事実を整える

Nathan(ねーさん) ほぼオープンソースをベースに法的観点を含む社会問題についても、事実に基づいて整理します。

朝日新聞が西谷文和の盗用写真を掲載、記事削除:「撮影者・撮影日時を特定できなかった」

朝日新聞、写真盗用

ノーチェックだったという恐怖

朝日新聞「撮影者や撮影日時が特定できなかった」画像を掲載

朝日新聞がアフガニスタン情勢について複数画像の「撮影者や撮影日時が特定できなかった」として記事の公開終了し、ツイートも削除しました。

しかし、くおりてぃぺーぱーがGoogleで画像検索をかけるとか最低限のチェックはしていないことが判明し、戦慄を覚えた人が続出しています。

朝日新聞が写真を盗用:記事削除も姿勢に疑問が

https://archive.is/7nErT  https://archive.is/OzYMj https://archive.is/ZjjXB

これらの写真が各アカウント(の中の人や社員)が撮った写真なのかは定かではないが、少なくとも「西谷氏が通訳から提供を受けた」という話は嘘であることが確定。これだけ多数の場所の多数の写真を提供できる通訳という時点で実在性に疑問が生じる。

西谷文和の写真盗用・時系列詐欺の前科

西谷 文和(にしたに ふみかず、1960年-)は、大阪府出身のフリージャーナリスト。ABC「おはようパーソナリティ道上洋三」でたびたび出演しており、シリア情勢などを解説している。西谷文和 - Wikipedia

https://archive.is/hL7N3

https://archive.is/kdkyj

西谷文和の写真盗用・時系列詐欺の前科があります。

特定されていた方がいました。

https://archive.is/JRHBe

ゴミ捨て場のゴミを食べてる男性の写真、ネットではもっと過去のものが見つかる。

https://www.facebook.com/%D8%B1%D9%88%D8%BA-%D9%84%DB%8C%D9%88%D9%86%DB%8C-195155010819183/photos/844684545866223(魚拓)

Googleで画像検索すると2019年5月13日の個人のFacebook上に投稿されたものが見つかるが、これとてこの人が撮影したのかは不明。

ニューヨークタイムズの写真は遅くとも2020年に確認できる。

https://web.archive.org/web/20201112015847/https://www.nytimes.com/2013/05/25/world/asia/insurgents-attack-near-un-mission-in-kabul.html

Children ran from Kabul’s diplomatic quarters after a bomb attack.Credit...Omar Sobhani/Reuters

という説明書きがあり、ロイターから引っ張ってきたものだというのが分かる。

まとめ:写真のノーチェックは朝日新聞の体質なのか

アサヒグラフにも掲載された写真が、コピペによる加工が施されていたものだったが、つい9か月前にツイートされた際には何らの注釈も付けられていなかったことが判明した事件がありました。

この「前科」があるので写真のノーチェックは朝日新聞の体質なのかもしれません。

ところで、朝日新聞はつい最近、ソーシャルメディアポリシーを発信しましたが、SNSじゃなくてWEB記事の方はこのポリシーは適用されないんでしょうか?

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