SEO会社の正しい選び方|失敗しないための注意点も解説

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こんにちは!PINTO!編集部の山本です。

私はこれまで約8年間、SEO業界で働いており、SEOコンサルティング会社の支援を受けてWebサイトを運用したり、SEO会社でクライアントのサポートを行ったりしてきました。

この記事では、これまでの経験から、「机上の空論ではないSEO会社の選び方」についてまとめたいと思います。

現場での経験も踏まえながらリアルな知見をまとめているので、「他の記事でSEO会社の選び方を読んだけど、納得感がいまいち…」「もっとリアルな意見を知りたい」と感じている方には、ぜひ読んでいただきたいです。

関連記事:東京・全国のSEO会社おすすめ16社

※編集部注:この記事は、2018年4月に公開された記事を加筆・修正したものです。

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SEO会社に期待すべきこと・期待できないこと

まず前提として、どんなに優良で実績のあるSEO会社・SEOコンサルタントであっても、「絶対的な成果」を保証することはできません。なぜなら、SEOはアルゴリズムや競合状況といった外的要因に大きく左右されるからです。

実際に私が過去SEO対策を進めている中でも、アップデートの影響で想定外にトラフィックが減少したり、その原因がSEOコンサルの知見を持ってしてもはっきりしないケースが多くありました。アルゴリズムはブラックボックスであるため、どんなに知見のあるSEOコンサルタントでも「おそらくこれが原因です」といった推測に基づいて施策を提案するケースは避けられないのです。

ただし、この「おそらく」の精度を高めることはできます。この記事で紹介しているSEO会社の選び方もこの精度を最大限に高める方法ですので、ぜひこの点を意識して読み進めてください。

“成功確度を高める”ためのSEO会社の選び方

さっそく本題ですが、あまり多くあっても意識しきれないと思うので最低限押さえておきたいポイントを4つに絞りました。その理由についても紹介します。

SEO会社を選ぶときのポイント

  • 企業戦略や事業戦略に基づいたSEO戦略を提案してくれること
  • 同じ業種やサイト型での実績があること
  • 具体的な施策まで提案してくれること
  • 担当コンサルタントとの相性

それぞれの理由や具体的な選び方について、解説します。

企業戦略や事業戦略に紐づいたSEO戦略を提案してくれること

SEO対策を行う上で重要なのは、その施策を講じた結果、「ビジネスの成果」(≒問い合わせや申し込み数などが増加し、売り上げが上がること)に繋がるかどうかです。

そして成果に繋げるには、特にキーワード選定が肝になります。キーワード選定はSEO会社の技量によるため、どのような思考でキーワード選定をおこなうのかを確認することをおすすめします。例えばですが、

  • ただ成果に繋がりそうなキーワードを出すだけなら誰でもできる(例えばSEOコンサルティングサービスを提供する会社なら、「SEOコンサルティング」「オウンドメディアコンサルティング」「SEO会社」などのキーワードは誰でも思いつきます)
  • メインキーワードから関連キーワードを取得して広げる、というやり方なら誰がやっても同じ

ですので、上記のような基本の選定方法に加えて、ユーザーの状態に合わせた選定をしているのかを確認するとよいと思います。具体的には、緊急度が高いものや、ズボラなユーザーが使うキーワード(クレジットカードが止まったり、支払い忘れによるトラブル時に検索するキーワード等)、キーワードベースではなく、顧客となるユーザーの状態を中心に考えられているかを確認してみてください。

また、それらのキーワードが自社が”勝てる”キーワードであるかも重要です。

キーワード選定のときはキーワード中心ではなくユーザー中心に考える

💡このポイントを押さえないと生じるリスク

  • 上位表示できているのに、売り上げが伸びない
  • 競合他社と差別化ができずリソース勝負になる

同じ業種・サイト型での実績があること

自社のWebサイトと近しいサイト型や規模・業界の実績があるかどうかも確認しておきたいポイントです。サイト型というのは、サービスサイト・ECサイト・オウンドメディアなどにサイトを分類したもので、このサイト型やサイトの規模・業界などによりSEO戦略に差がでます。

▼サイト型の分類方法

サイト型の分類方法

例えばECサイトやポータルサイトであれば、相対的にみてページ数が多いので、よりテクニカルな要素が施策として挙げられますし、記事メディア型であれば、ユーザー状態に合わせたキーワード選定が肝となります。

