作家の百田尚樹氏(59)が17日、小説家引退宣言を撤回した。
これまで、60歳で引退するとのプランを明かしてきた百田氏。昨年12月にはツイッターで「50歳で小説家になったとき、とりあえず10年やろうと思った。来年で9年。あと2作くらい書いて引退するか」と発言していた。
さらに今年7月には「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」といった発言で物議をかもし、批判の声が相次いで寄せられる状況に嫌気がさしたのか、「マスコミやジャーナリストや文化人たちが百田尚樹をつぶそうと躍起になっています。ネガティブイメージキャンペーンに命がけです。 アホらしくなったので、小説家を引退します」と宣言した。
しかし17日には「実は『大放言』が売れなかったら、もう本を出すのはやめようと本気で思っていた。今のところ、そこそこは売れてるようなので、もう少し続けてみようかなと思ってる」と、12日に発売した著書の売れ行きを受けて考えが変わったことをつづり、同書が累計13万部に達したことを報告するとともに、「これもひとえに読者の皆さんのお陰です!ありがとうございます。もう少し作家を続けてみようかなと思いました」と、作家継続の意思を示した。