我々の「年金」はどうなるか
「制度改革」大詰めで絶対知るべきポイント
週刊新潮 2024年12月19日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/12/12 |
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JANコード | 4910203131240 |
定価 | 490円(税込) |
「制度改革」大詰めで絶対知るべきポイント
▼「在職老齢年金」で虎の子を削られない裏技
▼結局「繰り上げ」「繰り下げ」受給、どっちが良いか?
切ない人生に「生い立ち」「男」「事務所」
▼板橋の古いアパートに家族5人で生活
▼芸能史に残る田原俊彦との逃避行
▼辻仁成と電撃婚でバーニングを激怒させたが……
▼“黒幕の軍人”は「恥ずかしい同窓生」認定
▼今度は日本を敵視する「危険な男」が大統領に
▼農村で書店を始めた悪の「文在寅」もニンマリ
▼好きな女子アナ1位 「田村真子」を父親の自民党重鎮が語る
▼「齋藤知事」疑惑 「ヤメ検」VS.「YouTuber」場外乱戦の“問題点”
▼山口智子も藤原紀香も……
▼ディズニーより高いとは
▼今も浅田真央と羽生結弦
▼朗らかに挑戦「松平健」 ほか
官邸で囁かれる石破茂首相の病名
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/原 昌宏
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト SAM ダンサー
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/花房観音
▼Bookwormの読書万巻/西岡 力
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
我々の「年金」はどうなるか
「制度改革」大詰めで絶対知るべきポイント
「106万円の壁」撤廃、基礎年金の引き上げ、在職老齢年金制度の見直し。最近、年金を巡るニュースが散発的に報じられているが、それらを体系的に理解できている人はあまりいないのではないか。複雑極まる年金制度改革についてどこよりも分かりやすく解説する。
【急逝】中山美穂(54)
切ない人生に「生い立ち」「男」「事務所」
あまりにも突然の報せだった。女優・中山美穂の死。複雑な家庭環境に育ち、14歳でドラマに初出演、スターダムへと駆け上がった。「月9」でヒロイン役を演じること歴代最多。他方、私生活では数多の恋愛沙汰や騒動も。儚く散ったスターの来し方を振り返る。
大混乱! 韓国「戒厳令」ショック
国会で政権与党が少数に甘んじる韓国で、唐突に宣布された戒厳令。非常事態は数時間で収拾をみたものの、国際社会におけるダメージは計り知れず。起死回生の一撃どころか、お粗末な乱心によって大統領は、自らを絶体絶命の窮地へと追いやってしまったのである。
利用者急増中 「在宅医療クリニック」の選び方
医療においても「在宅」のニーズは高まるばかりで、訪問診療を行うクリニックが急増している。だが自宅という閉鎖空間ゆえに、患者と医師の間で隠れたトラブルが後を絶たないという。“ブラックボックス”の内側で、一体何が起こっているのか。当事者たちが明かす。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。