実績のあるSEO会社は、公式サイトなどで実績・事例ページを公開しているケースが多いです。実績を確認する際は、「このキーワードで上位表示経験がある!」などの曖昧な実績よりも、クライアント名や具体的な数字などの情報をきちんと開示しているSEO会社を選ぶようにしましょう。

実績があるSEO会社は、成功例や失敗例、またベストプラクティスが確立されていることからも、やはり実績で選ぶことに越したことはありません。

また、施策内容にその業界や企業ならではの独自性があるかにもぜひ注目してください。どの会社に対しても同様な施策を提供しているSEO会社を選んだ場合、一時的に成果がでたとしても最終的には競合他社とのリソース勝負になってしまうからです。成果を出し続けるには、会社固有の戦略が必要ですので、ぜひこの点にも注目しましょう。

PLAN-BのSEOコンサルティング事例

出典:SEOコンサルティング |株式会社PLAN-B

💡このポイントを押さえないと生じるリスク

  • 支援実績のある業種やサイト型が違うことで、効果的な施策を提案してもらえない(それに気づけない可能性もある)

具体的な施策まで提案してくれること(現場感があること)

SEO会社から「記事を作成してください」「リライトしてください」といった一般的な指示をもらったとしても、現場から求められるのは具体的にどうやって進めるかだと思います。

例えばですが、

  • コンテンツ内にどのような要素を入れるべきか
  • 具体的にどこをどのように直せばいいのか

など、実際に手を動かせるレベルの提案をしてくれる会社を選んだ方がいいです。正直、現場感のないコンサルタントもいるため、どの程度までサポートしてくれるのかを確認することをおすすめします。

💡このポイントを押さえないと生じるリスク

  • 具体的な進め方がわからない
  • 施策の実行に時間がかかる

担当コンサルタントとの相性

意外と侮れないのが、担当コンサルタントとの相性です。

「この人なら任せても安心だ」と思える信頼感を持てるSEOコンサルタントであれば、プロジェクト全体の士気も向上しますし、逆に提案に納得感がない場合や説明がわかりづらい・相手の対応が形式的に感じられてしまうなどの状態だと、施策の実行が消極的になります。

特に、SEOのように結果が出るまでに時間が必要な施策では、信頼関係がなければプロジェクトが途中で頓挫してしまう可能性もあるため、できれば契約前に確認しておきたいポイントです。

💡このポイントを押さえないと生じるリスク

  • 納得度が持てず、施策実行の腰が重くなる
  • 士気が上がらず、他の業務を優先してしまう

巷で言われている「SEO会社の選び方」は本当に重要か?

よくSEO会社の選び方として扱われている「Webマーケティング全般を支援できるSEO会社がいい」「支援内容が自社のニーズに合っているかを選ぶ」など情報は、本当に重要視すべきなのか、独自見解をまとめています。

「Webマーケティング全般を支援できるSEO会社を選ぶ」

この点については、正直Webマーケティング会社のPR要素の強い訴求であり、あまり気にしなくていいと思っています。そもそもこれが言われている背景は、SEO以外にも優先度の高い施策がある場合に最適な提案をしてもらえるからとのことでした。

たしかに、SEO事業のみ行っている会社であれば、他のマーケティング施策の優先度が高い場合でも、契約を迫ってくる可能性は否めません。しかし、ここまで紹介したような選び方で選定した会社であれば、そもそも顧客に困っていないはずなので、成果が出づらい状態で契約を差し迫ることは少ないと思っています。

「支援内容が自社のニーズに合っている」

これはいわずもがな、ニーズに合っている会社を選ぶべきです。当たり前すぎるので、わざわざ取り上げる必要もないかと思います。

念のため説明すると、SEO会社と一言にいっても、支援できる領域・提供しているサービスは多岐にわたるため、自社の状況にあったサービスを提供している会社(または自社の状況あわせてカスタマイズできる会社)を選んでください。

サービス内容を大別すると、SEOコンサルティング・SEO記事制作・内製化支援(SEOツール導入)に分けることができます。

各サービス内容については以下の表でご確認ください。SEO会社によっては、組み合わせることも可能です。(例えば、まずはSEOコンサルティングサービスでSEO戦略やキーワード戦略を考えてもらい、ゆくゆくは専用のSEOツールを導入して内製化を目指すなど。)

SEOコンサルティングサービスはやや費用が高額なため、内製化はコスト面で大きなメリットがあります。

サービス(費用目安)支援内容こんな会社におすすめ

SEOコンサルティング
(月額30~100万円)

