【学 名】 | Plectranthus amboinicus |
【分 類】 | シソ科プレクトランサス属 |
【別 名】 | キューバンオレガノ・スープミント |
【種 類】 | 多年草 |
【草 丈】 | 20cm~30cm |
【原産地】 | インド~南アフリカ |
アロマティカスの特徴
食べられる多肉植物
ここ数年で日本に広まったハーブで、「育てる芳香剤」として人気が出てきました。
多肉植物でありながら甘いミントのような香りがするので、中南米では肉料理や香料としても使われています。
葉は表面が白い軟毛で覆われており、アロマティカスをティーにする時は、細かくちぎりすぎると青臭くなるためやや大きめにちぎります。また、葉が肉厚のため、味や香りが出るまで他のハーブティーより少し時間がかかります。
インドネシアやフィリピンでは、火傷などにメディカルプランツとして利用されています。
葉の縁が白くなる斑入り種のアンボイニクスは、アロマティカスよりもやや香りが強いです。
アロマティカスの育て方
乾燥を好み、挿し木で簡単に増やせる
アロマティカスは、サボテンの仲間なので乾燥を好みます。
元々、葉っぱに水を貯える仕組みがありますから、水は土が乾いてから与えるようにしないと根腐れを起こすため注意してください。冬は、月に1~2回程度の水やりとすることで耐寒性が上がります。
部屋の中や半日陰でも育てられますが、あまり日に当てずにいると葉っぱの色が薄く(悪く)なってしまうので、適度に日光を当てるようにします。
耐寒性はなく、気温が下がると葉っぱが茶色くなり枯れてしまうため、冬は5度以上ある場所へ移動させた方が無難です。
育ってきて葉っぱの枚数が増えてきたら、蒸れを防ぐためにも間引いて使用していきます。伸びてきた枝を4~5センチくらい切って、そのまま鉢に差しておくと根が出てくるので、挿し木で簡単に増やすことができます。
アロマティカスの挿し木