電気自動車(EV・PHEV)充電設備 スマートEVチャージシステム wayEV(ウェイブ)

電気自動車(EV・PHEV)充電設備
スマートEVチャージシステム wayEV(ウェイブ)
電力をシェアして
かしこく充電。

導入しやすい3つの理由

EVチャージの これからのふつう、 できました。

ふつうの暮らしの中で、
誰もがふつうにEV(電気自動車)に乗って、
必要なときに必要なだけ、
ふつうにEV充電ができる。
そんな毎日がいよいよやってきます。

wayEV(ウェイブ)は、
限られた電力をかしこくシェアして
何台ものEV(電気自動車)の
同時充電を可能にする、
新発想のEVチャージシステム。

電気を誰もが便利に使えることと、
電気を使いすぎないこと。
ふたつの願いを同時にかなえる
これからのスタンダード wayEVが、
カーボンニュートラル実現への
確かな道をひらきます。

wayEVなら、
みんなにうれしい。

wayEVは電気自動車(EV・PHEV)への充電量をリアルタイムでコントロール。
一定量の電力をかしこくシェアするので「電気自動車(EV・PHEV)の満充電の順番待ち(ゼロ充電車なし)」が起こりにくく、
電気の使いすぎもありません。

  • 集合住宅の入居率がアップ! 集合住宅の入居率がアップ!

    集合住宅の
    入居率が
    アップ!

    マンションオーナー

    電気自動車向けEV充電器の設置で物件の価値が上がり入居率がアップ。電気自動車(EV・PHEV)充電設備のwayEVなら電力ピークの平準化によって契約電力を抑えられます。

  • EV・PHEV社用車運用を効率的に! EV・PHEV社用車運用を効率的に!

    EV・PHEV
    社用車運用を
    効率的に!

    企業(事業所)・自治体

    設置・増設がしやすいwayEVの導入によってEV・PHEV社用車などの段階的なEVシフトが可能に。デマンド制御・スケジュール制御によって、ランニングコスト削減効果も。

  • EV充電で来場者増加、収益アップ! EV充電で来場者増加、収益アップ!

    EV充電で
    来場者増加、
    収益アップ!

    ロードサイド店舗

    滞在中の「ちょい足し充電」を見込んで電気自動車(EV・PHEV)ユーザーの来客が増加。経路中のEV充電スポットとして認知され、収益機会がアップします。

  • EV・PHEVユーザーに大人気! EV・PHEVユーザーに大人気!

    EV・PHEV
    ユーザーに
    大人気!

    観光地

    「EV充電設備ありき」の電気自動車(EV・PHEV)ユーザーから選ばれる人気の観光地に。wayEVならEV普及とともに段階的に増設していけます。

導入しやすい 3 つの理由

  1. 1

    電力コストを節減

    かしこい電力配分で
    電力契約の大幅変更が不要。

  2. 2

    選べる設置タイプ

    1台毎の壁掛型充電器や、
    3台分を集約した自立型充電器など
    設置環境に合わせてお選びいただけます。

  3. 3

    導入計画が立てやすい

    独立分散制御で後々の増設対応が簡単。
    さらに、クラウドで課金サービスに
    連携可能。

電力切れの不安を解消。ストレスフリーなEVライフ! 電力切れの不安を解消。ストレスフリーなEVライフ!

電力切れの
不安を解消。
ストレスフリーな
EVライフ!

