浜田亜理沙(36=埼玉)が、初日の不良航法(減点10)による減点を大きく挽回。予選ラスト2走は1、2着の2連対を果たして、予選5位で優出切符をつかんだ。

ピットへ引き揚げると「えっ! (優勝戦に)乗れるんですか? 初日にもう終わったと思ったので」と、笑顔を見せた。相棒の62号機の仕上がりは「2日目に(ピストン)リングを交換してから良くなりましたね。伸び寄りでしたが、ターン回りもしっかりしています。安定板が付いたのでチルトは0・5度にしましたが、安定板はない方が足はいいと思います。調整の方向性はこれでいいと思います」と、仕上がり良好だ。

優勝戦は5枠でスタンバイ。2枠に西島義則(63=広島)、6枠には赤岩善生(48=愛知)がいて、進入から一筋縄ではいかない。浜田は不利なコースになりそうだが、展開次第では十分に出番はある。軽快な伸びを生かして見せ場を作る。