タレント有吉弘行(50)が3日、NHK「みんなのベスト紅白 生放送!お正月スペシャル」(午後7時20分)に出演。大みそかに放送され、自身が2年連続で司会を務めたNHK紅白歌合戦に向けてダンスを練習したことや、本番の様子などを明かした。

有吉は、紅白歌合戦の本番前には「ダンスね。ダンス、ダンス、ダンスで番組に貢献したいと思います」と話していた。VTR内で番組スタッフから「ダンスは有吉さんから『やりたい』と言ったって聞いたんですけど」と問われて、有吉は右手で髪の毛をかき分けながら「まあ、社交辞令ですよね。ねえ、だって『なんかやりたいことありますか』って。去年歌ってね、まあ、踊りですかね、って言うしかない…けっこう真に受けてらっしゃって」と経緯を明かしていた。

事前練習では、キッズショーで披露する「だんご3兄弟」で大苦戦。有吉は練習の合間のインタビューで「(伊藤)沙莉ちゃんも(橋本)環奈ちゃんも上手にできるから、僕だけ本当にできないから、だからこんなことやってる時間ないんですよね」と、本気でインタビューをいやがっているようだった。

本番では前半のヤマ場「だんご3兄弟」のダンスをノーミスでクリアし、有吉は「ハハッハ」と笑いながら舞台袖に戻ってきていた。紅白終了後には舞台裏で「楽しかった。もう最高に」と喜びの声をあげていた。桑子真帆アナウンサー(37)から感想を聞かれて「とにかくダンスが大変でした。見ている人は簡単だろうと思うんだけど、意外と難しい」と苦笑しながら答えた。

大泉洋(51)は「言うほど難しそうに見えないんだよね。『だんご3兄弟』なんて俺でもできるだろう、って見ちゃう」と話すと、一緒に踊っていた橋本は「だんごに追われちゃって…だんご、だんご、だんごって」とステージ上でパニクっていたことを告白。上白石萌音(26)は「すごく盛り上がりました」と語った。