橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の12日に放送された第54回の平均世帯視聴率が13・1%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・5%だった。瞬間最高は初回の16・8%。

時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。

音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャーズ」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。

あらすじは、翔也(佐野勇斗)が所属する社会人野球チームのエース澤田(関口メンディー)が巨人に入り、結(橋本環奈)は若林(新納慎也)から翔也をオリックスにと言われる。一方翔也の方は、澤田からお前の彼女に話があると言われ、何の話だろうといぶかしむ。澤田にいろいろ聞くが、それ以上は何も教えてくれず、翔也はよくわからないまま結を会社へ連れていく。それは、社員食堂の栄養士として働かないかという誘いだった。ありがたい話だったが、結は彼氏のコネで就職することは甘えではないかと迷う。結はハギャレンメンバーと再会し、就職の話を後押しされる。そんな折、結は森川(小手伸也)が女性と2人でいるところを目撃してしまう。