「野菜を食べようプロジェクト」
1日当たりの野菜摂取量は平均280グラム程度であり、摂取目標量(350グラム)を大きく下回っている状況です。
そこで、農林水産省では、野菜の消費拡大を推進するため、「野菜を食べようプロジェクト」を実施しています。
野菜はビタミンやミネラル、食物繊維、機能性成分が豊富に含まれています。野菜がお手頃な価格となっている時期や、特に栄養価の高い旬の野菜をもっと食べて毎日を元気に過ごしましょう。
1日に必要な野菜料理の例(野菜摂取目標量350g) |
1皿70gってどれくらい? |
|
|
8月31日は野菜の日 野菜食べていますか?(政府広報オンライン)[外部リンク] |
最新情報
- 2024年8月21日:令和6年度「野菜の日」Webシンポジウムを開催しました。(テーマ:「冷凍野菜」を生活に上手に取り入れるために~)
- 2024年6月20日:農林水産省における野菜摂取状況の見える化の取組結果(令和5年度)を掲載しました。
- 2024年6月10日:野菜サポーターの更新を行いました。
- 2023年10月6日:令和5年度「野菜の日」Webシンポジウム開催結果の概要を掲載しました。
- 2023年9月8日:令和5年度「野菜の日」Webシンポジウム講演資料を掲載しました。
- 2023年8月30日:「野菜を食べてください」って言っている農水省の偉い人の野菜摂取量を測定してみた!YouTubeアップしました。[外部リンク]
- 2023年4月3日:令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査結果と野菜・果物のレシピ紹介
「野菜を食べようプロジェクト」に参加しませんか?
農林水産省は、SNSやホームページを通じて消費者にお手頃価格で購入できる野菜について情報提供し、お手頃野菜の消費拡大を促します。
「野菜を食べようプロジェクト」ロゴマーク |
「野菜を食べようプロジェクト」ポスター |
令和4年5月18日~7月18日に実施した「野菜を食べようプロジェクト」ポスター募集の受賞作品は、こちらからご確認いただけます。
農林水産省の取組
公式Facebook、Twitter等を通じてお手頃野菜とそれを使ったメニューのご紹介。
「野菜を食べようプロジェクト」のホームページを開設し、レシピや食品事業者の取組を発信。
本プロジェクトに賛同し、野菜の消費拡大に一緒に取り組んでいただく事業者を「野菜サポーター」としてWebページでご紹介。
毎週の小売価格調査と毎月の卸売価格の見通しの公表時に、お手頃野菜を使ったメニューをご紹介。
野菜サポーターの皆様にご協力いただきたいこと
外食産業・食品製造業・小売業の皆様には、野菜をたくさん使ったメニューの開発や既存メニューへの野菜使用の増量など野菜の消費拡大にご協力をお願いいたします。
また、本プロジェクトに賛同し、野菜の消費拡大に一緒に取り組んでくださる食品事業者の皆様を「野菜サポーター」としてWebページでご紹介します。
野菜サポーターの取組例
外食産業
お手頃野菜をたくさん使ったメニューを開発・提供する。
既存メニューでお手頃野菜の増量キャンペーンを行う。等
食品製造業
野菜の使用量を増加させた商品や、お手頃野菜をたくさん食べられる調味料などを開発・製造する。等
卸売業・小売業
お手頃野菜をたくさん使ったお弁当や総菜を販売する。
お手頃野菜と合わせて、野菜をおいしくたくさん食べられる調味料などを販売する。
お手頃野菜を使ったメニューを店頭やSNSなどで情報発信をする。等
「野菜を食べようプロジェクト」野菜サポーターについて
プロジェクトの趣旨に賛同し、野菜の消費拡大に取り組む事業者の皆様を募集しています。
現在、野菜サポーターとして、187の企業・団体等の皆様にご協力・ご賛同いただいております。
野菜サポータによる野菜の消費拡大についての取組は、こちらからご覧いただけます。
野菜サポーターのご紹介( 各事業者リンク:取組内容等)
野菜サポーターへの参加をご希望の場合は、別添「野菜サポーター制度」実施規約をご覧いただき、「野菜サポーター」登録申請書に必要事項を記載の上、下記の提出先E-mailアドレスまでお送りください。
提出先:
「野菜サポーター」への申請様式(EXCEL : 40KB)
「野菜サポーター」制度実施規約(PDF : 573KB)
野菜の生育状況及び価格見通し
▼野菜の生育状況及び価格見通しについて、主産地、卸売会社等から聞き取った結果をお知らせします(原則毎月更新)。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai_zyukyu/index.html#yasaiseiikujyoukyou
▼今週のお手頃野菜はこちらからご覧いただけます。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/otokuyasai.html
