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財務関数・PV関数とPMT関数の違い

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

財務関数のFV関数とPMT関数の違いについてご紹介しました。

FV関数とPMT関数ほどではありませんが、PV関数とPMT関数についても、
「あれ?結局、PV関数とPMT関数って何がどう違うんだっけ?」
といった疑問を持つ方がいらっしゃいます。

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PV関数とPMT関数の違いも、まとめた図を作成してみるとわかりやすいんじゃないかと私は考えます。


PV関数(複利運用時の現在額計算)
【?】円10万円
0円0円0円

PV関数(ローン返済時の借入金額計算)
【?】円0円
10万円10万円10万円

PMT関数(借金をしたときの毎回の返済額計算)
10万円0円
【?】円【?】円【?】円

PMT関数(積立てするときの毎回の積立額計算)
0円10万円
【?】円【?】円【?】円

左から右に時間が流れていて、一番左の金額が現在の金額、一番右の金額が将来の金額です。


1本が1年、

10万円
を10万円を積み立てをしたり、ローンを返済することを意味していると考えてみてください。

そして、「【?】円」の部分が、PV関数やPMT関数で求められる値です。

PV関数は一番左の数値が「【?】円」となっており、現在の額がPV関数で求められるということを表しています。

PMT関数は途中の「↑」の下の数値が「【?】円」になっていて、積立額や返済額がPMT関数で求められることを表しています。

PV関数・PMT関数を個別に学習したあとに、このようなまとめ作業をしてみると、理解がより深まるんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。

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