佐々木朗希の「暇さえあれば休む」スタンスをチームのために体を張る大谷翔平は良しとするのか
メジャー移籍を目指す佐々木朗希(23)との面談に進んだ球団が続々と明らかになる一方で、獲得を望みながらいまだ面談の予定がない球団も出てきた。
ア・リーグ東地区の名門・レッドソックスがそうだと日本時間25日、複数の米メディアが報じた。同球団のブレスロー編成本部長は「現時点で面談の日程は入っていない」と話したという。先日は今季のナ・リーグ東地区を制したフィリーズのドンブロウスキー編成本部長が「現時点で面談に招かれていない」と言ったそうだ。
争奪戦は相も変わらずドジャースが本命視されているが、そのドジャースの看板選手である大谷翔平(30)は佐々木をどうみているのか。
大谷と佐々木はスタンスが百八十度異なる。まるで水と油だ。大谷はチームの勝利のためなら、体力の限界を超えてでもプレーしようとする。いい例がエンゼルス時代の昨年7月28日、タイガースとのダブルヘッダーだ。「2番・投手」として1試合目は完封勝利。その45分後にスタートした2試合目も休養を勧める首脳陣を制してスタメン出場。2打席連続本塁打を打ったものの、試合中にけいれんを起こした。シーズン終盤に右脇腹を痛めたのも、2度目の右肘靱帯修復手術を余儀なくされたのも、リアル二刀流のムリがたたったからともっぱらだ。