令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査結果と野菜・果物のレシピ紹介、「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ、「cookpad 農林水産省のキッチン」、「(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集」でも野菜のレシピを紹介していますので、是非ご覧ください。
令和4年度「アフターコロナ」を見据えた野菜・果物の消費動向調査結果と野菜・果物のレシピ紹介
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/aftercovid19/1.html
「国際果実野菜年2021」おすすめレシピ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/IYFV2021/IYFV2021_menu/recipe.html
「cookpad 農林水産省のキッチン」
https://cookpad.com/kitchen/11469357(外部リンク)
「(独)農畜産業振興機構 おすすめ野菜レシピ集」
https://www.alic.go.jp/y-kanri/yagyomu03_000001_00046.html(外部リンク)
「野菜の日」Webシンポジウムについて
令和6年度「野菜の日」Webシンポジウム~「冷凍野菜」を生活に上手に取り入れるために~
農林水産省は、令和6年度「野菜の日」Webシンポジウムを開催しました(参加数:約300名)。
令和6年度「野菜の日」Webシンポジウムチラシ(PDF : 994KB)
本シンポジウムは、8月31日の「野菜の日」に向け、近年、需要が増加している「冷凍野菜」に注目し、最新の冷凍技術など冷凍野菜に係る基調講演を行うとともに、生産現場、冷凍食品業界の現状や取組、日ごろの食生活での上手な活用方法等を紹介し、冷凍野菜の理解を深めることにより野菜の消費拡大の機運醸成を図ることを目的に開催しました。
<開会挨拶> 舞立 昇治(農林水産大臣政務官) |
<基調講演> 渡辺 学 氏(国立大学法人東京海洋大学 教授) |
<質疑応答・意見交換の様子> |
講演資料
1.開催挨拶:農林水産大臣政務官舞立 昇治
開会挨拶の内容はこちら(PDF : 282KB)でご確認頂けます。
2.基調講演:「冷凍野菜のサイエンス」
講師:渡辺 学 氏(国立大学法人東京海洋大学 教授)
講演資料 全体版(PDF : 3,916KB) 分割1(PDF : 2,148KB) 分割2(PDF : 1,989KB)
基調講演の内容はこちら(PDF : 409KB)でご確認頂けます。
3.ミニ講演
「冷凍野菜原料の安定供給のための取り組み」 | |
伊豆元 文博 氏 (株式会社ジェイエイフーズみやざき 業務部 原料課 課長) |
|
資料: 全体版(PDF : 5,853KB) 分割1(PDF : 2,460KB) 分割2(PDF : 2,362KB) 分割3(PDF : 1,212KB) |
|
内容:(PDF : 353KB) | |
「べんりとおいしいのその先へ」 | |
三浦 佳子 氏 (一般社団法人日本冷凍食品協会 広報部長) |
|
資料:全体版(PDF : 4,972KB) 分割1(PDF : 2,164KB) 分割2(PDF : 1,763KB) 分割3(PDF : 2,103KB) |
|
内容:(PDF : 353KB) | |
「フードロスを防ごう!簡単ホームフリージング」 | |
緒方 湊 氏(神奈川県立湘南高校2年・最年少野菜ソムリエプロ) | |
資料:全体版(PDF : 7,029KB) 分割1(PDF : 1,770KB) 分割2(PDF : 1,616KB) 分割3(PDF : 2,007KB) 分割4(PDF : 1,533KB) |
|
内容:(PDF : 333KB) | |
「元南極シェフおすすめの冷凍野菜活用術」 | |
渡貫 淳子 氏 (元南極シェフ・フーディフード株式会社 厨房責任者) |
|
資料:全体版(PDF : 5,362KB) 分割1(PDF : 2,177KB) 分割2(PDF : 2,348KB) 分割3(PDF : 1,120KB) |
|
内容:(PDF : 336KB) |
4.情報提供
〇「国産やさいの生産者と実需者を結ぶマッチングサイト「ベジマチ」について」
吉田 由美 氏(独立行政法人農畜産業振興機構 野菜振興部 需給業務課 課長)
資料:(PDF : 1,538KB)
〇「冷凍野菜をめぐる情勢」
農林水産省 農産局 園芸作物課 園芸流通加工対策室 室長 宇井 伸一
資料:(PDF : 1,207KB)
5.質疑応答・意見交換
質疑応答・意見交換の内容は、こちら(PDF : 335KB)でご確認いただけます。
過去の「野菜の日」シンポジウム
農林水産省における野菜摂取状況の見える化の取組について
1.取組の趣旨
健康づくりの指標である「健康日本21」(厚生労働省)において、20歳以上の1人1日当たりの野菜摂取目標量は、カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミン等の適量摂取が期待される量として350g以上とされています。しかし、現状は平均280g程度と約7割の人が目標量に達していませんが、これは必要量を正しく把握できていないことが理由の一つと考えられます。