今までのEV充電器に
できなかったことを
新発想のwayEV

電気自動車(EV・PHEV)の普及には、
生活圏の身近な場所への電気自動車(EV・PHEV)充電設備設置が欠かせません。
そこで、従来よりもより設置・導入がしやすいシステムとして、wayEVは開発されました。
限られた電力量の中で、必要な量の電力を配分するので、受電設備の増設や契約電力の大幅変更をしないで導入が可能。
電気自動車(EV・PHEV)ユーザーには待たずに充電が開始されるメリットがあります。

■従来型充電システムの場合

接続した順番で充電

後から接続した車は充電自体ができない場合がある

  • 充電開始順1 【図】従来型充電システムの場合1
  • 充電開始順2 【図】従来型充電システムの場合2
  • 充電開始順3 【図】従来型充電システムの場合3

■wayEVの場合

制御条件に基づく優先順位に応じて充電

一定距離を走れる量まで優先して充電する

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】wayEVの場合

比較条件:充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合

充電量を制御して
ランニングコストを削減。

電気料金を抑えられることもwayEVの大きな特徴。
電力総量を抑制するデマンド制御と、時間帯別に抑制するスケジュール制御によって
運用コストを大幅に削減することが可能です。

デマンド制御

デマンド契約値※を超えないように充電量をリアルタイムでコントロール。従来に比べて低コストでより多くのEV充電器を運用することができます。

※デマンド目標は、実際のデマンド契約値やトランス定格容量をご確認の上、その8割程度で設定してください。

※デマンド制御を行う場合は、別途SIM契約が必要です。

■デマンド制御をしない場合

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】デマンド制御をしない場合

デマンド契約値を超えるため、
年間の基本料金が上がる。

■デマンド制御をした場合

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】デマンド制御をした場合

デマンド契約値を超えないように
充電量を
コントロール。
年間の基本料金を抑制。

■試算方法

高圧の電気料金は、基本料金+電力量料金にて算出される。
直近12ヶ月での最大デマンド値が契約電力として設定され、
この値を基本料金の算出に量する。算出式は以下の通り。
基本料金(月) : 1,750円 × 契約電力 × 力率割引0.85※東京電力の場合

【wayEVにてデマンド値のピークに10kW抑制を行うと】

基本料金(月) : 1,750円 × 10kW × 力率割引0.85=14,875円

電気基本料金を
年間178,500
抑えることが可能

スケジュール制御

電力需要の多い時間帯での充電量を抑え、電気料金の安い夜間での充電量を増やす。
など
1時間単位、3パターンまで設定が可能。事業形態や季節に合わせて最適な充電方法を設定できます。

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】スケジュール制御しない場合・3時間単位でスケジュール制御した場合

一定距離走れる量を充電したら充電をストップ。
なるべく電気料金の安い時間帯で充電を行う。

先行優先モードと
均等割振モード

一定充電量を越えていないEV車両に対して、2つのモードで充電量をコントロールします。

先行優先モード

■充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合
  1. EV充電器への接続順で先行権が与えられ、
    優先的に充電電力を割り当てます。
    ※先行権…該当する車両へ、EV充電器の最大電流値を送電します。
  2. 車両の充電量が設定量まで達した場合

    設定量に達したEV充電器への充電は停止され、
    次に先行権を持つEV充電器へ最大電流値が送電されます。
    残りの充電量が3台目に供給されます。

  3. 充電総容量と比較して、
    設定量まで達していない車両の充電電流値の合計が少ない場合

    差分の電力量が、設定量まで達した車両へ均等に割り振られます。

    例)充電器AとBが設定量まで達し、充電器Cに先行権が移った場合
    充電総容量(60A)>先行権を持つ充電器の充電電流値(30A)となるため、
    残っている30Aが充電器AとBに均等に割り振られます。

  4. 全車両の充電量が設定量まで達した場合

    全車両に対し、任意設定された充電電流値が均等に割り振られます。

均等割振モード

■充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】充電器の充電総容量:60A(200V)/充電器の充電電流値:30Aの場合
  1. 使用可能な充電電力を均等に割り当てます。
  2. 充電量が設定量まで達した車両について

