これまでは、主に企業や店舗などに設置されていたネットワークカメラ。無線LANやネットワーク機器の普及により、家庭用としても手頃な価格で導入できるようになりました。
ネットワークカメラは防犯用に使うだけでなく、ペットやお子様の見守りなど、さまざまな用途で利用することができます。
今回は家庭用ネットワークカメラの選び方についてご説明しましょう。
家庭用のネットワークカメラといっても、業務用のネットワークカメラに負けない魅力的な機能を搭載した製品は数多く登場しています。その中でもチェックしておきたい機能を以下でご紹介します。
パン、チルト、ズーム機能 パンは横方向、チルトは縦方向の首振り機能です。部屋の中心にカメラを設置しておけば、ほぼ全体を見回すこともでき、撮影範囲が大きく広がります。ズーム機能があれば、小さいものも拡大してチェックすることが可能。また、スマホとの連携機能があれば、外出先からもカメラの向きをコントロールすることができます。 |
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防水機能 屋外に設置する場合は、防水性のある屋外対応のものを選ぶようにします。屋根が付いていて雨に濡れにくい場所でも、湿気やほこりなどの影響で故障する可能性が大きいため、屋内専用のカメラを屋外に取り付けるのは控えましょう。 |
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暗視機能 暗くなると自動で暗視カメラモードに切り替わる「暗視機能」が付いているカメラなら、夜間での撮影が可能です。中でも、赤外線LEDが搭載されているものであれば、光のない暗闇の中でも数メートル先まで撮影が可能になります。 |
家庭用ならではの便利な機能やおすすめの機能を搭載しているネットワークカメラがあります。以下で、ぜひチェックしておきたい機能をいくつかご紹介いたします。
スマホとの連携機能が搭載されているネットワークカメラなら、自由度が高くさまざまな使い方ができます。外出先からスマホで撮影した映像を確認したり、ライブカメラのようにリアルタイムで部屋内の様子を確認したりすることも可能。ペットや自宅のお子様、ご年配者の見守りとして使うこともできます。 また、異常があった場合にメールで知らせてくれる動体検知機能など、便利な機能が付いているものも多くあります。
アパートや賃貸物件であれば特に、壁や柱を傷付けることもできないので、取り付け方法が課題になってくるでしょう。クリップで挟むタイプや、簡単なねじ止めで設置できるタイプであれば、家具などに取り付けることも可能なので、取り付け方法が簡単なものを選ぶのも1つのポイントです。
ネットワークカメラといえば有線(LANケーブル接続)が主流でしたが、今日では家庭用を中心にワイヤレスタイプのものが多く提供されています。ワイヤレスであれば家庭用のコンセントだけあれば設置可能なので、面倒な配線処理も不要。設置場所の変更も簡単にできるので、ワイヤレスタイプを選ぶのがおすすめです。また、別途で無線LANのアクセスポイントなどが必要になります。
ネットワークハードディスク(NAS)への録画に対応したカメラであれば、内蔵したメモリーカードへ録画する以外に、ハードディスクへの保存も可能です。例えば2GBのメモリーカードですと、HD画質(1280×720)で録画した場合、2時間半程度しか録画できません。容量の大きいハードディスクなら、長時間録画も可能な上、不要なデータは簡単に消去できるのでとても便利です。
※弊社取り扱いのネットワークカメラは、上記の機能に対応していない機種もございます。あらかじめご了承ください。