企業戦略や事業戦略に基づき、SEO戦略の設計や対策キーワードの選定を行う。また、選定したキーワードで上位表示するための具体的な施策の提案を行う。
  • 社内で手を動かせるメンバーはいるが、どのように施策を進めればいいのかわからない。
  • 順位の上げ方がわからない。
  • 戦略など上流工程から手伝ってほしい。
記事制作・コンテンツライティング
(1記事3~10万円)
選定キーワードに対し、構成案の作成やライティング、記事の校正などを行う。必要に応じて監修者のアサインなども可能。
  • 自社でライティングをするリソースがない。
  • SEO記事を作りたいが作成方法がわからない。
  • 記事のクオリティが低い。
内製化支援・SEOツール導入
(月額5~10万円)
コンテンツ企画・制作・評価・改善などをはじめ、SEOにおけるパフォーマンスチェックなどを行えるツールの導入を行うことで、自社内でSEO対策ができる体制を構築する。
  • コンサルティングを依頼したいけど、そこまで予算がない。
  • 順位の上げ方がわからない・どう施策を進めればいいのかわからない。
  • 社内に手を動かせる人間はいる。

「複数社に話を聞く・相見積もりをとる」

これも、よほど信頼できる会社がない限り、複数社に提案してもらい相見積もりをとることをおすすめします。

SEO対策の費用はサイトや目指す目標によって大きく異なるため、適正価格が判断しにくいです。そのため、複数社の提案内容・費用を比較し、最も納得がいったSEO会社を選ぶことをおすすめします。仮に不明瞭な費用が見積もりに含まれていたり、他社と比較して費用が高い場合は、納得できる説明が得られるか確認してみてください。

また大手のSEO会社などは、事例ページを見ただけでは得意領域がよくわからないケースもあると思います。実際に自社の状況に合わせた提案をしてもらい比較することで、各SEO会社の特徴が見えてくるでしょう。

ちなみに、Googleも「SEO業者の選択」について言及しています

ちなみにですが、SEO対策従事者に向けて公開されているGoogle検索セントラルの中に、「SEO業者の選択」について言及があります。ここで紹介されている優秀なSEO業者の選び方についても、せっかくなので紹介します。(※ここでは出典元を参考に、概要を紹介しています。本文は公式サイトよりご確認ください。)

概要は次の通りです。

  1. SEO業者の候補と面談する
  2. SEO業者の信用照会先を調査する
  3. サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する

SEO業者の候補と面談する

この項目では、良いSEO業者を見極める質問として、次のものを挙げています。

  • 過去の作業のサンプルと成功事例をいくつか紹介してもらえるか。
  • Google 検索の基本事項に準拠しているか。
  • オーガニック検索に役立つオンライン マーケティング サービスやアドバイスを提供しているか。
  • どのような結果が期待されるかと、その日程、成果はどのように測定するのか。
  • 同業種でどのような実績があるか。
  • 該当する国や地域でどのような実績があるか。
  • 外国語サイトの開発について、どのような経験があるか。
  • 最も重視している SEO 技術は何か。
  • 創業年数はどれくらいか。
  • 担当者とどのように連絡をとればよいか。サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか。
  • SEO 業者があなたの会社とビジネスに関心を持っているか。

信用照会先を調査する

信用照会先の調査とは、つまり過去顧客の口コミのことです。

Googleマップや口コミサイトを確認したり、SNSでそのSEO会社の評判を調べる方法があります。

サイトの技術監査および検索機能の監査を依頼する

信頼できるSEO会社であることがわかれば、続いて「サイトの技術監査および検索機能の監査」を依頼します。

これはつまり、Google アナリティクスやサーチコンソールなどの閲覧権限を付与し、SEO対策における課題やその優先順位をつけたリストを提供してもらうということです。

その提案に納得できれば、見積もりも依頼します。


ここまで紹介してきたような事例の有無やここまでの内容を踏まえ、そのSEO業者を採用するかどうかを決定します。なおGoogleは、”SEO業者が「かならず上位表示します」などという場合は他のSEO業者を探してください。”とも述べています。

SEO対策において順位を決定するのはGoogleのアルゴリズムであり、誰もこれを操作することはできません。そしてこのアルゴリズムはとても複雑で、更には日々更新が加えられています。

従って、いくら実績のあるSEO会社でも必ず上位表示できる確証はなく、成果を保証するようなことを公言することは考えにくいです。そのため、成果を保証するようなSEO会社よりも、リスクを含めて正しい情報を伝えてくれる会社を信じた方が良いでしょう。