    設定量に達したEV充電器への充電は停止され、
    まだ設定量まで達していないEV充電器へ均等に割り振られます。

  3. 全車両の充電量が設定量まで達した場合

    全車両に対し、任意設定された充電電流値が均等に割り振られます。

一定距離を走行できる分を設定することで、たくさんの車両が充電可能になると同時に、電気の使いすぎを抑制します。

限られた電力を
有効活用
カワムラ×JAXAの
配電制御テクノロジー

限られた容量の電力をシェアして何台も同時に充電する
wayEV独自のシステムには、小惑星探査機「はやぶさ」の
技術が生かされています。

一方通行、だからいい。独立分散制御ロジックを活用。

太陽光発電をしながら宇宙空間を移動する「はやぶさ」。
同時に使える電力量には限りがあり、容量オーバーは許されません。
そのため、電力を効率よく活用する「はやぶさ」の独立分散制御ロジックと
カワムラ独自のテクノロジーを融合した技術によって、wayEVは生まれました。

従来のシステム

親機と子機が
双方向でやりとりして
充電量をコントロール

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】親機
【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】子機
  1. ①充電器の追加や削減の際に設定変更が必要
  2. ②中央制御が必要なので、サーバの設置が必要
  3. ③双方向通信なので、通信トラブルの可能性も

wayEVの充電システム

親機から子機へは
単一方向の通信で
トラブルが少ない

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】親機
【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】子機
  1. ①充電器の追加や削減などのシステム拡張が簡単
  2. ②中央制御が不要なので、サーバの設置が不要
  3. ③単一方向通信なので、通信トラブルが起こりにくい

従来のシステムに比べ、
EV普及に応じて充電
設備の増設がカンタン!

充電器管理クラウド wayEVクラウド

充電器管理クラウド「wayEVクラウド」に別途ご加入いただくことで、
多拠点の充電器の稼働状況データ確認や、認証課金などのサービスにご利用いただけます。

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】wayEVクラウド

※認証課金サービスは、お客様がご用意・検討されているサービス提供者さまとの連携の認証が
必要となります。詳しくは担当者へご相談ください。

システム構成図(例)

■MODE3 充電器対応普通充電 / ケーブル付き / 制御回路内蔵

■シングルモデル

制御の一体化により、狭小地でも柔軟な設置対応が可能。

■トリプルモデル

設備・制御の集約化により、工事費に大きなメリットがあります。

引込盤の設置費不要。 かかるコストは
幹線工事と充電器の設置のみ。
設備工事が約20%〜30%削減。

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】システム構成図

Q & A

基本性能について

wayEVの電源は必要ですか。
必要です。
計測ユニットと充電器(制御)ユニットは共にAC200V 単相2線式対応です。
急速充電には対応可能ですか。
対応しておりません。
計測ユニットと充電器(制御ユニット)間の通信は無線ですか、有線ですか。
標準は有線LAN(CAT5E以上)です。無線接続に関しては別途お問い合わせください。
設置方法を教えてください。
【計測ユニット、 充電制御ユニット、 シングルモデル(充電器)】壁掛・自立設置が可能です。
【トリプルモデル(充電器)】自立設置が可能です。
トリプルモデルとシングルモデルを併用運転できますか?
可能です。
充電器のケーブルの長さはどのくらいですか。
トリプル、 シングルモデル共に7.5mです。
耐用年数はどのくらいですか。
耐用年数は8年です。(屋外使用を想定)

対応車両について

車種に制限はありますか。
J1772(米国・日本における普通充電の標準規格)に対応している車両であれば充電が可能です。
車両の充電出力は何kWまで対応していますか。
Mode3充電対応車両で、 かつ6kW以下に限ります。

制御機能について

wayEVの充電制御ユニット(子機)は何台まで充電器を制御できますか。
充電制御ユニット(子機)1台でシングルモデルは12台、トリプルモデルは6台が制御可能です。拡張時の場合はご相談ください。
『一定走行が可能な充電量(設定量)』はどのように決めますか。
例えばマンション等で、 近隣に出かける際に最低限必要な充電量(走行可能距離)を任意に設定できます。(1kWh=6〜7km走行目安)
デマンド値の測定はどのように行いますか。
キュービクル内の複合計器より、パルスを取得します。
通信断、停電した時はどのようになりますか。
充電・制御機能は停止します。 通信、 電源復旧後に自動的充電制御機能は再開します。
車両の蓄電量を把握して、充電量を制御できますか。
Mode3の規格上、車両の蓄電量は把握できません。

