浅村にとって来シーズンは4年契約の3年めになる。契約はまだ2シーズン残っている。浅村のバッティングを本来の形に戻すことは、浅村本人にとってはもちろんだが、三木監督(チーム)にとっても最重要課題なのである。

 そのための環境はとりあえず整えた。あとは浅村にやってもらうだけ。言い訳はできないw。