SEO会社選びの失敗談~もっとここを見ればよかった~

私が過去働いていた会社では、社長の伝手で費用を安くしてくれるからと、当時あまり実績のないSEOコンサルティング会社に依頼をしたことがありました。その会社に悪い点があったわけではないのですが、デメリットがあったので共有します。

  • 業界特有のニーズや動向を拾いきれない
  • アップデートで下落した際に、得られる情報が少ない(支援している会社が少ないため傾向を掴むための材料がない)

当時やっていたメディアは就職活動に関するトピックを扱うメディアであり、内定式や入学式などの特定のイベント前後で需要が増えるクエリが多くありました。このような業界特有の傾向がつかみきれず、機会損失を招いてしまっていたのです。

また、大きなコアアップデートで順位が下落したときは、支援している会社が少ないが故に傾向を掴むためのデータを得られず、なかなか対策方針を決められないケースもありました。

このような経験から、もしこれからSEO会社への依頼を検討しているなら「その業界における支援実績があるかどうか」「実績の数は十分にあるのか」を必ず確認してほしいと思います。

依頼してはいけないSEO会社って?

「かならず上位表示します」という会社は避けるべきですが、他にも依頼しない方がいいSEO会社についてまとめます。

自社のSEO対策で成果がでていない会社

実力があるSEO会社であれば、自社のWebサイトにも正しいSEO対策を講じ、上位表示をしているケースが多いです。SEO会社について調べたときに上位表示しているかどうかは、実力を測る一つの指標となります。

もちろん、顧客獲得方法として他のチャネル(例えばリファラル、広告、SNSなど)に依存している場合もあるため、一概にNGというわけではないですが、慎重に検討する必要があるでしょう。

執拗に勧誘してくる会社

執拗な勧誘をしてくるSEO会社も避けるべきです。このような会社は、強引な営業手法や誇張された効果を主張することが多いです。そもそも実績がある会社であれば、強引な営業がなくても潤沢にリードを獲得できているでしょう。

勧誘な勧誘をしてくる理由を考えれば、避けるべきSEO会社であることが自ずとわかります。また、実際に契約に至ったあとも自分本位な施策を進めてくる可能性も考えられるため、このような会社に出会っても、冷静に対応することが大切です。

SEO会社に依頼するときの注意点

自分でもSEOについて勉強しておく

SEO会社に依頼する前に、自身でもSEO対策の基礎を学んでおくことで、SEO会社の良し悪しを判断しやすくなると思います。SEO対策の基礎はこちらの記事で解説しているのでこれから勉強する方は参考にしてほしいですが、ここでは「これだけは絶対に知っておくべき」という最低限のSEO知識を紹介します。

「SEO対策」と「コンテンツSEO」は別(※会社選びのときに注意!)

「SEO対策」と聞くと、コンテンツを作成して上位表示させる施策と認識している方が多くいらっしゃいますが、厳密にいえばこれは誤りです。コンテンツを作成して上位表示させることは、SEO対策の中でも「コンテンツSEO」に分類される施策になります。

SEO会社に依頼した場合、コンテンツSEOだけでなく図に示したような内部対策や外部対策も含んだ総合的な支援をしてくれると覚えておきましょう。例えば「コンテンツを幅広く活用して集客をしたい」という企業の場合、コンテンツマーケティングのコンサルティング会社や、記事制作代行会社に依頼をした方が、想定している支援内容に近い可能性があります。

やってはいけないSEO施策について

やってはいけないSEO施策とは、不正な手段を使って上位表示させるSEO対策のことです。具体的には、以下のような手法があります。

  • キーワードの乱用(キーワードを不自然に詰め込む)
  • リンクスパム(リンク購入や自作自演のリンクなど)
  • 無断複製されたコンテンツ(他メディアを複製、または言い換えて転載する)

このような悪手についてはGoogle検索セントラルのスパムポリシーで解説されていますので、SEO会社への依頼を検討している方なら、ぜひ一度は目を通しておいてください。

成果報酬型のSEO会社には注意

成果報酬型とは、あらかじめ設定した目標を達成した場合にのみ費用が発生する契約形態のことをいいます。SEOにおいては、特定のキーワードにおける掲載順位やトラフィックの増加数などを目標とするケースが多いです。

成果がでなければ費用を支払う必要はないため一見リスクがないように感じますが、このような会社は短期的な成果を重視する可能性があり、長期的にみると悪影響を及ぼすかもしれません。