そこで、令和5年度は昨年度に引き続き、野菜の日(8月31日)の特別企画として、日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器を農林水産省内に設置する取組を行いました。令和5年は7月~9月及び11月~12月に、省内に機器を設置※し、日頃の食生活に適量の野菜を取り入れることが習慣となるような機会をつくりました。
※設置期間及び場所
農林水産省職員向け:⑴夏季期間 7月18日~8月1日 健康診断会場、9月1日~15日 正面玄関
⑵秋季期間 11月14日~24日 健康診断会場、12月14日~22日 正面玄関
来庁者向け:7月18日~8月31日 正面玄関
2.取組結果の概要
取組結果は、こちら(PDF : 1,493KB)でご確認いただけます。
【職員向け】
1.全体のベジスコア※1の変化
全体の結果をみると、1回目のベジスコアの平均は367.7(野菜290g程度)で、一般成人の平均(野菜280g)よりも高く、2回目の平均※2は416.2(野菜328g程度)と、48.5ポイント(野菜38g程度)上昇し、目標摂取量350gに近づきました※3。
また、ベジスコア5類型の割合で1回目と2回目の変化をみると、特にA(野菜摂取量350g以上)の割合が19.4%から35.4%と16ポイント上昇し、Dの割合が16.2%から6.2%と10ポイント減少しました※3。
※1 ベジメータは、ベジスコア0~1,200の数値で表示するとともに、それらをA~Eの5類型(A=444~1,200、B=355~443、C=287~354、D=230~286、E=0~229)で表示します。野菜摂取量350gはベジスコア444に相当します。
※2 期間中に2回以上測定した人の場合は、最も高いベジスコアを採用しました。
※3 ただし、1回目に比べて2回目の参加者が少ないことに留意する必要があります。
2.意識の変化
事前アンケートと事後アンケートで職員の意識の変化をみると、質問「野菜を摂取するよう心がけていますか?」に対し、事前アンケートでは「とてもそう思う」「そう思う」は合わせて48.3%だったものが、事後アンケートでは59.0%と、約11ポイント増加しました。※
※ただし、事前アンケートに比べて事後アンケートの回答者が少ないことに留意する必要があります。
上記の結果は、ベジメータを用いた場合の適応に限られます。
【来庁者向け】
設置期間のうち土日祝日を除く32日間の集計結果は、測定回数は合計3,179回となり、測定者の約8割が摂取目標(350g以上)に達していない結果でした。
3.取組に使用した機器
〇農林水産省の職員向けにはベジメータ(株式会社 LLCジャパン)※1を使用しました※2。
※1 光学皮膚カロテノイド量測定を含む「生体組織中のカロテノイドの非侵襲的測定」は、米国LLC(Longevity Link Corporation)社が保有する米国特許です。US Patent # 8,260,402; multiple intem. Patents
※2 農林水産省の職員には期間中に複数回の測定を前提として、その結果の推移を個人ごとに記録するため、ID等の個人情報の入力が可能なベジメータを使用しました。
〇来庁者向けにはベジチェック(カゴメ 株式会社)※3を使用しました※4。
※3 「野菜摂取量改善システム、野菜摂取食データベース、及び野菜摂取量改善プログラム」はカゴメ株式会社が保有する日本特許です。特許第6846084号ほか。
※4 来庁者向けの測定には個人情報の入力が不要なベジチェックを使用しました。
4.参考
令和4年度の取組結果は、こちら(PDF : 1,952KB)でご確認いただけます。
資料・パンフレット
消費者向け
野菜をめぐる情勢(PDF : 4,794KB) 分割1(PDF : 2,390KB) 分割2(PDF : 2,142KB) 分割3(PDF : 1,523KB) 野菜の需給動向や価格の推移、国が行っている支援対策事業等、野菜に関する様々な情報をまとめた資料です。 |
野菜ブック(外部リンク) 野菜の特性等について理解を深めるとともに、食や農に関する知識を得て、健康的な食生活が実践できるような参考書としてご活用ください。 |
||
(発行:農林水産省) | (リンク先:独立行政法人 農畜産業振興機構HP) | ||
ベジ探(外部リンク) 野菜の価格動向や輸出入動向、生産出荷情報、産地・作柄情報など野菜に関するあらゆる情報をまとめたサイトです。 |
|||
(リンク先:独立行政法人 農畜産業振興機構HP) |
お子様向け
野菜が育つ家庭や栽培方法、野菜のはたらき等を わかりやすくまとめた学習サイトです。 (リンク先:独立行政法人 農畜産業振興機構HP) |
野菜づくりの基本や各品目の特性とあわせて 品目毎の料理をまとめたサイトです。 (リンク先:独立行政法人 農畜産業振興機構HP) |
お問合せ先
農産局園芸作物課
担当者:中村、鶴屋、藤富
代表:03-3502-8111(内線4791)
ダイヤルイン:03-3502-5958