スマホのデータ容量とは？確認方法や容量を増やす方法を解説

データ容量を表す単位と大きさ

スマホのデータ容量はB（バイト）の単位で表され、KB（キロバイト）、MB（メガバイト）、GB（ギガバイト）、TB（テラバイト）の順で大きくなります。1Bは半角英数字1文字分の容量に値し、1,024Bで1KBとなります。

データ容量を表す単位と大きさの関係を下表にまとめました。

テキストデータはおもにKB、画像データはMB、3Dを使用したゲームや電子書籍などのデータはGB単位で表記されることがほとんどです。

データ通信を行う場合、1GBでは電子書籍を約20冊、動画視聴では約1,4時間楽しむことができます。スマホを毎月快適に利用するためには、定期的にデータ容量を確認し上限のデータ通信量を超えないようにする工夫が大切です。

1GBのデータ容量で利用できる通信の目安

次の表は、データ容量1GBで利用できるネットや動画などの目安をまとめたものです。

あくまで目安ではありますが、データ通信で高画質なYouTube動画を毎日30分視聴していると、1カ月にデータ容量を10GBも消費します。

料金プランによってはあっという間に上限を迎えてしまうので、データ容量の使いすぎには注意しましょう。

Webブラウザの閲覧やメッセージのやり取りがメインの場合

Webブラウザの閲覧やメッセージのやり取りをメインに利用する場合、月々のデータ使用量はそれほど大きくなりません。

月々のデータ容量が1～3GBでも十分事足りる可能性も高いため、月々のデータ容量が比較的少なく、月額料金も手ごろな料金プランがおススメです。

ただし、「動画を視聴する」「データ容量の大きいアプリをダウンロードする」といった使い方をした場合、データ容量の上限を超えて通信制限がかかる可能性に注意しましょう。

SNSや音声配信アプリを利用する場合

SNSや音声配信アプリを頻繁に利用する場合は、月々のデータ容量が10～30GB程度の料金プランがおススメです。

SNSは、テキストの閲覧だけならデータ使用量はあまり高くありません。

ただし、近年はタイムラインに高画質の動画や写真が次々と流れる種類も提供されています。思っていたよりデータ使用量がかかるケースもあるため注意しましょう。

通勤や通学、仕事中や勉強中などで頻繁に利用する場合も、月々のデータ容量が多めの料金プランがおススメです。

ビジネスで使う場合

ビジネスで使うスマホの料金プランは、月々のデータ容量が10～30GB程度のプランをおススメします。

ある程度のデータ容量を確保しておくと、パソコンとのテザリングの利用やWeb会議への参加など、幅広い用途でスマホを利用する時に便利です。

近年では、月額料金がデータ使用量に応じて自動的に適用される料金プランも提供されています。「リモートワークの多い月にデータ使用量が増える」「月にどれくらい通信量がかかるかわからない」という方におススメの料金プランです。

動画配信アプリやオンラインゲームを楽しむ場合

動画を日常的に視聴する方やオンラインゲームで大容量の通信を行う方には、月々のデータ容量が30～50GB以上の料金プランやデータ使い放題^※1がおススメです。

動画は、標準画質の視聴でも1時間当たり約300～500MBのデータ通信を行います。動画視聴以外でもデータ通信は行われるため、通信制限を気にせずに楽しみたいなら、30GB以上のデータ容量があるとより安心です。

オンラインゲームは、プレイする種類で使用するデータ量は異なります。特に、自宅にWiFi環境がない場合は、使用するデータ量に注意しましょう。

• ※1一定期間内に大量のデータ通信のご利用があったお客さまについて、混雑する時間帯に通信速度を制限する場合があります。

足りない分だけデータ容量を購入する

データ容量が足りない際、足りない分だけデータ容量を購入する方法です。

料金プランをグレードアップするほどではない方、月によってスマホのデータ使用量が変動する方などは、データ容量の追加購入で、購入したデータ容量分のみ通信速度制限を解消できます。

データ容量の追加購入方法や料金は、契約している通信会社の公式サイトを参照しましょう。

Wi-Fiを使用する

スマホのデータ通信をモバイルデータ通信からWiFiに切り替えると、スマホのデータ容量が使用されません。

自宅でインターネット回線を契約している方は家ではWiFiを利用し、外出中のみモバイルデータ通信を利用してはいかがでしょうか。

近年は駅周辺やショッピング施設など多くの場所に無料のWiFiスポットが設置されています。自宅でのWiFi使用が難しい場合、外出先にあるWiFiスポットを利用するのもおススメです。