例えば、一時的に順位を上げるためにスパムポリシーに反するリンク設置を行ったり、ブラックハットSEOと呼ばれるガイドラインに違反するような手法を用いるなどです。このような手法は、Googleからペナルティを受けるリスクが高く、サイトに悪影響を与えることがあります。

(一時的に有効でも、今後Googleのアルゴリズムの進化に伴いサイトのトラフィックが下落する可能性が高いです)

もちろん正当な手法で成功報酬型のビジネスモデルを採用しているSEO会社もありますが、初心者の方は見極めるのが難しいため、不安であれば依頼しない方がよいと思います。

SEO対策を依頼した時の費用相場

気になる費用ですが、どの範囲を依頼するかで費用相場が異なります。SEO対策サービスの中でも標準的な以下3つのパターンにおける費用相場について、比較表にまとめました。

サービス内容費用相場備考
SEOコンサルティング
  • 費用相場は月額30~50万円
サイト型や規模、目標など(要はかかる工数)により変わる
SEO記事制作代行
  • 費用相場は1記事5~10万円
  • 監修を付ける場合や入稿まで依頼する場合はオプション費用が追加される

最低発注数(5~10記事程度)を設けているケースが多い

SEOツールの導入・支援
  • 費用相場は月額5~10万円
  • 10万円ほど初期費用がかかる場合もある
内製化を目的とした分析もできるSEOツールの場合

依頼したSEO会社は上記の費用相場に当てはまることを確認し、もし違和感があれば、さらに以下の点について確認してみてください。以下に対して納得した答えがなければ、他のSEO会社に依頼した方が安心です。

  • 何に対して対価を払うかが明確になっているか。
  • 業界相場より高くないか?それを自分でやるとどれくらい値段差が出るのか。

関連記事:SEO対策にかかる費用一覧とその対策内容について

なお、上記で取り上げた施策の他にも、内部SEO対策やオウンドメディアコンサルティング、外部SEO対策など細かな施策がありますが、これらの施策は基本的にはSEOコンサルティングサービスに含まれているケースが多いので、ここでは費用については触れていません。(気になる方は上記の関連記事をご覧ください)

これらの施策だけ切り取って依頼することも可能ではありますが、一部の施策だけでは順位が向上しないこともある(別要因の可能性がある)ため、実際に依頼をする場合は、総合的に見てもらえるSEOコンサルティングを検討するのがよいでしょう。

よくある質問

SEOコンサルティング会社としておすすめなのは?

弊社PLAN-BもSEO事業歴17年・5,000社以上の実績があるSEO会社ですが、その他にもサクラサクマーケティングさん、ファベルカンパニーさん、Speeeさんなども業界内でも長くSEOに取り組まれている企業です。

以下の記事でも業界歴が長く実績も豊富なSEO会社を紹介していますのでよければご覧ください。

関連記事:【全国対応】実績豊富なSEO会社を見る

SEO会社と個人のSEOコンサルタントの違いは?

SEO会社と個人のSEOコンサルタントは、リソース・専門分野・費用などに違いがあります。

 SEO会社個人のSEOコンサルタント
リソース潤沢1人のため限りがある
専門分野各分野に専門性のあるコンサルタントがいる属人的で対応できないケースも
費用比較的高い(月額30~50万円程度)比較的安い(月額10~30万円程度)

リソースの点でいえば、個人のSEOコンサルタントは1人で行うため、どうしても大規模サイトや複数のプロジェクト、深い競合分析や市場理解が必要なSEO戦略には対応していないケースがあります。

専門分野でいえば、実績があり事業規模も大きいSEO会社であれば、各領域・分野に特化した専門チームを持っているケースもあるため、依頼する領域によってはSEO会社に依頼をした方が安心です。

費用の面でいえば、やはり個人のSEO会社の方が低価格の傾向があるため、予算やメリット・デメリットとふまえ、総合的に判断する必要があります。

次のステップ:実際にSEO会社を検討する

ここまでの内容を踏まえてSEO会社を選んでください、と言いたいところですが、SEO会社は本当に数多くあり、複数社に絞るのも大変だと思うので、SEO業界内でも実績がある会社をまとめておきました。

SEO対策は、いまいち何をやるのかわからないからこそ、外注先の良し悪しも判断しにくいかと思います。ぜひここで紹介した内容を元に、自社にあうSEO会社を選んでください。

売上につながる戦略を明確にする SEOコンサルティング