運用について

ランニングコストはかかりますか。
クラウドをご利用いただく場合、ランニングコストは発生いたします。
クラウドサービスではどのようなことができますか。
充電器の状態管理や認証、課金などのシステムと連携が可能となります。
保守、メンテナンスは対応してもらえますか。
別途メニューをご用意しています。詳しくは弊社担当者までお問い合わせください。

■シングルモデル
ケーブル長 7.5m

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】シングルモデル

■トリプルモデル
ケーブル長 7.5m

【図:電気自動車(EV・PHEV)充電設備】トリプルモデル

仕様・定格

  充電器
(トリプルモデル)
充電制御ユニット内蔵
充電器
(シングルモデル)
充電制御ユニット
(シングルモデル用)
計測ユニット
品番 SEC-A12-* SEC-AS SEC-AS-* SEC-A-P
出力 最大6kW×3 最大6kW
定格電圧 AC200V 単相2線式
定格周波数 50/60 Hz
通信方式 計測ユニット間/
IEEE802.3 100Base-TX
クラウド間/LTE
充電制御ユニット間/
IEEE802.11n 2.4GHz
充電器間/
IEEE802.11n 2.4GHz
クラウド間/LTE
充電制御ユニット間/
IEEE802.3 100Base-TX
使用範囲 温度 -25~40℃ -10~40℃
湿度 45〜85%
サイズ H1470×W490×D390 H403×W230×D120 H500×W400×D160
重量 102kg 10.5kg 11.5kg 11kg
筐体材質 鋼板製
保護等級 IP44準拠

※塩害地域でご使用の場合はご相談ください。
※品番は使用によって異なります。お問い合わせください。

■充電器(トリプルモデル)
充電制御ユニット内蔵

品番 SEC-A12-*
出力 最大6kW×3
定格電圧 AC200V 単相2線式
定格周波数 50/60 Hz
通信方式 計測ユニット間/
IEEE802.3 100Base-TX
クラウド間/LTE
使用範囲 温度 -25~40℃
湿度 45〜85%
サイズ(mm) H1470×W490×D390
重量 102kg
筐体材質 鋼板製
保護等級 IP44準拠

■充電器(シングルモデル)

品番 SEC-AS
出力 最大6kW
定格電圧 AC200V 単相2線式
定格周波数 50/60 Hz
通信方式 充電制御ユニット間/
IEEE802.11n 2.4GHz
使用範囲 温度 -25~40℃
湿度 45〜85%
サイズ(mm) H403×W230×D120
重量 10.5kg
筐体材質 鋼板製
保護等級 IP44準拠

充電制御ユニット(シングルモデル用)

品番 SEC-AS-*
出力
定格電圧 AC200V 単相2線式
定格周波数 50/60 Hz
通信方式 充電器間/
IEEE802.11n 2.4GHz
クラウド間/LTE
使用範囲 温度 -10~40℃
湿度 45〜85%
サイズ(mm) H500×W400×D160
重量 11.5kg
筐体材質 鋼板製
保護等級 IP44準拠

計測ユニット

品番 SEC-A-P
出力
定格電圧 AC200V 単相2線式
定格周波数 50/60 Hz
通信方式 充電制御ユニット間/
IEEE802.3 100Base-TX
使用範囲 温度 -10~40℃
湿度 45〜85%
サイズ(mm) H500×W400×D160
重量 11kg
筐体材質 鋼板製
保護等級 IP44準拠

※塩害地域でご使用の場合はご相談ください。
※品番は使用によって異なります。お問い合わせください。

仕様及び外観等は予告なく変更する場合があります。

記載内容:2022年9月現在

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