受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」は2025年の大学入試で、今春の卒業生のうち早稲田大学の合格者に占める「現役合格率」の私立女子校ランキングを発表した。産経新聞も一部協力したアンケートに基くもの。全国で最も高かったのは女子学院(東京)で60・17%、2位洗足学園(神奈川)59・07%、3位頌栄女子学院(東京)56・06%と続いた。女子の「御三家」と呼ばれる3校は女子学院のほか4位に桜蔭(東京)41・26%、7位に雙葉(東京)34・1%といずれもトップ10入りした。
30位以内のランキングでは東京勢が22校と大多数を占めた。そのほかは神奈川勢6校、埼玉勢2校だった。
神奈川勢は5位フェリス女学院34・91%、12位横浜協立学園18・82%、13位横浜雙葉17・92%など。埼玉勢は10位浦和明けの星女子25・9%、26位淑徳与野8・19%がそれぞれランクインした。
現役合格率は、現役合格数を卒業生数で割った数値。卒業生が多い学校は数値が上がりにくくなる。現役合格数は1人が複数の学部に合格した場合でも重複でカウントしているケースがあるものの、単純計算で女子学院や洗足学園は10人に6人程度が早稲田大に現役合格したことになる。
インターエデュ・ドットコムは合格実績のある学校にアンケートを実施。生徒から合否の報告を受けた学校側の協力を受けてランキングを作成している。回答のあった時点での結果を掲載しているため、確定数値ではない。




