動画のストリーミング再生はダウンロードと違って、動画をすぐに視聴することができ、スマホやタブレットなどのストレージ容量を気にする必要がありません。ただし、視聴時間や画質によっては月間通信データ容量を消費して、速度制限が発生する可能性があるので注意が必要です。
この記事では、ストリーミング再生の基本知識やメリット、デメリット、ダウンロードとの違いなどをわかりやすく解説します。
ストリーミング再生は、データが端末に届くたびに再生する方法です。主に動画や音楽を配信する際に用いられる方式で、動画や音楽はサーバー上で再生され、スマホやパソコンで楽しむことができます。
動画配信や音楽配信の方式には、ストリーミング再生とは別にダウンロードがあります。ダウンロードはサーバー上に保管されている動画や音楽を端末にダウンロードしてから、再生する方法です。
次の表はストリーミング再生とダウンロードの概要やメリット、デメリットをまとめたものになります。
ストリーミング再生 | ダウンロード | |
---|---|---|
再生方式 | データが届くたびに再生する方式 | データがすべて届いてから再生する方式 |
メリット |
|
|
デメリット |
|
|
ストリーミング再生はデータが届くたびに再生する方式で、ダウンロードはデータがすべて届いてから再生する方式です。そのため、メリットやデメリットに違いがあり、シチュエーションによって使い分けることをおススメします。
ストリーミング再生のメリットをくわしく紹介します。
ストリーミング再生の最大のメリットは、スマホやパソコンで動画を視聴する際にデータを保存するストレージを利用しないことです。
ストリーミング再生はダウンロードと違い、動画はサーバー上で再生され、データはスマホやパソコンに届いて再生されるたびに削除されます。
一方、ダウンロードではデータをすべてスマホやパソコンに届いてから再生するので、ある程度の空きストレージが必要です。
つまり、ストリーミング再生はダウンロードと違って、スマホやパソコンのストレージを圧迫せずに、動画を視聴できます。
ストリーミング再生のもう1つのメリットは、インターネット回線にもよりますが見たい動画をすぐに再生できることです。
ダウンロードの場合、動画を視聴するためにはすべてのデータをスマホやパソコンに保存する必要があるので、動画のデータ容量が大きいほど、視聴するまでに時間がかかります。
ストリーミング再生の場合、届いたデータから順番に再生を始めるので、データ容量が多い動画でも待たずに視聴が可能です。見たい動画をすぐに再生できるのは、ストリーミング再生のメリットになります。
ストリーミング再生のデメリットは以下の通りです。
ストリーミング再生のデメリットは、視聴にインターネット回線が必要になることです。
ダウンロードはすべてのデータをスマホやパソコンに保存してあるので、地下鉄やトンネルのようなインターネット回線につながらない場所でも視聴できます。
一方、ストリーミング再生はサーバーから届いたデータを視聴するため、インターネット回線と接続していないと視聴できません。また、インターネット回線が不安定だと、画質が低下する、あるいは止まってしまう可能性もあります。
ストリーミング再生で動画を視聴する際は、安定したインターネット回線に接続すると良いでしょう。
モバイルデータ通信でストリーミング再生をすると、月間通信データ容量を消費します。
消費するデータ容量は時間や画質によって違うので、長時間の映画や高画質なドラマなどを視聴する際は注意しましょう。
料金プランなどにもよりますが、月間通信データ容量を使いきると速度制限がかかり、通信速度が低下する可能性があります。
通信速度が低下すると動画の視聴だけでなく、ゲームアプリのプレイやSNSアプリへのメッセージや動画、写真の投稿なども難しくなるので、ストリーミング再生の時はWiFiに接続しましょう。
ストリーミング再生とダウンロードはそれぞれメリット、デメリットがあるため、場面によって使い分けると良いです。ストリーミング再生とダウンロードがおススメの場面を順番に解説します。
ストリーミング再生がおススメの場面は以下の通りです。
ストリーミング再生はサーバーから届いたデータをすぐに再生するため、動画を再生するまでの時間が短いです。再生までの待ち時間が短いので、動画をすぐに視聴したい時におススメの再生方法です。
また、ストリーミング再生はダウンロードと違って、端末のストレージを圧迫しません。スマホの空きストレージが少ないなら、ダウンロードではなくストリーミング再生で動画を視聴しましょう。
ダウンロードがおススメの場面は以下の通りです。
ダウンロードは動画を端末に保存して視聴するため、視聴する時にインターネット回線は必要ありません。そのため、動画のダウンロードをWiFiで行えば、動画を視聴する際に月間通信データ容量の節約が可能です。
また、モバイルデータ通信は移動中や地下、トンネルなどの場所では接続が不安定になり、動画をストリーミング再生できない可能性があります。
インターネット回線が不安定な場所でも安定して動画を楽しみたい場合は、あらかじめダウンロードしておいた動画を視聴しましょう。
ストリーミング再生はサーバーから届いたデータをすぐに再生する方法です。動画を視聴する際に待つ時間が短く、ストレージ容量を気にしないで済む方法になります。
ただし、インターネット回線に接続していないと視聴できず、画質や視聴時間によっては月間通信データ容量を消費してしまい、速度制限が発生する可能性があるので注意しましょう。
ストリーミング再生で動画を視聴するならUQ WiMAXのようなWiFi接続が可能なルーターの利用をおススメします。
UQ WiMAXでは、5G対応のホームルーターやモバイルルーターを提供中です。
例えば対象のエリアでは「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」なら上り最大速度286Mbps※1、下り最大4.2Gbps※1、「Speed Wi-Fi 5G X12」なら上り最大速度183Mbps※1、下り最大3.9Gbps※1、の高速通信が可能です。
機器が届いたその日から、自宅に快適なネット環境を導入できます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
Speed Wi-Fi 5G X12
また、UQ WiMAXでは、WiMAX +5Gルーターと、UQモバイルが提供する「トクトクプラン」「ミニミニプラン」のいずれかに加入したスマホをセットで契約すると、「自宅セット割」の適用が可能でスマホのご利用料金が1,100円/月割引されます。(「コミコミプラン+」は対象外です。)
auスマホとUQ WiMAXのセットの場合、対象の料金プランに加入していれば、「auスマートバリュー」を適用してスマホのご利用料金が最大1,100円/月おトクになります。
UQモバイルやauのスマホとセットで、スマホのご利用料金から毎月割引されておトクにネットが使えます。