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初期預け入れ額を求める−PV関数

対象:Excel97,Excel2000,Excel2002,Excel2003,Excel2007

PV関数を使うと、金利と返済期間と返済額が決まっているときに、いくらまで借金できるのかを計算できることをご紹介ししてきました。

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同じくPV関数を使うと、金利と預け入れ期間と目標額が決まっているときに、最初にいくら預ければよいのかを計算することもできます。

▼操作方法:初期預入額を計算する
※B2セルに利率、B3セルに期間、B4セルに目標額(将来価値)が入力されているときに、B5セルに初期預入額(現在価値)を計算する例 B5セルに
「=PV(B2,B3,,B4)」
という計算式を入力する

これまでご紹介してきたPV関数ネタでは、
第1引数
第2引数
第3引数
を指定してきましたが、今回の例では、
第1引数
第2引数
第4引数
を指定します。

積立ではないので、第3引数:定期支払額は何も指定せず、第4引数:将来価値に目標額(将来価値)を指定します。

定期支払額:積立額が「0」ということを明確にするために、第3引数に「0」を指定しても同じことです。

▼サンプルファイル(002956.xls 21KByte)ダウンロード

サンプルファイルでは、
金利が「7.2%」
期間が「10年」
目標額(将来価値)が「100万円」
のときにいくら預け入ればいいのかを計算しています。

いわゆる「72の法則」どおり、金利が7.2%のときに10年間複利運用すれば、約2倍になることがご確認いただけるでしょう。

結果がマイナスで表示されることにこだわってしまう方がやっぱりいらっしゃるでしょうが、財務関数とはそういうものと割り切ってしまうことをおすすめします。自分の財布から出ていく金額はマイナスで指定したり、マイナスで計算されるものなのです。Excelの財務関数では。

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